2013年3月の記事
中山間地域に乾杯を!
私こと元諸塚駐在員T、明日から「元中山間事務局員T」にもなります!!
・・・・・・ということで、定期人事異動のため、ブログを書かせていただくのは今回が最後(アイドル業
界でいう「卒業」)でございます・・・・ううっ、泣きそう。。。
(↑ 思い出の諸塚村柳の越から村中心部を望む)
この『宮崎中山間ネット』が開設されて約4年。
私Tの諸塚村や中山間地域へ思いは、これまで自分が書いてきた450編のブログ(諸塚+事務局)
の中でしつこ~く書かせていただきましたので、今は冒頭の写真のように晴ればれとした気分です。
地域の温かさを味わった諸塚村での2年間、そして、諸塚村以外にも元気で絆の強い中山間地域が
県内にはたくさんあることを知り学ばせていただいた事務局での2年間は、私Tにとって"最高の未
婚"時代を過ごすことができ、これから他の分野で仕事をしていく上での大きな"宝物"もできました。
先日、中山間・地域政策課としては最後となった出張先が椎葉村でした。
(↑ 椎葉村尾向地区にて)
4年目にして初めて行った地区で広がる素晴らしい集落の風景を見て、あらためて中山間地域がもつ
魅力の奥深さを感じたところです。
と同時に、地理的な奥深さや抱える課題の奥深さについても。
しかしながら、私がこの4年間で多く感じたのは、「中山間地域から多くの元気をもらえる」こと。
過疎・高齢化や交通の利便性など、マイナスのイメージが先行されがちな中山間地域ですが、
その中に一歩踏み込んでみると、我々が想像する以上に元気でいきいきとした地域ならではの営み
があり、逆に私の方が元気をもらったことの方が多かったですね。
将来的に都市部も過疎地域も関係なく直面する課題に対して、それを乗り越えるためのヒントや"特
効薬"が地域にたくさん隠れているような気がしますので、これからも一人のフィギュアスケーターファ
ンとして・・・・・・もとい県民として中山間地域と関わっていければと思います。
最後に、
ありがとう、諸塚村。
ありがとう、中山間地域。
そして、中山間地域の未来に乾杯~~☆☆☆
【追伸】
約4年間にわたり、私Tのつたない長ブログを御愛読いただき本当にありがとうございました!
これからも引き続き当「宮崎中山間ネット」をよろしくお願いします!!!
↑ ラストショットは、ホイホイくんとの夢のTコーポレーション☆
明日から普通の県職員に戻ります("キャンディーズ"気取りしてみました・・・・・・てへっ)
がんばろう~! 野良猫ガッツでがんばろう~! 野良猫ガッツでがんばろう~!
変わらぬご愛顧のほど!
週が明けると4月。
平成25年度がスタートします。
と、同時に、わが中山間事務局では、私を始め3名の職員が職場を離れます。
事務局もさぞ寂しくなるでしょう・・・と言いたいところですが、
なんと新たに職員が4人やってきます。(1名増員です!)
そのうち1人は現五ヶ瀬町駐在員Mさんです。
平成生まれのフレッシュな(多分?もちろん?)新人さんもいます。
都城市から交流職員の方も来られます。
そして、当課(前身である地域振興課)のOBが凱旋します。
また、新たな体制で本県中山間地域を盛り上げてくれると確信しています。
中山間ネットを訪れてくださる皆様方、
当ネットに対し、今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
わくわく自然の家~★☆
こんにちは、H君です。
先日、県青島青少年自然の家で開催された「わくわく自然の家まつり」(2日目)に息子と二人で参加して参りました。
(当祭りは青島自然青少年の家を県民の方々に広く知っていただくために毎年、開催しているとの事。H君親子にとっては今回が初の参加です。)
会場につくと、予想以上の人の多さにびっくりしました
(主催者発表によると、
初日と併せての来場者は1628名であったとの事。)
内容は、野外活動と屋内活動の2つに分かれていて、
主な内容としては次のものです。
○野外ではアスレチック、カヌー体験、フライングディスク、サッカー(キックターゲット)、ストラックアウト(投球)、弓矢などなど。
○屋内ではバンクボウリング、フロアカーリング、バルーンアート、スライムづくり、段ボール巨大迷路などなど。
当日は時間の都合(別の所用)で、参加できたゲームは一部となりましたが、息子が参加した様子をいくつかご紹介したいと思います。
フライングディスク
サッカー (キックターゲット)
子どもだけに体を使って遊ぶゲーム全般(サッカー(PK)、フライングディスクなど)を元気いっぱい楽しんでいましたが、特に彼が喜んでいたのは段ボールでできた巨大迷路。
巨大迷路
スタートから真っ暗な段ボールの中を這い回って、ゴールを目指すもので、子ども(男の子)の冒険心を見事にヒット。1回だけでは飽き足らなかったようで、なんと5回も迷路に入っていきました・・・。
おそらく(!?)来年度も開催されると思いますので、
是非 皆さんも親子でご参加ください。
子どもだけではなく、
親も一緒になって楽める内容となっておりますので、是非是非!!
