2013年11月の記事
志布志湾の美しさと日南市南郷町の「よわら夢ひろば」
事務局のY・Tです。
11月最後の日曜日、宮崎市内から国道220号を南へ車を走らせました。
来週は12月だというのに、この日は穏やかな天気で、風もなく、ポロシャツ1枚で十分な暖かさ。
到着したのは、串間市内にある「イルカランド」。宮崎県と鹿児島県の県境です。
ここから撮影した志布志湾。きれいでしょう!
「志布志湾」
串間市から帰路の途中に立ち寄ったのが、日南市南郷町にあります直売所「よわら夢ひろば」。
国道220号沿い、榎原(よわら)神社の鳥居のすぐ近くにある黄色い建物です。
「よわら夢ひろば」
「よわら夢ひろば」が開店したのは、以前地域にあったお店がなくなり、地域の方々が日用品を買うのにも事欠くようになったため、地域の方々で会社を設立されたそうです。
店内には、地域でとれた新鮮な野菜や果物などがたくさん販売されています。
地域の生活の拠点ともなっている「よわら夢ひろば」で私が購入したのは、「ふくれ菓子」と「シークワーサー」。
「ふくれ菓子」は車内で食べたのですが、後部座席の妻と娘が「柔らかくて美味しい」と言うので、私も一口。旨い。もう一口食べようと後部座席に声をかけた時には最後に娘が食べようとしていた一欠片となっていました。それを半分にして私に渡してくれました。
昔ながらの柔らかいお菓子「ふくれ菓子」。「よわら夢ひろば」にお立ち寄りの際には食べてみてください。
それから「シークワーサー」は、今晩あたり焼酎と一緒にいただこうと思っています。
ジビエの取組~地域活性化・フードビジネスにつながるか?
ジビエ~狩猟で捕獲した野生鳥獣の肉~を活用した取組の一つとして、
延岡市北川町で獣肉加工施設が設置され、加工品の製造等が行われています。
北川町での有害鳥獣駆除など捕獲された鹿の1/3は、ここで処理されています。
県内の野生動物による農林作物等の被害額は、平成24年度で約11億円。
駆除により捕獲されたシカは、自家消費を除いて多くが埋設されている状況です。
静岡県伊豆市が市営で運営している解体処理施設「イズジカ問屋」は、
命ある動物を有効活用しようということで、建設されています。
また、市内の料理店では、「イズシカ丼」がご当地グルメとして販売されています。
(静岡県伊豆市 シズシカ問屋とイズシカ丼)
財政状況が厳しい全国の地方自治体においては、
建設まで踏み込むところまではいかないようですが、
伊豆市では毎週のように視察を受け入れているとのこと。
それだけ関心が大きいのでしょう。
また、「信州ジビエ」でPRしている長野県では、
カントリーレストランで鹿肉料理が食べられたり、ジャーキーなどの加工品も
おみやげ屋さんなどで売られています。
また長野県では、研究会を発足させたり、ジビエとワインを合わせた商談会等に、
積極的に参加しているようです。
ジビエは、コストや衛生面など、いろんな課題がありますが、
中山間地域にある資源を活かすという意味でも、注目しているところです。
(かわの)
海の男たち。
ご無沙汰しております。
みたにです。
あっという間に『実りの秋』『収穫の秋』『食欲の秋』が過ぎて、早くも冬支度が必要な寒さになってきました。
「第2のふるさと」五ヶ瀬ではスキー場のオープンに向けて恵みの雪が積もったようですね☆
この週末は海を渡って島野浦島へ行ってきました。
今回初めて中山間盛り上げ隊にお声がかかり、「島野浦神社秋季大祭」のお手伝いをしてきました!
このお祭りの一番の見所は勇壮な「喧嘩神輿」にあるとの情報は事前に入手していましたが、実際どのくらいの迫力があるのだろうか・・・?
どきどきワクワクしていました。
そして、いきなり見せてしまいます!
どーん!!
激しいっ!
すごいです!
神輿を担ぐ男たちと太鼓台を担ぐ男たちの意地と意地がぶつかるこの感じ!
力と力がぶつかる姿を目の当たりにしました。
(↑ 打ち上げの時にいただいたイセエビの味噌汁!)
こどもも大人もみんながこの祭に参加している様子が見えました。
こどもたちによる獅子舞やソーラン節の演舞のほかに、対岸の熊野江(くまのえ)地区の神楽など、いろんな催しもなされていました。
そして、写真には収めきれませんでしたが、屋台で並ぶ商品が島ならではだなと感じるものも多数ありましたよ!
