2014年5月の記事
吉都線100周年ツアー☆その2
みなさま、お久しぶりです。
県職員が自ら実践し、その体験・感動を発信することで、県民運動の盛り上げの一助になればとの思いからスタートしたもので、これまで5回ものツアーが開催されました!
第5弾は、2月15日~16日に「吉都線100周年記念!列車で楽しむ霧島周遊の旅」と題して、その名のとおり、吉都線の列車を貸し切って、都城、高原、小林、えびのを観光しました!
朝は、都城市の方に案内をしていただきながら、都城の街中を散策。
そういえば最近、ミイラ化したカッパの手足が公開されているとかで、噂になっている場所では・・・!?

ここに来れば " 落ちない " !?
事務局員Nです。 県央部にある人口約5千人の町、児湯郡木城町。 この地に、かつて築かれた山城「高城(たかじょう)」は、町役場や金融機関、商店などがある地域「大字高城」に、その名を残しています。 その跡地は「城山公園」として整備され、春にはお花見も楽しめます。 石段を駆け上がること数分で頂上へと到着。 早速、やぐらを模した時計台に向かいます。 時計台に上がると、眼の前には、木城町の中心市街地と、 その間を西から東へ抜けるように、奥日向から太平洋へと注ぐ小丸川の流れ、さらには豊かな田園地帯...という素晴らしい景色が広がっていました。 気分は、戦国時代の高城城主・山田新介有信(やまだしんすけありのぶ)! 実はこの高城、2度も大軍に攻められたのに落城しなかったという スゴイお城。 1度目は、天正6年(1578年)、北部九州を支配していた大友宗麟の軍勢。 その数・約5万! さらに2度目は、天正15年(1587年)、天下統一目前の豊臣秀吉の弟・秀長の軍勢。 その数なんと約15万!! それを相手に、わずか(詳細は???)の手勢でこの城を守り切ったというのです!!! 4百数十年前、山田新介有信は、何を思いながら大軍勢を眺めていたのでしょう...。
そのよう中、私が考えついたのは、2度も落ちなかったこの高城を、もっと大々的にPRしてはどうかということ。 いろいろな人たちをターゲットにした"落ちない"スポットにする、というのはいかがでしょう? ① 受験に"落ちない" ② 売り上げが"落ちない" ③ 危険な作業現場から"落ちない"など...。 かなり強引ではありますが、ひょっとすると、この高城が一大観光地化して、ひいては中山間地域・木城町の振興に一役買うことになるかもしれません。 「これからも、いろんなジャンルから、中山間地域のことをみて、考えていこうかな」と、小さく決意表明しつつも、市街地にある某有名菓子店を遠目に探す私。 多分、私のような食いしん坊が城主では、兵糧がすぐに底を尽き、 あっさり落城...でしょう。
100年の伝統を誇る三股町の「早馬まつり」
こんにちは、交流職員のはしぐちです。
今日は三股町の「早馬まつり」をご紹介します。
「早馬まつり」は都城・北諸地方における2大祭りと言われ、
100年以上の歴史があります。
会場となる早馬公園でジャンカン馬踊りなど郷土芸能が奉納された後、
各地区で「庭もどし」と呼ばれる踊りが披露されます。
その「早馬まつり」が今年も4月29日(火)に開催されました。
見どころは、やはりジャンカン馬踊りです。
煌びやかに着飾った姿は、とても艶やかで魅了されます。

ところで、こう呼ばれるようになった由来は、
馬に受けた鈴などの音が「ジャンカン」と聞こえるからとのことです。
確かに聞こえますよ「ジャンカン、ジャンカン」と・・。
「ジャンカン馬踊り」についてもっと詳しくは、こちらをご覧ください。
宮崎県庁HP『みやざきのうたと芸能101』より「ジャンカン馬踊り(都城市・三股町)」
さて、午後からはミマタレンジャーなど
町内のいろいろなグループの催しが披露されました。
息子が所属する三股中学の吹奏楽部は、
普段のクラシック音楽ではなく
地元ゆかりの音楽をアレンジして聴かせてくれました。