わたしの教科書
元諸塚駐在員Tでございます。
私が事務局(中山間・地域政策課)で仕事をする上で、大事にしている『教科書』が2つあるんです。
一つは、諸塚村派遣時代、私T宛に送っていただいた同期職員や先輩・後輩からの激励メールの数々。
当時、慣れない土地での暮らし・仕事に奮闘していた私に活力を与えてくれ、今でもお守り代わりです。
そして、もう一つの教科書は、2年前まで派遣されていた西米良村・諸塚村・日之影町の派遣県職員、い
わゆる第一期の「同志」による業務日誌集です(↑)
当時、県から派遣されていた私達3人は、それぞれの役場での業務内容を所定の様式で事務局である
中山間・地域政策課に報告していたわけですが、いつもそのメールの本文には、業務日誌本体には書
き記さない日々の生活や仕事、地域の現状に対する3人の「雑感」を書いて、事務局の皆さんに
思いや地域の状況、時には「007」ばりにコアな地域情報をお伝えしていました。
業務日誌もさることながら、この3人それぞれの「雑感」が、後に驚異的な教訓書として事務局で仕事をす
る私Tを支えてくれることになります。
同じ中山間地域でも、地域によって"個性"があり、課題も取り組む内容も考え方にも"色"があること。
そして、何よりも業務日誌には、「あのころは、ハッ!」とさせてくれるような当時の気持ちや現場での目
線がぎゅ~っと凝縮されていて、読み返すと原点に立ち返ることができたのです。
私Tがこっそり出力して保存しておいたその同志の日誌は、どの分野の業務でも関わってくるであろう中
山間地域と向き合う中で必ず活きてくると確信していますので、これらの「教科書」を私の宝物として今後
も大事に必携していきたいと思います。
3人の「雑感」は公式記録としては残っていませんが、そんな雑感がちょこちょこ表れていたのがそれぞ
れの地から発信していた「駐在員ブログ」。
今も事務局ブログの懐に抱かれながら生かしていただいていますので、現在派遣されている2人(椎葉
村・五ヶ瀬町)のブログと併せてたまに読み返していただけると嬉しいです。
そして最後に、一番の「教科書」はやはり何と言いましても中山間地域そのもの!!
各地の『特産人』という先生方(=そこに暮らす方々)から、大事なことをさりげなく教えていただく機会
がたくさんありました。
これからも1人での学習に行き詰ったら、また『復習』しに行きたいと思います。(あ、プライベートで。)
★〈予告〉 連続ブログドラマ「Tに何が起こったか」 次回ついに最終回!
カリコさまのおりこうさま
ホイホイくんを見つけタァァァァァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
カリコボーズのホイホイくんが事務局に現れたあの日、
県北出張のため事務局を不在にしていた私Tはまたしても会えずじまい(涙)・・・・・・・・・
・・・・・・な~んて事態にならないように、獣並みの嗅覚レーダー能力を向上させていた私は、西米良村か
らのホイホイくん接近情報を事前にキャッチ!!
宮崎駅の隣にある複合商業ビル「KITEN」(きてん)を初対面の場として選び先回りをしていたんです。
↑ 記念すべき初対面。やっと会うことができました。
思えばいつもいつもすれ違いの連続。。
「日頃の行いが悪くておりこうさんじゃない人は精霊に会えないものなのか!?・・・」と、自問自答を繰り
返してきました。
では、今回ついに私Tがカリコボーズにおりこうさまと認められたのでしょうか?
