2011年11月の記事
いきいき集落研修交流会in都城折田代
標記研修会が11月26日(土)に開催されました。
県内から「いきいき集落」の住民の方々約70名が参加し、
県内各地域の魅力を探り、活性化に生かす取り組みをしている
(有)サングロウの濱門康三郎社長の講演や、
都城折田代自治公民館の取り組み、
そして、今回初めて行ったワークショップで、
しっかり研修と交流を行うことができました。
折田代の田畑館長はじめ、公民館の方々、
都城市経営戦略課の方々には、大変お世話になりました。
昼には、地元婦人会のもてなしもあり、大変おいしいおにぎりと豚汁をごちそうになり、
また、ワークショップでは、いろんな意見が出て、
5つのグループそれぞれが、地域課題解決のための発表を行いました。
こういう繋がりが、いろんなところで増えていって、
元気な集落づくりを行うためのヒントになっていけばと思います。
ぺったんこ チュウ★サン★カン
ぺったん ぺったん ぺったん ♪
・・・・・そろそろ師走の足音も近づいてきますが、餅つきの前にスタンプをついてみませんか!?
今年も実施中です!
『中山間地域おでかけスポットスタンプラリー』
県内の中山間地域にある集客施設(特産品販売所・温泉等)の利用促進キャンペーンとして、 毎年
この時期に実施している企画ですが、今回は対象施設がさらに増え県内23のスポットで集め
ることができます。 (詳しくはコチラ)
↑ よく見てみると、同一地域内で複数の施設が対象になっているポイントもありますので、「お、ココ
もだ!ソコもだ!」と思えるくらいに広範囲でスタンプラリーを楽しめますよ。
ところで、今回のスタンプラリー台紙の表紙に使用されている景色。
「はてさてどこかで見たような・・・」と思ったのですが、なんと私の古巣・諸塚村にある
「ゴロウソウの滝」ではあ~りませんか!
ゴロウソウの滝には新緑の季節に一度連れて行ってもらった事がありますけど、この季節もまた滝の
上方にある1本の紅葉が凛としていて美しいですよね。
ちなみに、この表紙写真の選択はゴリ押ししたわけでもなく全くの偶然なのですが、印刷会社の方に
いただいた初稿を見た瞬間、心の中で「ナイス!チョイス」と思い、ほくそ笑みながら台紙作成作業を
しておりました。
まさに「1人で旅する山村もみじプラン」にはもってこいの企画だ ・・・・・・と勝手に息巻いているTです
が、スタンプラリーのついでにこのような各地の素晴らしい自然や文化を満喫するのもいいですよね。
(是非ご家族の皆さんで!)
さらに!
各地域の施設には、その地域で作られた採れたての新鮮な野菜がずらりと並んでいるのも魅力で
す。
最近の急な冷え込みでこれまた「1人で鍋する"なば合戦"プラン」にはもってこいだ・・・・と自虐ネタ
を連発するTですが、スタンプラリーのついでに地元ならではの食材で胃袋を満たすのもいいですよ
ね。
(是非一家団らんで!)
↑ おでかけスポットの一つ「のじりこぴあ(小林市野尻)」にもフレッシュな"顔ぶれ"が勢揃いし
ていました。
この中山間地域おでかけスポットスタンプラリーは来年の2月29日まで。
対象施設の中にはまだまだ私の行ったことがないスポットがたくさんあることと、来年はオリンピック
イヤーであることに気付かされ、自称「おでかけプランナー」のハートに火がつきそうです。
皆さんも、県内の中山間地域を対象としたこの壮大な"宝探し"に出かけてみませんか?
薩摩川内市にて
これが薩摩川内市を上空から見たところです。(川内原発HPより)
河口の左岸に原子力発電所、右岸に火力発電所があります。
このたび、電源交付金担当は九州ブロックの会議のため、このまちを訪れました。
ちなみに原子力発電所は東日本大震災以降、運転停止となっています。
停止とはいえ、点検のためたくさんの人が働いています。
全国的にも原子力発電所ばかりでなく、水力、火力といった発電所の多くは
中山間地域、漁村地域にあります。
都市部が中山間地域から受ける恩恵として、水源かん養機能とかありますが、
いまのところ、この電源もそうだなと思います。
商業中心地や郊外のショッピングセンターに人が集まるなか、
日本中の地域は、どこでもいろんな課題を抱えながらも、がんばっているのだなと、
川内川をジョギングしながら思ったところです。
それはそうと、市内の店で出た、「さつまあげ」と「きびなご」は非常に美味でした。
大海と空の青さを知りたくて
「やぁ! そろそろお出かけする地域をか(変)える頃じゃないのかい!?」
・・・と、語りかけられているような気になったこのショット(↑)ですが、
先月、私が宮崎市と諸塚村を数往復していた時期の合間に撮った「のじりこぴあ」(小林市野
尻)のカエルさんです。
私が小林市に住んでいた数年前、さらには学生時代からいつも国道268号を車で通過する度に自
然と目が行ってしまうほど存在感のある"看板カエル"で、来場者をはじめ国道を走行中の運転手に
手を振っているような親近感があるんですよね。
↑ そんな看板カエルの周りには仲間もいっぱい(年々増えているそうな・・・・・)