実はこの「早馬まつり」久しぶりに見に行きました。
見に行ったきっかけは、息子が吹奏楽で参加するからでしたが、
ジャンカン馬の華やかさに加えて、
ミマタレンジャーでは同級生が頑張っていて、
懐かしい気持ちに浸ることができました。
もしかたしたら、
皆さんの中にも私のように地元の祭りから遠ざかっている方もいるかもしれません。
でも久しぶりに行くと、
新鮮な発見をするとともに、
地域で頑張っている知人を見て元気づけられるかもしれませんよ。
綾国際クラフトの城で陶芸体験
事務局のY・Tです。
先日、綾町にあります「綾国際クラフトの城」を訪ねました。
綾町は、小学3年生、4年生の副読本にも「照葉樹林のまち」、「有機農業のまち」として紹介されていますが、「工芸のまち」でもあり、伝統工芸を多くの方に楽しんでいただくための「綾国際クラフトの城」という施設があります。
ここには、たくさんの伝統工芸品が展示・販売されている「工芸館」や、陶芸や織物などの体験ができる「体験館」などもあります。
今回は、陶芸を体験してきました(と言っても実際に体験したのは娘です)。
「陶芸・織物体験館」です。
陶芸を体験
テレビでは見たことがあるのですが、実際に体験してみると難しいようで、大人の方もなかなか苦労されている様子でした。
それでも、先生の指導もあって30分ほどでできあがりました。
この後は、体験館の方が上薬を塗って、焼いていただいて40日程度で完成するそうです。
「綾クラフトの城」には、敷地内に「綾陽校記念館」という建物があります。
この「綾陽校記念館」は、明治21年に建築された綾小学校の校舎を当時のままの姿で移転させたものです。
「綾陽校記念館」です。
そして、「綾城」へ。戦国初期城楼建造物としては、日本で初めて建てられたそうです。
「綾城」です。
「綾城」から撮影しました(綾町が一望できます)。
この日は、「綾町ふれあい館」でタンデム自転車(2人乗り自転車)と電気自転車を借りて、家族でゆっくりと綾町を楽しんできました。皆様もいかがですか。
WINDING ROAD 曲がりくねった道の先に~♪ ☆★
私が幼少期の頃を過ごした小林市・えびの市には、名水として知られる出の山(小林市南西方)や、小池(えびの市田代)など、県内でも有数の湧水スポットがあります。
そんな中、えびの市の出水(でみず)地区にも湧水スポットがあるとの情報を得て、遊びに行って参りました。
詳細な場所が分からなかったので、
不安を背負いながら、曲がりくねった道を進んでいきました。
すると、あった!!
そこは「出水観音」
観音堂の建立は今から約1000年前とのことで、本堂の前には霧島山系のとても綺麗な地下水が湧き出ている池があり、その池を縦断するようにして参道を渡ります。
また、ここは子宝に御利益のある観音さまとしても知られているようで、小石を一個いただき、子どもが生まれたら二個返すという風習が残っているようです。小さな石に願いを込めて、たくす。そして、成就した際には、お礼として倍にして返すといったところでしょうか。
昨年話題となった某ドラマの言葉を借りれば、
「倍返しだ~~~~~~~ぁぁあ」(※良い意味)
また、このあたりは、コブクロ(本県出身の小渕さんがメンバー)さんと絢香さんの曲(♪曲がりくねった道の先に待っている いくつものの小さな光~)で話題となった、日産自動車の某CM(小鹿がでてくる)も、この付近で撮影されたとのこと。
思わず、この曲を口ずさみながら、
「曲がりくねった道の先をなんとか模索していきながら、
一歩一歩を進んでゆかねば。それが人生!?」
と思った今日この頃でした
(意味深のようですが、特に意味はありません)。
西米良村を訪ねました②。西米良温泉ゆたーと。
5月3日(土・祝)、西米良村おがわ作小屋村で開催された「第15回カリコボーズの山菜まつり」を後にし、「西米良温泉ゆたーと」に向かいました。
途中、立ち寄ったのは「いきいき集落」の横野地区。この日は年に一度の「横野ふれあい販売」が開催されていました。
「横野ふれあい販売」です。(「いきいき集落」ののぼりがたくさん設置されていました)。
「横野ふれあい販売」では、ほおづきの苗や柚子の加工品を購入。柚子の加工品は、柚子の皮をひょうたんのような容器に入れたもので、料理の香り付けに合いますよ。
横野地区を後にし、「西米良温泉ゆたーと」に到着。
「西米良温泉ゆたーと」です。
「西米良温泉ゆたーと」の一番の良さは何と言っても、肌がつるつる、すべすべになる泉質。
露天風呂で、新緑を見ながら温泉につかれば、何とも言えない気持ちよさ。
対岸の新緑が迫ってくるようなすばらしいところにあります。
対岸の新緑です(ウッドデッキから撮影しました)。
「西米良温泉ゆたーと」には、コテージを備えた「双子キャンプ村」が隣接しています。コテージと夕食そして温泉入浴が付いて、一人3,500円から利用できるそうです。
大自然が満喫でき、夜ともなれば星降る夜空が楽しめますよ。
お問い合わせは、電話0983-36-1833です。
西米良村を訪ねました①。おがわ(小川)作小屋村
事務局のY・Tです。
今年のゴールデンウィークもあっという間に過ぎてしまいましたが、5月3日(土・祝)、西米良村おがわ作小屋村で開催されました「第15回カリコボーズの山菜まつり」に行ってきました。
小川地区(いきいき集落に認定されています)は、宮崎市内から国道219号で西都市内を通り、越野尾地区を右折し、そこから6kmほど入ったところに位置していて、人口約100名、高齢化率約65%の集落ですが、平成21年に集落経営・交流拠点施設「小川作小屋村」がオープンし、今では年間約3万人の方が訪れ、平成25年度地域づくり表彰の「国土交通大臣賞」を受賞しました。
小川地区の風景です(昼食をとりながら撮影しました)。
この日も、たくさんの方が来られていて、西米良村のイメージキャラクター「ホイホイ君」がお出迎え。
「ホイホイ君」です。
たくさんの方が来られていました。
開会行事で、小川作小屋村運営協議会の上米良会長さんが、「中山間盛り上げ隊」への感謝を述べられていましたが、この日は、事務局の方も含め16名の皆様が受付や特産品の販売、交通整理のお手伝いをされていました。本当にお疲れ様でした。
また、「中山間盛り上げ隊」の隊員として、都城市高崎町のいきいき集落「笛水地区」の公民館長さんも参加されていました。
笛水地区の公民館長さんです(笛水地区には「茅葺きの里 笛水」という直売所もありますので、こちらにも是非お越しください)。
揚げたての「山菜の天ぷら」や煮しめ、ちらし寿司などを購入し、すばらしい景色とともに美味しくいただきました。
「おがわ作小屋村」にはコテージも数棟あって、一人3,700円から(宿泊と夕食、朝食込みです)で利用できるそうです。
古き良き日本の原風景に触れながらゆったりとした時間を過ごすのも良いかもしれません。
お問い合わせは、電話0983-37-1240です。
ひのかげ棚田まつり
4月27日(日)、日之影町にて、
「森林セラピーウォーク in 棚田まつり」がありました。
われわれ中山間のスタッフも参加させていただきました!
まつりの舞台となる戸川集落は「日本の棚田百選」に選ばれており、毎年この時期に「棚田まつり」が開催されます。
森林セラピー基地として認定された日之影川沿いを歩く「森林ウォーク」も開催されました。
始めに、日之影町役場にて開会式が行われました。
朝早くから多くの人が集まりました。
驚いたのは、参加者の年齢層の幅広さ!最年少は3才、最年長は79才とのことでした。
これからみんな一緒に7㎞を歩きます!
写真は元気なうちに撮りましょう!ということで、歩き始める前に元気な様子をパシャリ☆