・・・・・・・いいえ、ホイホイくんが宮崎市に訪れた目的は、先日の事務局ブログでも御紹介していますよう
に西米良村の「春めぐり」のPR☆(詳細は→pdf)
西米良村の「PRキャラバン隊」の皆さんと一緒に西米良村の清らかな風を運んできてくれ、我々をあの
素晴らしい春の西米良村へ御招待しに来てくれたのです(↑)
それにしましても、ラジオやテレビにも出演するなど西米良村の精力的な情報発信活動には頭が下がり
ますね。(カリコ姫の肩こりは解消されたのでしょうか!?)
目的がPR活動でも、やっぱり私は今回ホイホイくんがわざわざ会いに来てくれたのだと信じています。
かねてより私が会いたがっていたことを知る西米良村役場のY丸主幹(↑PRキャラバン隊の一人)が、
対面のための事前調整までしてくださいましたからね^^
ホイホイくんに会えて大満足の私Tの心にはもはや一片の悔いなし!
今は、また再び春の西米良村に行ける日を楽しみにしています。
釜王!
五ヶ瀬町産「釜炒り茶」です。
楠並木物産市で購入しました。

「釜王」は、みやざきブランド推進本部で宮崎ブランド商品認証された製品のみに認められるもので、
味や香りはもちろん、定期的な残留農薬検査等をクリアした安全安心の商品です。 詳しくはコチラ。

←"ちじれ"が特徴の釜炒り茶。
新茶の季節までもう少しですが、この時期でも「釜王」は、
納得の味と香りで満足です。

初午(はつうま)祭りにお邪魔した際、
お土産にいただいた"宇納間地蔵おこし"をお茶請けに
いただきました。
なんとも和やかなティータイムを過ごすことができました。
彩り ~心はいつもイロトリドリ!~
「四季のある日本に生まれてよかった」
中山間地域の仕事に携わるようになってから、そう思える機会が特に増えていったような気がします。
今回は、すっかり感性を磨き上げられた(?)私こと事務局員Tが、"職業病"と言われる程までに追求し
てきた中山間地域のお気に入りショットの数々を、引退前の歌手のような気持ちでプレイバック!プレイ
バック!・・・・・・・プレイバック!でございまーーーす。
元西米良駐在員Kさんの西米良フォトギャラリー(全37シリーズ、花言葉付き)もオススメだよ~。
それでは~、カウント~~~~ダウン!
【春】
← 日之影町中川集落のチューリップ
きっと明日の今頃には心の旅がしたくなり
ますよ☆
← 日之影町戸川集落の石垣
あまりに立派な石垣にお祭り忍者もワク
ワクドキドキ!?
【夏】
← 夏はやっぱりヒマワリ!
写真の奥に見える山はTのふるさと都
農町を見下ろす尾鈴山・・・・でも、この撮
影ポイントは中山間地域なのでしょうか?
← 西米良村村所地区を望む
やっぱ夏だね!
やまびこヤホホイッ!
← 諸塚村八重地区からの眺め
遠くに見える「釜の前地区」に御輿入れし
た"お茶姫様"はお元気でしょうか!?
← またしても諸塚村!
万ヶ原(もうがはる)地区の田園風景
"水車の弥七"さんはお元気でしょうか?
← とことん諸塚村!
諸塚村商店街のレベルアップ(嵩上げ)
も今年はいよいよ終盤戦。
夏も待ちきれないけど、新しい商店街の誕
生も待ちきれなくて。
【秋】
← 西都原古墳群の秋はコスモスのじゅ
うたん。
こんなにきれいな景色が楽しめるのなら
ば、センチメンタルじゃあ~ね~♪
← 西米良村おがわ作小屋村の秋
真っ赤なモミジを眺めすぎて、Tの顔には
もみじ形の日焼けが出現!?
気分も高揚前だった!!
【冬】
← モロツカ山峡冬景色は、私Tが2年間
暮らした諸塚村滝の下公民館
清流・柳原(やなばる)川も氷の世界。
小説「やまなし」(宮沢賢治)に登場する
"くらむぼん"も寒サニモマケズっていった
よ~。ぷかぷか笑いながら。
【そして、また春】
← 八重の桜・・・・もとい3年前に諸塚村
で見たTの桜。
ずっと散らずに咲き続ければいいのに
・・・・人間社会と同じでならぬことはならぬ
ものですね。
このように季節によって彩りが変わっていくからこそ、我々の心もまた色とりどりなのでしょうか。
景色だけではなく、今年もまた中山間地域に新しい『色』を咲かせていこうではありませんか。
そして、中山間地域の魅力に触れた人達の心もイロトリドリになりますように!!!
