2012年2月の記事
春を待ちきれなくて
夏だけではなく春も待ちきれない私T・・・・・・・。
基本的に寒さにはすこぶる弱い冬眠系男子ではありますが、ジッとしていては体に脂肪を蓄えてしま
うばかりという危機感からか、この週末は都農町まで行って春の接近を感じる旅に出ました。
実家に帰るついでに。。
同じ都農町内の立野地区に足を運んでみますと、そこには春の到来までもう少し!と感じる光景
が広がっていたんです。 こんな感じで(↓)
梅の花がほぼ満開でした!!
1週間前に立ち寄った時には、少ししか開花していなかったのに、この1週間で一気にピークを迎え
たようです。
それでも地元の立野地区の方がおっしゃるには、今年は開花のピークが約半月程遅かったそうです
よ。
(↑ 1週間前 ) (↑ 1週間後)
この週末の天候はあいにくの曇り空。
梅の花色と青空のコントラストが美しいのですが、開花状況的にもスケジュール的にも今回がシャッ
ターのラストチャンスでした。
(もう少し後になると桃色とクローバー、そしてサクラ色の季節になってしまうので・・・・・。)
さて、かの有名な「都農ワイン」の産地・都農町では、昔から『山と滝とくだものの町』が町のキャ
ッチフレーズとなっていて、梅園の他にもぶどうやみかん等の果樹園を多く見かけます。
この立野地区も昔からみかんの生産が盛んな地域で、私Tもかれこれ四半世紀前(!)の幼少期に
は無邪気にみかん狩りをしながら第一次オレンジデイズを満喫していたものです。
( ↑ 都農版"みかんの花が咲く丘"からは日向灘も望めます。)
そして、立野地区ではこれらの地域資源を活かして「立野ウォーキングコース」を作ってお
り、町内外から来られた方が歩きながら四季折々の景色と果樹を楽しめるようになっているんです。
( ↑ みかん・かき・梅の実等の様々な果実の収穫時期も楽しめます。)
私にとってもこれぞまさしく"渡りに舟"。
先日、職場の階段でお会いした元上司の方からも「Tさん、太った!?」のダメ押し発言を賜った私
は、もちろん前回ブログを受けてのジョークだと確信しながらも、念のため車での周遊を回避してウォ
ーク・ウォーク・ウォーキング!
最初は「あ、野犬とか出てきたらどうしようか・・・・。逃げ足遅いしなぁ。。」と不安がよぎり、茂みの中
からメジロ(町の鳥)が動く音を聞くたびにビビッたりしていたものの、車の中からでは気付かない素
晴らしい景色をたくさん堪能しているうちにいつしか消し飛んでいました。
( ↑ いくつかの「お勧めスポット」も設けられてます。)
途中で「ノドカワイタ~」・・・・・と思っていると、
甘~いみかんや酸っぱ~い梅干しが試食できる休憩所(↑)が渇きを潤してくれました(ナイス!)
このように花が楽しめて、くだものが食べられて、そして運動もできる・・・そんな地域資源をフルに活
用した取組を故郷で体感することができ、待ちきれなくて良かった~と思える週末となったTだったの
でした。
春よ、来い!・・・・・と言った途端に寒くなったりして。。
たまたまっ!
キンカンの木自体は冬の寒さに弱いとのことですが、
果実は風邪の症状(特に咳やのどの痛み)に効く
冬に嬉しい健康食品ですし、
完熟キンカンはとにかく甘くておいしい!
本県のキンカンといえば、新品種 「宮崎王丸」と 「宮崎夢丸」 の発表がありましたね。
「王丸」は、既存品種(寧波キンカン)より酸味が少なく大粒で、「夢丸」は、種なしだそうです。
種なしの果物はあまり好まないのですが、加工のしやすさや
子供、お年寄りそして一部のセレブ(?)な方々にとって、
種がないというのは大きなアドバンテージになると思われるので、
苗木の供給にはもうしばらくかかるとのことですが、楽しみに待ちましょう。
ソ~レソレソレ♪
\ お祭りだっ! /
世界の"山ちゃん"(FSC森林認証)を擁する諸塚村がお届けする年に一度の祭典、
その名も「しいたけ祭り」が本日開催されます!