スタートしてまもなく、ひらひらと揺れる魚が!
こいのぼりでした。風に揺られて、気持ちよさそうに泳いでいました。

森林に囲まれながら、各自のペースで歩きます。とても癒やされました♪



歩くこと2時間・・・
見えてきました石垣の村!

到着すると、すでに多くの人が到着し、昼食を取り始めていました。
右下に緑の旗が見えますが、このまつりでは「中山間盛り上げ隊」も活動し、煮しめの振る舞いや餅まきの準備をしていました。

うどん、おにぎり、煮しめをいただきました。優しく懐かしい味でした。とても美味しくいただきました☆

町内外から集まったゲストによるステージもありました。
大自然に囲まれ鑑賞できて、なんとも贅沢な気分でした!

ステージを離れて、戸川集落の方の案内をもとに、集落をぶらり散策しました。
これが、まつりの名称ともなっている「棚田」です。日本の棚田百選にも選ばれています。

散策を終え、お祭り会場に戻ると、まつりが終盤に近づいていました。
まつりのラストを飾るのは、毎年恒例の餅まき!
「どこに投げればいい~?」「こっちこっち~!」
皆さんの元気な声が響いていました。

天気もなんとか持ちこたえて、今年も「棚田まつり」が無事終了しました。
準備から当日の段取りまで、ご尽力いただいた日之影町の方々、本当にありがとうございました。

(倉)
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