・・・・・・・・・態度だけでなくブログ写真までデカくなってしまったTはそう思うのでした。
美郷町南郷の渡川にて
かねてから噂の高い、本格派右腕I氏のデビュー戦として、先週末、美郷町南郷区を流れる美しき渡川に行ってまいりました。
渓相をはじめとする美しい風景や、マイナスイオンたっぷりの美味しい空気と水しぶきに癒やされましたが、暗闇の往復路では、度々、鹿に遭遇し、獣の密度の濃さや被害の甚大さを改めて認識するとともに、その場で鹿に投石できなかった自分を後悔しております(猛省中)。。。
ここで復習!
県下で取り組んでいる「新たな視点に立った鳥獣被害対策」
"この集落に来ると"必ず満腹になれる"、人や車は"そんなに怖くない"と動物が学習するような無自覚の「餌付け」をやめ、徹底的な追い払いを行うとともに、不足する冬期のエサを制限することにより、適正な生息頭数に導く、地域一体となった取り組み。"
川での成果は、ご覧のとおりで、I氏は指南役Kを超える釣果を次々とおさめ、ホームの地の利を生かして圧倒的な自由度で渓流地帯を縦横無尽に乱舞。
今後、渓流の魅力にどっぷりとはまりそうな雰囲気です。
以下は、いずれもI氏による成果。
魚は、課の皆で美味しくいただき、終了後には南郷温泉「山霧」の美肌温泉で、疲れを癒やしたところです。
今後も本格派2名(随時、本格的な隊員を募集中!)による中山間地域の河川放浪を続けていきますので、ご期待ください。
ばいきんぐ探訪記~小林(野尻)編☆★
こんにちは、H君です。
不定期連載シリーズ(!?)「ばいきんぐ探訪記」、諸塚編に次いでの第2弾です。
(連載といっても、次がいつになるのか。いや、そもそも次があるのか・・・と自問自答(ー_ー)!!)
さて、今回私が訪れたのは↓↓です。
突然ですが、ここはどこ(場所)か分かりますか??
ヒント:国道沿いにカエルがいっぱい立ち並んでいます!!
問題とはいっても、
標題からもお察しのとおり、小林市にある野尻町「のじりこぴあ」です。
小林市野尻町といえば、ここ「のじりこぴあ」のシンボルであるカエルと、
メロンの形をした街灯がとても印象深い地域です。
ちなみに、このカエルは「Uターンカエル」というらしいです。
(なんでも、
若者をはじめ、町内の定住促進と、町外在住者が心の安らぎと生きがいを求めて
早期にUターンすることで、町が栄えるように!!との願いがあるとか。)
そんな「のじりこぴあ」にバイキングを食べに来ました!!
(しかも、このブログのためだけに一人で!!
「バイキングに一人??」 と思われるかもしれませんが・・。
もちろん僕も抵抗がなかったわけではありませんが・・・。
でも、そこを押し切っちゃう僕って以外と強者??)
← 店内には多くのお客さんがいたこともあって、
そして何よりも一人での来店(やっぱり強者ではない・・)だったこともあって、
料理のアップ写真を撮れませんでした(汗)。
お店の雰囲気だけでもとコッソリと。
(↑↑写真)野菜の天ぷらや 炊き込みご飯など。美味しいご飯が笑顔にしてくれます。
「自然派バイキング」ということだけあって、
野菜をふんだんにつかった家庭料理がずらりと並んでいて、優しい味がしました。
個人的に印象に残っているのは、野尻町名産のメロンをつかった漬物と
豆乳でつくった「ういろう」です。
(地域地域で、そこにある名産品等を活用した料理・特産品などがあって、
「工夫されているんだな~」と改めて感心させられました。)
ご飯はもちろんのこと、デザートもたくさん食べて満足なH君でした。
最高の『話し合い』
昔、私Tの恩師がこんな話をしてくださいました。
「人はそれぞれ考え方が違うのが当たり前だけど、大事なことは意見の相違はあっても『話し合い』がで
きる関係を築けるかどうか。お互いに納得できるまで何回も何回も時間をかけて誠心誠意話し合っていく
ことによって道が開けてくることがある。」・・・と。
先月、椎葉村の野老ヶ八重(のろがはえ)地区で、地域の大事な「話し合い」の場に参加させてい
ただく機会がありました。
椎葉村では、地域の現状や課題を踏まえながら、地域住民自らが将来に向けて自分達の地域を考えて