「野菜生活80%」に引き上げたばかりの事務局員Tも、新鮮・肉厚・マルモリの椎茸をゲットするべく
会場の『ふるさと物産館 海幸・山幸』に馳せ参じる所存でございます。
「海幸」と名が付くとおり、この物産館には宮崎市と延岡市北浦から集結した魅惑の海産物もありま
すので、この際DHAも摂取してクレバーなTになりたいところですね。
え? 珍しく多くを語らずブログを締めようとしているけど何を企んでいるのかって!?
「猪肉と椎茸の炭火焼きセット」が昼休みまでに売り切れないかが心配で心配で筆(指)が進まない
のだから困ったものです。
ソ~ワソワソワ♪・・・・・・・・・・・
\ お祭りだっ! /
えびの市にいきいき集落
2月22日、えびの市中島区と田代区の2つがいきいき集落に認定されました。
えびの市役所にて認定証交付式を行い、そのあと現地を案内していただきました。
まず中島区ですが、今年吉都線が100周年となるのを記念して、
えびの駅周辺の環境整備やイベントを行いながら、
来年以降も地域の活動を続けて行きたいとのこと。
夏にはビアガーデンも開かれるようです。
ここには、えびの市出身の映画監督黒木和雄氏が、
「美しい夏キリシマ」という映画のロケを行った記念碑もあります。
次の田代区では、ひまわりを植えて地域おこしをしようと、
若者を中心に地区の中心部にひまわりロードを設置し、夏にイベントを行ったり、
水車で発電して、地区の街灯に使うことを検討したり、
地区の祭り「打植祭」を続けて行くなど、今後も幅広い活動を行っていくとのこと。
また、霧島山麓の小林と同じく湧水が豊富で、透き通った水源を見せてもらいました。
そのきれいな水を生かしてつくられた農産物などを加工して販売するため、
いちごムースやひまわりの種を使った油など特産品づくりにも取り組んでいきたいと、
6次産業化にも意欲を見せていました。
宮崎県内のさまざまな地域にいけば、どこでも何か発見があるものです。
週末ちょっと足を延ばしてみませんか。
「み」の下でいきいき集落物産市
先日お知らせしたとおり、みやざき物産館KONNE前「み」の看板の下で、
いきいき集落の物産品を集めた「み」の下マルシェ~いきいき集落物産市~を開催しました。
17日(金)は、西米良村((株)米良の庄)と諸塚村(もろっこはうす)。
昼休みを中心に県職員の方々にも多くお越しいただいて、
いなりや煮しめなど、当日調理された賞味期限の早いものから先に売れていき、
かなりたくさん並んでいた商品も、終わる頃には数少なくなっていました。
19日(日)は、西米良村(村所女性部いとまき倶楽部)と日之影町村おこし総合産業(株)。
当日は朝から楠並木朝市が開かれていたこともあり、
そのあとKONNEに行こうとするお客さんが、立ち寄っていました。
しかし、朝市が済んでからは、キャンプ見学ついでに来られるお客さんがちらほらという感じで、
なかなか休日の集客も厳しいものだと感じました。
どちらも非常に寒い日で、風で吹き飛ばされそうになりながらも、
わが村の生産者が作った産品を、元気に売っていた出店団体の皆様、お疲れさまでした。
事務局では、今回の経験を生かし、
いろんな形で中山間地域の経済活性化を支援していきたいと考えています。
新鮮組!
ある日の午前中、
南川神楽も終わりホッと一息をついていた私Tに職場の先輩がこう言い放ちました。
「あれ?Tさん、太った!?」
「・・・・・そんな馬鹿な!一時のプチメタボ状態は脱したはず・・・。あ、昨日ごっとり飲んじまったから
顔がむくんでるのかな?・・・いやいやどっちにしてもヤバい傾向だぞ。」(T心の声)
たしかに、1月中は車内で夕食を食べたり、深夜にラーメン食べたりが多かったな・・・・と、ここ最近
の不規則な生活を反省した私は、一人で勝手に「野菜生活70%」を宣言!
