2015年6月の記事
日南海岸風景~猪崎鼻を訪ねて~
事務局より、2代目Nです。
本日私が紹介するのは、国道220号、油津の市街地から南へ向かってすぐの猪崎鼻です。
21日(日)に日南海岸をドライブしていたところ、「猪崎鼻公園」を示す標識があり、「どんな公園なんだろう?」と立ち寄ってみました。
地図でいうとこちら。
立ち寄ると、そこから眺める太平洋は絶景でした!
この場所は、昭和54年(1979年)に、宮崎県で行われた第34回国民体育大会において、皇太子同妃両殿下(現在の天皇皇后両陛下)がヨットレースを御観覧された地でもあります。
この地で、実は、先日21日(日)にも、ヨットレース(ウィンドサーフィン)を行っておりました。
近くで観戦していた学生さんに話をお伺いしたところ、なんと、このレースで国体の宮崎県代表を決めるとのこと。
ちなみにウィンドサーフィンは、帆に風を受けて目的地に向けて進むスポーツで、その風向きは波の立ち具合等から判断しなければなりません。その判断を誤ると、たちまち逆転を許してしまうようです。このスポーツは、体力はもちろんですが、判断力が必要なのだと感じました。
この場所から海を眺めると、ゆっくりとした時が流れて気持ちがいいものですが、レースの現場では、出場をめぐって激しいレースが繰り広げられていました。
21日はあまり風が吹きませんでしたが、風が吹くともっと気持ちの良い場所だと思います。この夏、日南海岸をドライブされる機会があれば、ぜひお立ち寄りしてみてはいかがですか?
コーンなにコーンだらけな季節は今だけ!!
ネイマールです。
「いっちゃが広場」は、西都市の中心市街地にある、JA西都が運営する直売所。
店内には、西都市を中心に、地元の新鮮な農畜産物、加工品などが販売されています。
夏を前にしたこの時季、主役に躍り出るのが、
そう、"スイートコーン"です。
まばゆいばかりの鮮やかな黄色い粒がぎっしりと詰まった旬の味覚が、
「私を手に取って~」言わんばかりに棚に並んでいたり、緑の葉のベールに包まれたまま箱の中で誰かとの出逢いを待っていたり、
広い店内でもセンターポジションに陣取っています。
その一角には、試食コーナーが。
中には、沢山の誰かの胃袋に収まって、空っぽのお皿も。
ネイマールも、パクリ。
何でしょう、この甘さ!
小さな一かけの中に、夏を乗り切るための元気のもとが凝縮されているではありませんか。
日頃口にするものから、その「瞬」間に「旬」を感じる、
大切でもあり、ある意味贅沢なことではないかな、思います。
「地産地消」。この言葉が言われるようになって随分久しいですが、
肩肘張らず、身近なところから、楽しく実践してみませんか。
皆さ~ん!せっかくですから、美味しくて体に良くて新鮮なものを
思う存分堪能しましょう!!
中山間盛り上げ隊参加と牧水公園(日向市東郷町)
事務局のY・Tです。
ブログを書いている今日も「雨」。
今年は、例年以上に梅雨らしい梅雨のような気がします。
さて、今回私は、日向市東郷町坪谷地区で開催されました、「食・農体験触れあい事業」(体験田における田植え等の支援)に、「中山間盛り上げ隊」の隊員として参加してきました。
今回の活動は、福祉施設を利用されている皆さんと、東郷町坪谷地区の皆さんとの交流をお手伝いさせていただくというものです。
田植えの会場です。
少し雨が降っていたのですが、全員で手植えをして楽しい時間を過ごさせていただきました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
中山間盛り上げ隊の活動を終えた後、歌人若山牧水の生家と、牧水公園を訪ねました。
若山牧水の生家です。
バス停が生家の前にあります。
生家のすぐ近くには、若山牧水記念文学館やコテージ、テニスコート、パターゴルフ場などの施設が整備された「牧水公園」があります。
若山牧水記念文学館です。
貴重な資料が展示されています。
向こうに見えるのが管理棟。紫陽花が出迎えてくれました。
公園内には、地元のそば粉を使った十割そばが一押しの「牧水庵」や、これから迎える夏にピッタリの「河川プール」もあります。
文学に触れ、レジャーも楽しめる日向市東郷町の「牧水公園」。
訪れてみてはいかがですか。
マジ(真剣)にモジ(文字)に向き合う。
ネイマールです。事務局のある九州南部も、ついに梅雨入りしました。
ほぼ1年前にもブログで御紹介した宮崎県立西都原考古博物館。
開催中の、今年度第1回目の企画展「文字が伝えたもの」は、
文字に関する数々の出土品から、当時の人たちの想いについて考える...をコンセプトにした企画です。
宮崎県内を中心に出土した、様々な文字の書かれた、様々なモノの中からほんの一部を御紹介します。
まずは「刻書土器」(こくしょどき)と呼ばれる、文字を刻んだ後に焼かれた土器。
「大」
お次は「墨書土器」(ぼくしょどき)と呼ばれる、焼いた後に墨で文字の書かれた土器。
「用」
中にはこんなものまで。
「男山」
...日本酒?
「金丸」? ...この苗字の方、あなたのお知り合いやお友達に、お一人ぐらいいませんか??
さてこれは・・・
奈良~平安時代に置かれた郡衙(ぐんが)、つまり役所で使用された銅印「児湯郡印」。
郡印は全国でも3つしか出土例がないという貴重なモノとのこと(西都市所蔵の国指定重要文化財)。
以前、今の児湯郡を仕事の範囲としていたネイマール、世が世ならこれを押していたかもと思うと、親近感はただならぬものがあります。
当然のことかもしれませんが、その文字は、何らかの意味や役割があって、そのモノに書かれ(刻まれ)、大切なメッセージを伝えているということ。
これは、私たちが生きる現代においても、何ら変わるものではありません。
ところがいざ日頃の自らを顧みると、文字というものを何と軽く、雑に扱っていることか...、
先人たちの遺物を前に、反省しきりネイマールでありました。
この企画展は、6月21日(日)をもって幕を下ろしますが、今年度中には、他にも企画展や特別展などが企画されているようです。
あなたも、古(いにしえ)の風が吹く西都原に、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
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