いく『集落点検』という取組を村内のいくつかの集落で行っています。
※「集落点検」についてはコチラ(総務省HPより)
『集落点検』の一番の目的は、単に地域の人口や高齢化率などの"数値的な現状"を把握することでは
なく、住民同士による「話し合い」を通じて「自分達の地域の将来について自分達で考えていく場を
作り、住民と行政が一緒に集落対策に取り組んでいく」ということ。
この日も、県の「集落対策推進員」が野老ヶ八重地区の話し合いをサポートさせていただくことにな
り、いくつかある地域の課題からテーマを絞った上で、「(課題に対し)自分達でできることは何か。で
きないことがあればそれはどうやって解消を図っていくか」について話し合いが行われ、老若男女関
係なく、様々な意見やアイデアが飛び交っていました(↑)
「地域住民で話し合い」と書くと、何か特別な事をしているかのような印象を与えてしまうかもしれません
が、住民同士のつながりが強い中山間地域において話し合いは決して珍しいことではなく、"当たり前
の"光景なのではないでしょうか。
(むしろ都市部の方がそういった場を珍しく感じるかもしれませんね。)
私Tが2年間住んでいた諸塚村でも、公民館長会、役員会、婦人部、青年部、村政座談会・・・と、いろん
な会が定期的に開かれて話し合いが行われていました。
「集落点検」は、中山間地域の"強み"でもあるその当たり前の営みの中に「地域のこれからについて自
分達で考えてみる」という視点を加え、持続可能な集落づくりを進めていくための機会になると思います。
※「集落点検」には様々なアプローチの手法があり、これまでに諸塚村や日之影町でも取り組まれてい
ます。
連絡事項の伝達などが主であれば一方的な話で終わりますが、みんなで意見を出し合いながら「ああで
もない、こうでもない」と前向きに話し合っていく中で、案外ナイス!アイデアが飛び出したりするのではな
いでしょうか。
県内の中山間地域において、地域の現状に悲観することなく、将来に向けた前向きな話し合いと元気な
地域づくりの取組の輪がどんどん広がっていくことを私Tも切に願っております。
(↑ 椎葉村野老ヶ八重地区の皆さん feat. 椎葉駐在員K氏)
さて、今回のブログテーマとさせていただきました『話し合い』が基本というお話。
集落だけでなく、職場でも友人関係でも、そして(私T未知の)夫婦関係でも、「話し合い」の姿勢・場をも
つことによって全然違った展開に好転したという先人のエピソードを聞いたことがあります。
私もそんな理想の状態に近づけるよう、これからかくありたいものです。
ドライブルーベリー
「鹿のふん」ではありません。
(奈良県には、「鹿のふんだんご」や「鹿のふんアイス」なんてものがあるときいてびっくりですが・・・。)

生の果実はどうしても1年を通して手に入れるのは難しいので、冷凍保存しておくことが多いのですが、ドライフルーツなので、もっと手軽に保存できます。

味は、酸味の強いレーズンといった感じ。香りはレーズンほど強くはないようです。
レーズンが苦手でなければ、変わり種として、はまってしまうような味です。ヨーグルトに入れても良さそうです。
7月のシーズンを待ち遠しいあなたにおすすめです。
川の流れに誘われて
春になり、県内のあちこちの渓流も解禁となりました。
当課の本格派右腕I氏を調教すべく、
指南役として一足先に奥地へ分け入り、早春の渓流を確かめてきました。
釣果は、28㎝を筆頭に、チビヤマメが2匹と、まだまだ魚の活性は低い状況でしたが、
見事な渓相と川のせせらぎ、美味しい空気に癒やされて、また、現実生活に勤しめそうです。
なお、今回の食のメインは、「あんまん」と「肉まん」で、これを現地で蒸す!
用意していた定番目メニューの「ぜんざい」は、時間の関係上オミットとなりました。
釣りをせずとも、渓相をはじめとする景色や美味しい空気、地元の方々との掛け合いは、
疲れた心を癒やしてくれ、きっと明日への活力となってくれるでしょう。
次週は、中山間・地域政策課の本格派コンビにて、早春の渡川探索に出陣してまいります。
戦果を乞うご期待!