自炊の腕前に磨きをかけつつ、野菜をふんだんに使った食事を心掛けるようになりました。
そんな私にとっての強~い"味方"が、中山間地域の至る所で見かける農産物の直売所。
仕事柄出張やドライブの途中でその存在を意識するようになり、昨年末にとある直売所に立ち寄った
際、その品揃えの豊富さと手頃な値段、そして何よりもいきいきとした新鮮な野菜の数々に魅力を感
じるようになったんです。
(↑ 高千穂町五ケ村集落にある直売所)
(↑ 日向市田の原集落にある直売所)
どの直売所の野菜もとれたて新鮮ですので比較的長持ちしますし、甘みもまた違う感じがしますね。
(キャベツの写真が多いのは、私が焼きそば・焼きうどんの類に使うことが多いからです。)
中には、直売所の店員さんと会話をしながら野菜のおいしい調理方法や、生産地情報、旬の食材を
教えてもらえるなど一人暮らしにやさしい直売所もあって、私の場合は一度心に点火されるとわざわ
ざそこまで行ってでも買いたくなります。
気分が良くなりついつい買い過ぎてしまうのですが、作れる料理の数が大して多いわけではないの
で苦労してしまいますね。
(私の一番の課題はその食材の活かし方といったところでしょうか・・・・・・・・。)
(↑ 高千穂町 『がまだせ市場』)
この中山間地域の"新鮮組"が一番活躍できる場所は、やっぱり家庭の食卓でしょうか。
一家団らんの御供にいかがですか?
そういえば、今度の24日(金)には諸塚村の"新鮮組"も宮崎市の「ふるさと物産館 海幸・山
幸」に陣を張り、今年も「しいたけ祭り」を開催するそうです。
新鮮な生椎茸を中心に、たくさんの野菜や特産品の隊を編成して。
「肉厚で新鮮な椎茸をバターで焼いて食べてみようかな、柚子マヨネーズをつけて焼いてもいいな。」
(再びT心の声)
早くもGP(ごっとりプリン体)シリーズ開幕の予感デス。。。
追録(南川神楽)
この時期、各地で神楽が続いているようですが、
事務局関連神楽の締めくくりは諸塚村南川、小払(おばらい)集落での
南川神楽でした。
←夜の様子
← 夜明け後の様子
事務局職員かつ元駐在員Tさんの舞い姿は、早朝極寒の屋外ということで
手の感覚が鈍く、動きについて行けなくて、写真がよく撮れませんでした。(本人的には、してやったりだそうですが。)
今回の神楽は、数件の集落のお宅にお邪魔させていただいて、ご馳走いただきました。
とても温かいみなさんに感謝するとともに、諸塚村のみなさんの神楽に対する思いを
改めて感じることができました。
今期は、4地域の神楽を鑑賞させていただきましたが、本当にその地域ごとに個性が
あって、もっといろんな地域の神楽を観てみたいと思います。
皆様も是非体験してみてください。
「み」の下マルシェ いきいき集落物産市について
元気な集落づくりに取り組む「いきいき集落」の物産品販売を行うことによって、「いきいき集落」のPRを図るとともに、中山間地域の経済活性化を支援するため、下記のとおり物産市を開催しますので、ぜひお立ち寄り下さい。
■ 開催期間
平成24年2月17日(金)、19日(日) 午前10時から午後3時まで
(19日(日)は楠並木朝市開催日)
■ 場 所
県庁8号館 みやざき物産館KONNEの前
■ 出店団体・企業及び販売品名
2月17日(金)
(株)米良の庄(西米良村) 煮しめ、いなり、ふき佃煮等
もろっこはうす(諸塚村) 椎茸ドレッシング、柚子マヨネーズ、
黒岳まんじゅう等
2月19日(日)
村所女性部いとまき倶楽部 米良糸巻大根千枚漬け、柚子の甘露煮等
(西米良村)
日之影町村おこし総合産業 草だんご、地こんにゃく、蜂蜜、そば粉等
(株) (日之影町)
内海に鬼が・・・
日南海岸の話です。
鬼の洗濯岩って、車を停めて簡単に近くで見るということはなかなかできないですよね。
宮崎市南部の内海に、デモン・デ・マルシェという
地域の物産品販売・レストラン・自家製パンの店が、このたび開店し、
シンボルキャラクター「デモンちゃんとマルシェちゃん」の像の前には、
鬼の洗濯岩が広がっています。新しい内海の名所になるかもしれませんね。
2月の宮崎は、いろんな地域にプロ野球・Jリーグがキャンプにやってきているので、
ついでに日南市の天福球場の広島東洋カープ2軍の練習も見てきました。
ちょっと暖かい晩冬の午後、コーヒーでも飲みながら、ゆっくりプロの練習を見れるのはいいですよ。
そのまたついでと、南郷の西武、日南総合運動公園の横浜FCもと思いましたが、
駐車場が混んでいてシャトルバスだったり、
他の地域に練習試合に行っていたりしていて、
時間がない方は、ちゃんとスケジュールチェックをして、確認して行った方がいいようですね。
その後、再度内海の堀切峠ドライブインで降ろしてもらい、市内までジョギングして帰りました。
え、遠いだろって・・・16kmくらいですよ。普通のジョグです。
舞の夢
今年も諸塚村・南川神楽が奉納!・・・・・・・・されてから1週間が経ちました。
( 南川神楽の「舞い入れ」 2012年2月4日 )
南川神楽に関しては、昨年のこの時期に「最後のつもり」でブログを書いていましたので、
「今年は徹夜で写真を撮ることもなく出番まで仮眠でもとってのんびりやりますか~。」と、余裕の心
境だったわけですが・・・・・・
ほとんど眠れませんでした!!・・・・・・・・・・それはそれは予想を裏切る寒さのおかげで。。
アラフォーに昇格!?した事務局員T(元諸塚駐在員)の体もようやく通常モードに戻ってきたところ
で・・・・・・遅ればせながら今年の南川神楽を振り返ってみましょう!
