2019年10月の記事
地域の未来を考える「話し合い」始まってます
中山間界の新人・Doん子です。
今回はかなりまじめなお話。
「人口減少時代」と言われて久しいですが、
みなさん、これからどのくらい人口が減っていくかご存じですか?
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、
直近の国勢調査2015年で約110万人いる宮崎県の人口は、
30年後の2045年には約3/4の82.5万人ほどになるとされており、
市町村によっては、半分以下の人口になると見込まれているところもあります。
将来的にこのような人口になった時に、身の回りでどんな変化が起きるでしょう?
「う~ん、数字の上では分かるけど、イマイチ実感がねぇ。。。」
「最近空き屋が増えたり、一人暮らしのお年寄りが増えたりしている気はする
けど、あと10年たったらどうなるっちゃろうね?」
「20年後?まだまだ先じゃろ?」
そんな方に見ていただきたいのが「ひなたまちづくり応援シート」。
おおむね小学校区から中学校区の単位で、
将来の人口ピラミッドや1人暮らしの高齢者の世帯数といった特徴が簡単に見られます。
こちらからダウンロードして見てみてくださいね。
県内とある地区で、これまでの傾向が今後続いた場合の人口ピラミッド予測 ↓↓
さて、県内ではこのシートを使って、
「20年後にどんな問題が起きるだろう?」
「今のうちに取組みを始めた方がいいことないだろうか?」
といった話し合いを始めた地域があります。
都城市庄内地区はそのひとつ。
Doん子の先輩、Sさんがレポートしてくれました。
からご覧ください。
県内では、ここ以外にもいくつかの地区でこういった話し合いが始まっています。
Doん子がお邪魔した地区でも
「人数が半分になったら地区の草刈りはできるだろうか?」
「自治会の役員ってこのままの人数で大丈夫?」
「免許返納しても買い物に困らないだろうか?」
「なんか今までの方法を変えんといかんよね?」
なかなか普段口にだして言うことがないことも、
みんなで同じグラフをみて声に出していってみると、実感が沸いてくるようです。
ぜひ、みなさんの地元でも使ってみてはいかがでしょうか?
以上、Doん子がお伝えしました。
第4回宮崎草団子選手権
中山間界の新人、Doん子です。
Doん子が中山間地域を代表するスウィーツ、草団子を勝手に食レポする「宮崎草団子選手権」。
軽いノリで始めたこのシリーズも4回目となりました。今回は西米良村村所女性部「いとまき倶楽部」の「よもぎ団子」から。
近年、西米良村の伝統野菜、いとまき大根の加工を手がけてらっしゃる
元気な女性達のよもぎ団子です。
早速、食べてみます。
うん、団子というよりもおまんじゅうに近いですね。
餅米の粉ではなく米粉と小麦粉を使っているからなのでしょう。
ふわっとした肉厚の皮で非常にソフトな歯ごたえ。
中身は砂糖控えめな粒あんです。
サクッと食べられます。
続きましては、道の駅北方「よっちみろや」で購入した
地元の加工グループ「天馬グループ」のよもぎだんご。
道の駅に併設している加工グループで作っているので、
タイミングがよければできたてホヤホヤを買うことができます。
こちらもいただいてみましょう。
色鮮やかな団子から、爽やかなよもぎの香りが漂います。
中は少し粒のある餡子。
皮のモチモチ感がちょうどよい感じです。
最後は、ちょっとスピンオフしておはぎの登場。
道の駅とうごうの新たな名物「とまめおはぎ」。
小豆だけでなく唐豆を混ぜ込んでいるので、独特の風味が味わえます。
「小豆のパサパサ感が苦手」という方にお勧めしたい一品です。
宮崎にはまだまだ個性あふれる草団子が存在しますよ!
ぜひ、道の駅や直売所を訪れた際には、団子コーナーをチェックしてみてください。
場所や作り手によって微妙に微妙に本当に微妙に違うからこそおもしろい草団子ワールド。
これからも開拓していきたいと思います。
バックナンバーはこちらから>
黒岳だんご(諸塚村)、ふくだんご(日之影町)、イチゴいりよもぎ団子(日南市大戸野)
草だんご(日南市酒谷)、耳川団子(日向市東郷町)、草団子(椎葉村)
さるかけダンゴ(延岡市北方)、まりちゃん手作りだんご(日之影町)、西郷だんご(美郷町)