[続]お雛さま(^_^)v~★☆
(先日のブログ「カリコボーズ現る~★☆」に引き続き、西米良ネタを連投)
2週間前のブログで紹介した西米良村のひなまつり会場に行って参りました。
私がお伺いしたのは地域住民が中心となって運営をされている「おがわ作小屋」。
きらびやかな「雛人形」の他にも、 大根でできた「雛人形」が飾ってありました。
山林と田畑、そしてすぐ近くを流れる川のせせらぎに・・心が癒されました!!
写真をご覧いただいても分かるように、
平成の世に、古き良き時代の日本が、そのままタイムスリップしてきたような場所で、
まさに「平成の桃源郷」というキャッチフレーズにふさわしいところです。
人気メニューの「おがわ四季御膳」はもちろんのこと、
山菜と鹿肉の唐揚げが入っている「カレーライス」が、H君的には おすすめです。
(鹿肉に"くせ"が全くなくて、とても美味しかったですよ~~(*^_^*) 他にもそば・うどんがあります。)
また、作小屋のすぐ裏手には、西米良村の農法の歴史や山での暮らしぶり伝える
「小川民俗資料館」 や 宿泊施設のコテージなどがあります。
2月末ということもあって、桜はまだ咲いていませんでしたが、
もうしばらくすると桜が咲き始めて、より美しい風景が見られることと思います。
皆さんも、是非「平成の桃源郷」をたずねてみてください!!
(追 伸)
★ミニコーナー:H君の本日のおすすめブログ★
・「平成の桃源郷 おがわ作小屋村」(平成21年10月)
・「春の小川は、そろそろ行くよ♪」(平成23年5月)
いきいき集落フェア開催!
先週末、3月8日(金)10時から18時まで、宮崎市恒久にあるスーパーにて、
「いきいき集落」フェアが開催されました。
出品集落は、木城町中之又、三股町長田、日南市大戸野の3集落。
中之又集落は、手作りのこんにゃく、あくまき、山菜おこわ、だんご、ぼたもち
長田集落は、米(2kg、3kg、5kg、10kg)
大戸野集落は、草だんご、マーマレードのジャムと飴
なかなか苦戦した品物もありますが、
さすが都市部のスーパーだけあって、
予想した程度の売れ行きだったようです。
昨年の2月から、4回目となる物産市ですが、
お客様が訪れる頻度としては、一番だった感じがします。
わが中山間事務局も、いろいろと買ってみたりするのですが、
実際食べると、一級品のおいしさです。
その根本には、きれいな水を使っているということがあるかと思います。
手作りこんにゃくなど、ほとんど水分で出来ているということですが、
刺身にしても非常においしいんです。
このような市によって、中山間地域の物産品のファンが、
少しでも広がっていくといいですね。
学校ノチカラ
『学校』という存在は地域を元気にする力がある。

2年間の諸塚村派遣時代、そのように感じる場面がたくさんありました。 (あ、Tでございます。)
まずは、学校行事の度に地域住民みんなが集まり濃厚なコミュニティを形成すること。
全校生徒20人弱の諸塚村・荒谷小学校(↑写真)の運動会や学習発表会に、在校生の家族だけでなく
お年寄りから青年団まで地域のみんなが駆けつけて盛り上げ、子ども達を温かく見守っていた光景は、
今でも私の心の中に強く残っています(↓)
【諸塚アーカイブス】 ~"7リットルの涙"4部作~
(※最近蔵出しが続いておりますが、もう一度お伝えしておきたいテーマなので是非ご覧ください・・。)
①歳ニモマケズ(2009年9月)
②地域のダイヤモンド(2010年2月)
③よ~い親子ドン!(2010年9月)
④用意、青年ドン!(2010年9月)
そして、地域外からも人が集まり、温かくて持続的な交流が生まれること。
その典型が中山間地域の学校に赴任される先生方で、学校を離れてからも心の交流が続いているという
話をよく耳にしますね。
地域に学校があることによって、『人』が集まり、『交流』が生まれ、様々な『思い出』と地域への『思い』が
積み重なっていき、受け継がれていく。
そんな地域の活力を維持するための"栄養剤"のような力が学校には潜んでいるのではないでしょうか。
残念ながら、生徒数の減少によって廃校・休校するケースが近年増えてきていますが、「廃校や休校をき
っかけに何かの糸が切れたかのように急速に地域の元気がなくなった」という話を聞くことがあります。
その一方で、廃校後も校舎等を何らかの形で活用していこうという取組が県内各地でも見受けられるよう
