諸塚のおいしんぼ -vol.5 てっぱん-
諸塚村にも"てっぱん"があるんです!
テレビに登場するお好み焼き屋さんも温かい雰囲気ですが、諸塚村の"てっぱん"こと「うさぎ屋」も
負けず劣らず温かく、村民の憩いの場の1つになっています。
お好み焼きブームの到来を先読みしたかのようなこちらのお店は、2009年10月にオープンしたば
かりのお食事処。
おいしいお好み焼きだけではなく、諸塚産のほうれん草など地元の食材や特産品を使ったオリジナ
ルメニューが次々と登場するお店で飽きることがありません。
そして、うさぎ屋さんには村で唯一のカラオケルームがあるんです。
このお店がオープンする前は歌いたい気分の日でもすぐには歌えず、わざわざ日向までカラオケに行
っていたものですが、おかげさまで曲の流行にも取り残されなくてすみました・・・。
さらに、店内をじっくり見ると、鉄板焼きやカラオケだけではなく店の内装からメニューの構成や見せ
方までオーナーさん(同じ高校出身!)の徹底した研究ぶりが窺えるんです。
(↑ うさぎ屋のスタッフの皆さん)
自称"こだわり屋"の私が一番心をくすぐられるのは「店に入った時と出る時」。
スタッフの皆さんから、いつも気持ちのいい「いらっしゃいませ~」と「ありがとうございました~」という
言葉をいただき、さらに「お疲れ様です。」という言葉までいただくのです。
私の場合は、食べ物よりもそんな些細なお心遣いで十分です。
1日の疲れを癒しながら飲んで歌える場所がある。
「村民ニーズ」と表現すると大げさに聞こえるかもしれませんが、諸塚ライフの質という意味では案外
大きな意味を持っているのではないでしょうか。
少なくとも私は、うさぎ屋さんに行くといつも必ず誰かと顔を合わせますので、少しだけ足を突っ込み
かけていた「一人酒」も遠のき、おかげで寂しい思いをしたことがありませんでした。
送別会シーズン真っ只中のこの時期。
このうさぎ屋さんのお好み焼きをもう一度食べておきたい今日この頃です。
また、食べにゆきます。