南川公民館内の各地区を持ち回りで会場とする南川神楽。
今年の会場となる小払(おばらい)地区に現地入りした時
には、既に神楽舞台『御高屋』(みこや)が完成間近でし
た。
小払地区開催は5年ぶりぐらいになるのでしょうか。
【PM2:00】
冒頭の写真の「舞い入れ」からスタート。
小払地区内を舞いながら御高屋まで全員で移動します。
今年も「太鼓持ち」の役割を頂戴しました。
舞い入れの途中、沿道で観覧している南川地区のある方
から「諸塚 に 帰って 来てくれてありがとう」の一言を賜
り・・・・・感謝。 感激。
【PM5:00】
昨年は『神楽24時』と題して全ての舞をブログにアップする
試みを敢行しましたが、今年は手抜き!?・・・というわけで
はありません。
青年団のお手伝いや来客の接待をさせていただいている
合間にちょこちょこ鑑賞していました。
※写真は最高難度(?)のスピンが登場する「地割(下)」。
【PM11:30】
今年も登場!真夜中の"シンデレラゴッド"たち。
『三荒神』は神木の無断伐採に今年も怒り全開・・という話
でした。
場外では、宮崎市から応援に駆けつけてくれた同僚達に
「あの神様、怒ってるこっせん!?」とうんちくを述べるほろ
酔いのTの姿が。
【AM4:00】
草木もTも眠るはずだった深夜から朝方にかけての時間
帯。
南川の次世代エース達が白い息を吐きながら(!)激しい
動きの「神髄(かんずい)」の舞を奉納していました。
練習する機会がわずかだったにもかかわらず、体が覚えて
いるのがすごいですね。
さてさて。
午前5時ごろには私も舞わせていただきました。
昨年と同じく「午頭天(下)」(ごずてんのしも)。
フィギュアスケートに例えると2年連続同じ曲で臨むような感じでしょうか・・・・。
2年目の余裕で"太鼓の解釈"を意識しながら楽しく舞うことができました。
もっとも、舞そのものよりも袴(コスチューム)の着付けが苦手で、今年もお殿様のようにお腹を突き出
し先輩のY正さんに着付けてもらう有り様でしたが・・・・・・・成長しなくては。
【AM7:00】
日の出頃、「春日大神」が登場。
この日の朝はあいにくの曇り空でしたが、ほんの一瞬だ
け雲の切れ間から朝日が見えてきました。
【AM8:00】
そして、いよいよクライマックス!
岩戸が開きゆっくん・・・ではなく「天照大神」がお目見え。
天照大神とちょっこし目が合いました!?