になり、「学校」という存在が地域の活力を維持していく上で重要な存在なのだという強い気持ちが伝わ
ってきます。
その気持ちが形となった例の一つが、日之影町の鹿川地区交流センター「つりがね」(↓)

旧鹿川(ししがわ)中学校の校舎を簡易宿泊施設として改修し、地区住民の方々が協力し合いながら
スポーツ合宿をはじめ様々な宿泊客を受け入れる体制が作られています。

(↑ 教室が宿泊部屋に)
また、先日ラジオに出演された美郷町南郷区渡川(どがわ)地区の方は、「学校は廃校になったけど、
自分達の育ったこの地域の良さは子供達に伝え続けたい」というお話をされていました。
こういった話を聞くにつれ、地域の方々の「自分達の通った学校を残したい」という強い思いのようなもの
を感じるとともに、やはり『地域の後継者』の存在と、その人達が暮らしやすい環境づくり(雇用・住宅)の
必要性を考えさせられます。
諸塚村では、現在、出身者が生まれ育った地域に帰ってきて住める環境づくりに取り組まれているそう
ですが、その地域こそが冒頭に再掲させていただきました荒谷小学校区なんです。
一口に「学校」と言っても教育だけではなく、地域づくり、福祉、産業、担い手対策など様々な分野が関わ
ってくる大きな可能性を秘めている場所だと思います。
その可能性を広げる地域の取組に対し、今後様々な分野の業務に携わる中でいろんな角度から応援で
きる形を模索していきたい・・・・・・・・・

「つりがね」の運動場でちょっこし真面目に考えていたのは、まだまだ目の中に"2リットル位の涙"を保有
するTだったのでした・・・・("野良猫ガッツ"全開だった体育の授業の苦い思い出とともに。。)
カリコボーズ現る~★☆
昨日(3/5)、事務局(中山間・地域政策課)に西米良村のカリコボーズが
「カリコボーズの春めぐり」(2013年3月~5月)のPRに来課されました。
※「春めぐり」の主なイベントとして、こしのお春まつり&桜ウォーキング大会、
春の山菜バイキング、米良三山やま開き、カリコボーズの山菜祭りなど。
→詳細はこちら pdf をご覧ください。
(参考)カリコボーズとは・・(西米良村ホームページより)
「カリコボーズ」の「かりこ」とは「狩子」といって、猟をするとき獲物をかりだして追う役目をする人のことであり、猟をするときの言葉からうまれたものです。山の尾根から尾根を「ホイホイ」と鳴いてまわるという言い伝えが、山で声を張り上げて獲物を追う「狩子」の姿に似ているところから、この名が付いたものと思われます。
春には川へ下り、川を守る水の神に。秋には山を登り、山を守る神に。森の中で人の話し声を出したり、山で大きな音を出したりと、ちょっとしたいたずらもしますが、決して悪さはしません。地元では、山の仕事をするとき塩や米、焼酎を供えて山仕事の成就を山の神様に祈る習慣があり、これを怠ると「かりこぼうず」が家をガタガタと揺すったり驚かせることがあると言われます。まるで「自然を大切に」と警告しているかのようです。
「カリコボーズ」は古い言い伝えの中だけの存在ではありません。今でも、西米良の豊かな自然の中に生きていて、人びとのくらしを見守っています。
東九州道北浦~蒲江開通ということで・・・
2月16日に北浦と大分県蒲江間が開通したことで、
先日ETCを購入した、いきいき担当は、うずうずしていたのですが、
ようやくこのたび大分県佐伯市蒲江町まで行って来ました。
まず、大分県マリンカルチャーセンターに行きました。
約3時間のドライブでの疲れが、マンボウの顔を見て癒されました。
他にも海洋科学館やプラネタリウム、レストランがあり、
宿泊や合宿もできる施設です。
他に「道の駅かまえ」や地元の寿司店にも寄ったのですが、
蒲江町の海産物がこれだけ充実しているとは、知りませんでした。
県内の施設は、ある程度知られているのでしょうが、
隣県の状況も積極的に見ていくことが必要かもしれません。
高速道開通というのは、交流を広げることに繋がる前提条件ですが、
通過せず立ち寄れるように、どうPRしていくかという課題も生まれます。
帰りに門川町のいきいき集落「三ヶ瀬地区」に立ち寄って、
三ヶ瀬集落センターで行われている「ひな山」祭りを見てきました。
最終日の前日でしたが、
遠くは宮崎市などから200名以上の来場者が訪れていたようです。
こういう、素朴な地域のイベントも、マンボウ以上に癒されます。
晴れたらイイね!~Top Of The 諸塚山~
早春の諸塚山はあっぱれ(天晴)~!