特産のあげみ(魚の天ぷら)や魚寿司など海産物が多くて、焼き鳥は見つけられませんでした...!
年々人口が減っている状況にはありますが、若い人がこの祭を支えていて、また来年も見に行きたいなと感じました。
みたに
都城市中山間地域振興セミナー
11月8日(金)に都城市中山間地域振興セミナーが開催されました。
県としても地域振興施策や支援制度を紹介させていただき、
同市の地域づくり団体、関係機関の皆様と交流できたことで、
更なる連携を図れる良い機会を与えていただきました。
市町村も大きくなると、
市内の団体間の交流も中々難しいものですが、
このように一堂に会する機会があると顔見知りになり、
そして仲間になることができます。
課題や挑戦に応じて、
「七人の侍」のように時に応じて様々な人達とチームを組み、
自らもその役割を果たしていく。
中山間地域の振興においても、
そんな仲間づくりが必要な時代だと感じています。
各地域から有志が集まりタッグを組んで課題を克服していく。
自分としても、そんな動きのお膳立てができればと思っています。
(はしぐち)
食育・地産地消フェスタ2013で「旬」を味わう
11月10日(日)に、宮崎市のJA・AZMにて、
「みやざきの食と農を考える県民会議」が主催する標記イベントが開催されました。
サブタイトルに「しゅんかんグルメdeふるさと再発見」とあったのですが、
これは、「旬感グルメ」、「瞬間グルメ」の二つの意味があります。
旬を味わうということと、鮮度低下が早い食材をご当地メニューとして味わうということ。
県内6つのJA女性部と延岡学園調理科の学生さんによる「地産地消弁当」を食べたのですが、
椎茸と竹の子のキンピラ煮、玉ねぎのロールカツinしそチーズなど、
10種類のメニューが入ったもので、とてもヘルシーな弁当でした。
また、野菜ソムリエの大角恭代さんによるトークショーがありました。
野菜をおいしく食べるためには、「旬」・「身土不二」がキーワードで、
自分たちと同じ風土、環境で育つ作物を、いちばんいい季節に食べるのが良く、
また、おいしさは、人・季節・場所・タイミングにによって様々に変わるというお話など・・・
食についての仕事を始めて2年程度ということでしたが、
県内の様々な生産者の現場に行って、畑と消費者をダイレクトにつなげながら、
情報発信を行っているとのことで、地産地消を若い女性ならではの視点で、
わかりやすく説明していただきました。
ほか、たまごニコニコ大作戦、米ニティフェア・・・多くの催しがあり、
しいたけ、茶、牛・豚・鶏肉など、
中山間地域からの食材も、多く販売されていました。
降水量と日照時間、土地生産性が全国でトップレベルの本県は、
本当においしい旬のものだらけです。
食欲の秋、今日は何を食べようかな~
(かわの)
迫力満点の地域おこし!綾競馬~✩★
(3日の日曜日に開催予定であったものが雨天のため翌4日に順延)
来年もこの綾競馬は11月第1週の日曜日に開催予定との事。
是非、綾町一体となって開催される地域おこしをお楽しみください。
(追 伸)
★ミニコーナー:H君の本日のおすすめブログ★
11/3開催!山之口弥五郎どん祭り
11月に入っても、様々な地域のイベントが行われています。
そんな中、都城市山之口町の、古くから伝わる祭りに行って来ました。
この祭りは、西暦720年の大和朝廷による隼人征伐の故事により、
放生会(ほうじょうえ)が行われ、
後に大人人形「弥五郎どん祭り」として伝えられ、1000年を越える歴史の中で
庶民に親しまれながら、郷土の誇りとして
先人から大切に保存・継承されてきた貴重な伝統文化行事です。
中でも、浜殿下り行列は盛大の中にも、古式豊かな一大絵巻となっています。
あと、楽しみなのは地元の農産物や、食事なのですが、
まずは、いきいき集落中原地区の安納芋。
地区の中原壮年会の皆さんが端正こめて作った芋で、
甘くておいしいからいもが、お安い値段で提供されていました。
それと、ジビエ鹿肉の入ったおでん。
地元の猟師さんが山之口町内で獲った鹿肉や猪肉を使用しているとのこと。
これも味が染みていておいしかったですね。
山之口町の富吉小近くで祭りは開催されていましたが、
常設展示の山之口弥五郎どんの館でも、この地方の歴史がわかります。
山之口には他に、人形の館や温泉もありますので、
ぐるっと巡ってみてはいかがでしょう。
(かわの)