大役を果たした幼児の姿に松原地区開催からの思い出も
重なり思わず涙目になってしまいました。
こうして今年の南川神楽も無事に終わりました。
3年目となる今年は宮崎市からの参加となりましたが、諸塚駐在時代には期間限定の「特別な行
事」だった神楽を、「毎年の積み重ね」の中の1ページだと客観的に捉えることができるようになった
気がします。
そして、今年も事務局の先輩方をはじめ、元日之影駐在員のFさん、同僚の方々などいろんな方が
応援に駆けつけてくださり、私以外の職員の方々にも諸塚村のハートフルスポットを体感してもらえた
ことが嬉しかったですね。
(私をはじめ同僚の皆さんも温かい地域のおもてなしをいただいたんです。)
今年もまた私に地域の伝統の行事に参加する機会を与えていただいた皆さんに感謝します。
( ↑ 小払地区から )
あっという間に1か月が過ぎ、夢から覚めると・・・・・・・・・・・・現実。
初でした。
楠並木朝市100回目
週末、定期的に開催されている県庁前楠並木の朝市は、
2月5日(日)に100回目を迎えました。
エコカーの展示や宮崎学園吹奏学部の演奏など、
様々な催しも同時に行われ、
手前の道は渋滞となり、県庁の駐車場は入りきれないくらいに、
たくさんの人が訪れていました。
ちょっと覗いてみようという気持ちだったのですが、
熱気に押されて、ぽんかん、日向夏、米、チーズ饅頭など、
みやざきの物産品を思わず買ってしまいますね。
やはり市ならではの雰囲気があります。
次回は2月19日(日)ですが、同日と2日前の17日(金)に
10時から15時まで、
近くのみやざき物産館KONNE前で、
「み」の下マルシェ いきいき集落物産市が開催されます。
西米良村、諸塚村、日之影町の物産品が展示販売されますので、
是非お越しください。
今日は、宮崎農業高校の生徒が、それぞれのテントに張り付いて(赤いエプロン姿です)
お手伝いをしていました。宮崎を盛り上げて行く、これからの若者ですので、とても頼もしいですね。
みんなのうた
今年の南川神楽(諸塚村)の練習時、
過去の2年間には見たことのない光景がそこにありました。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
神楽の練習ですけれども誰も舞っていません。
コミュニケーションの輪が形成され、中心に一升瓶らしきものが一応は置いてありますが、誰も飲ん
でいないようです。
そして、奥の方の「戸」に注目しています。
では、ズームア~ップ!
注目の的になっていたのは、南川神楽の舞いの中で登場する「御神楽立唄」。
他地域の神楽でも耳にした「神楽歌」の南川神楽バーションといったところでしょうか。
今年は、地域のベテランの方の唄を収録したテープを流しながら、いつも練習の最後にみんなでこの
神楽唄を練習していたんです(飲む前に)。
これは、代々伝えられてきた神楽唄を「みんなで」覚えていこうという取組です。
たしかに、私もこれまで「神楽唄はベテラン陣の領域」という感覚で、どこか他人事のように考えてい
ましたが、このようにみんなで練習することによって覚えてみようかという意識が芽生えますし、幅広
く確実に文化の伝承が図られていきますのでとても素晴らしい試みだと思いました。
私が諸塚村にいた頃は特別に唄を練習したことはなかったのでとても新鮮な雰囲気でしたね。
されどでございます。
この神楽唄は独特の調べで、1~2回、いや1シーズン練習したぐらいで覚えられるものではなく大
変奥が深いんです。
私なんぞはまるで鼻歌を歌っているような(言葉になっていない)状態に陥っていました。
しかも、戸に貼ってある唄の紙は日に日に増えていき、やがて公民館の壁は神楽唄だらけになって
いったほど種類も豊富・・・・。
それでも帰りの車の運転中にはそれとなく旋律がリフレインしていましたので、この「みんなのうた」
の効果は絶大ですね。
それに、現代は録音技術も発達していますし。
このように、「舞いも3度目なら~♪」とのんきに歌っている余裕もありませんでしたが、毎年毎年着実
に変化・進化している南川神楽の『今』を見ながら、文化の伝承にはじっくり時間をかけて繰り返して
いくことが必要だと感じました。
こりゃあ今年も本番が楽しみですばい!
(※このブログは、神楽の現地入りする前に元諸塚駐在員Tが予め書き込んでおいたものです。)
閉じこもってないでっ!
今年の冬は、本当に寒いっ!ですね。
みなさん、お家でコタツの番をしていませんか?
ここ数日来、報道されているとおり電力需給も厳しい状況にあり、
積極的な節電も求められていますよ。
となれば、外にお出かけするのが、手っ取り早い節電策!
今週末、中山間地域では、この極寒の時期にもかかわらず、
是非、行ってみたい伝統の行事やイベントが盛りだくさん!
えびの市京町二日市(南九州最大の買い物市、2/4~5)
西都市 尾八重 有楽椿まつり(2/5)
そして、事務局職員兼元諸塚村駐在員Tさんが、古事記編纂1300年記念、東日本大震災復興祈念を兼ねて(?)神楽を舞う 諸塚村南川神楽(2/4~5)
西米良村(菊池記念館など)では、カリコボーズのひなまつり(~3/4)
県内各地で始まったスポーツキャンプももちろんお勧めですよ。 出かけましょう!
« 2012年1月 | ブログのトップページへ | 月別記事一覧へ | 2012年3月 »