私こと元諸塚駐在員T、花粉舞い散る中に忘れた記憶を呼び戻すため、
3月3日(日)に行われた『日本一早い!諸塚山山開き』にヒュルリ~ラと行ってまいりました。
吹きやまない春の風はあの頃のままでしたが、私にとって今回の山開きはまさに『三度目の正直』。
諸塚在村時代には経験できなかった"青空の下での山開き"を満喫することができました。
・・・・・・そう、過去に私が参加した2度の山開きは、いずれも霧雨状態だったのです。
※「雨男T疑惑」が浮上しそうになった(!?)諸塚駐在時代の山開きの様子はコチラ(↓)
【諸塚山山開きアーカイブ】
☆諸塚村駐在員1年目 アタック№1 (2010年3月)
☆諸塚村駐在員2年目 日本一の霧隠才能 (2011年3月)
・・・・・・・あれから2年の時を経た今年の山開き。
「本格的な花粉症になるかもしれんし、寒いし、年度末やし、また霧雨かもしれんし・・・・」という私Tのい
つものネガティブ思想を吹き飛ばしたのは、諸塚村役場担当K太君によるNHK番宣での発言でした(↓)
K君 : 「気象条件によっては『霧氷』を見れることも!運を試してみませんか~!?」
この発言が最近「運」に敏感な私の気持ちを少しだけ動かし、また、事務局内で参加してみよう!という
機運も高まったこともあり自身5度目となる山頂アタックを決意。
夜明け前に宮崎市を出発して一路諸塚山へ向かうことになったのです。
会場に到着してみると見事な晴天!
各地から大勢の登山客が参加されていました。
↑ 山開きに先立ち神事が行われました。諸塚山には由緒ある「諸塚神社元宮」も。
5回目の諸塚山登山ともなれば、登山コースの特性にもずいぶんと詳しくなったものです。
これまで何度も苦しめられた「なんじゃこりゃあぁ登山道」(↑)もスイスイと駆け上がり、最大の目的である
「霧氷」をひたすら探すことに・・・・・・が、前日まであったらしい「霧氷」はほとんど溶けていました。。。
「まぁ、自分の運なんてこんなもんですよ。ヘヘヘ」・・・と、あきらめかけた直後のこと。
高木の尖端部分にほんのわずかですが"なごり霧氷"(↑)があるではありませんか!!!
感動のあまり山の中なのに"イルカ"な気分になっちゃいましたね。 (なご~り~♪)
↑ 尖端部分にある氷がわかりますか?
☆主催者が作成されたチラシの霧氷写真がとびっきり美しく、諸塚山を彩る霧氷のイメージがわかると思
います(腕上げてます!)
3度目の山開きでの初体験は霧氷だけではありませんでした。
いつも雨雲に阻まれてその姿をみることができなかった新聞社のヘリコプターが山頂上空に飛来(↑)
何度も旋回しながら、山頂に到着した登山客を空撮していました。
霧雨を浴びながらの登山もそれはそれで駐在時代の良き思い出ですが、やはりこういったイベントが晴天
となりますとまた別の楽しみ方が出てくるし気分も爽快ですよね。
↑ 登頂達成後の事務局チーム。
すっかりご満悦・・・・・・だった私が想定外の特別コースに入り込んでしまい、結局"野良猫ガッツ"を余儀
なくされたのはこの直後のことだったのでした。
来年も、そのまた来年の山開きもずっとずっと晴れたらイイね!!
(下山中に遠くから聴こえてきた諸塚村民バンドの「晴れたらいいね♪」に元気をもらいました。)
山開き♪
3月になりました。
本格的な春の到来です。
ということで、明日(3/3)諸塚村の諸塚山で、
『日本一早い!諸塚山山開き』 をキャッチフレーズに山開きが行われます。
諸塚神社の元宮がある由緒ある諸塚山ですが、初心者にも優しい
登山道が整備されていて、登山初心者でも問題ないということなので、
このところの腰痛リハビリの一環として参加しようと思います。
今のところ天気も大丈夫そうなので、冬から春への気分転換を
考えている皆さん、是非ご参加ください。
(花粉症に悩んでいる皆さんには申し訳ない!)
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