以前は「蛙をシンボルにするほど野尻湖には蛙がたくさんいるのかな~」という程度の感覚でした
が、リサーチの結果、なんと「中山間地域」における取組として深~い関わりがあることがわかったの
です。
「のじりこぴあ」のカエル達の名は「Uターンカエル」
そして、その無数のカエル達が暮らすその場所は「ケロ(帰ろ)ケロ(帰ろ)共和国」
このカエル達には、若者をはじめ町民の定住促進や町外に住む方々にいずれはUターンしても
らいたいという願いが込められているそうなのです。
たしかに、よ~く見てみると・・・・・・、
共和国の中では、「Uターン会議」が開催中(↑)であったり、
家族の団らん中と思われる光景もありました(↑)
(奥の方でくつろいでいる蛙は、まるで私自身を見ているようです・・・・・・)
今まで何気に通っていたこの場所にこのような願いが込められていたとはつゆ知らず、まさしく"深イ
イ"発見となりました。
やはり、いろんな地域に出かけてみるっていいですね。
この「ケロケロ共和国」に行くには、メロン型のドーム(↑ 中には野尻の特産品がいっぱい!)が目印
です・・・・・って、ドームと同じくらい存在感がありますのでナビすら不要かもしれませんが。
そして、この旧野尻町をはじめ西諸県地域には、かつて私の心を激しく揺さぶった魅惑のスポットが
たくさんありますので、これからどんどん蔵出ししていきたいと思います。
「中山間地域」は広くて奥が深い。
地域によって言葉も文化も"色"も異なるようです。
まさしく「井の中の蛙」にならないように、広い大海(中山間地域)をもっと知りたい(お出かけしたい)
と"かんガエル"Tなのでした~。
一方で『されど空の青さを知る』の境地ですが・・・・・・・・・・・(受け売り)
「神楽」と「盛り上げ隊」
今日(11/19)から、高千穂夜神楽が始まります。
これから、年明け2月までの間、県内の中山間地域にあるいろんな地域や集落で
神楽(夜・昼)が催されます。
神楽は、地域の人々が伝統を受け継いできた地域の絆を支える神事儀礼ですが、
舞い手の装束、所作や踊りはもちろん、周りで見守る地域の方々の様子を含め、
実際にその場の雰囲気を味わうと、とっても新鮮な感動があります。
中山間盛り上げ隊が、このいろんな地域で催される神楽をお手伝いさせていただいています。
といっても、舞うわけではなく、準備やまかない、お客さんの接待等裏方さんとしてお手伝いしながら、神楽の鑑賞もさせていただいています。
すでに今年もいくつかの地域から隊員の派遣依頼がきていますが、
これから2月までの間、開催日程が重なることも多く、各地域の
ご要望に十分お応えできないことも予想されます。
神楽をお手伝いしながら体感できる機会ですので、盛り上げ隊隊員の皆さんはもとより、
まだ隊員登録をされていない方も、興味のある方は、ぜひ登録の上ご参加ください。
2011秋の遠見山ウォーキング開催!
小雨決行 荒天時延期
3 内 容:門川町にある遠見山を中心とした果樹園や田畑を周遊する
産地ウォーキング15キロ
5 申込先:農産物直売所「遠見の里」(門川町庵川5丁目115)
TEL/FAX 0982-63-3236
鹿児島中山間地域の物産店
会議でおとなりの鹿児島県に行って来ました。
宮崎県同様、中山間地域の主な収入源である農産物を直売している姶良市の「くすくす館」。
ここの店長さんは、野菜ソムリエや農産物検査員の資格もお持ちで、
食べ方、売り方、商品の見せ方など、自分なりのポリシーを持って店を切り盛りしているようです。
年間の売上は約1億7千万で、かなりの収入を得ている農家の方もおられるとのこと。
鹿児島ではそのほか、中山間所得補償制度を活用している地域や、古い簡易郵便局を改装して、地元の料理を出す店なども見ることができました。
隣の県でも同じように、中山間のささやかな取組が行われていて、
派手なことはなくとも、がんばっていける何かが続いていければいいのだろうなと思いました。
神様のお引越し
怒りの荒神(こうじん)が季節外れの"フライング"登場!? ↓
神主さんが荒神に許しを請うているこの場面は、毎年2月に奉納される諸塚村の南川神楽で目にす
る光景ですが、今回お許しをいただいているのは・・・・・・・・、
鳥居の建立!
2月の神楽では、舞台に使う柱の木を勝手に伐った事について怒られますが、今回は事前に許可な
く鳥居を建立したことについて許しを請う(神主が説得する)・・・・・・・・という場面なのだそうです。
と言いますのも、この度、諸塚村・南川公民館の内ノ口(うちのくち)地区に新たに建てられてい
た内ノ口神社が完成し、その遷宮の儀式が執り行われたのです。
※南川秋祭りの翌週の10月30日(日)に行われたものです。
(↑ 内ノ口神社の全景)
この日はあいにくの天気でしたが、晴れた日には絶景が広がる高台ですよ~。
荒神さまにお許しをいただいた後、「八幡」の神をはじめ内ノ口神社が祀る3つの御神像(↑)が廟の
奥に納められて遷座が完了。
神社の改築はたまに見かけますが、このように新しく建てる遷宮の儀式はなかなか経験することが
ありませんので貴重な機会となりました。
「地割(じわり)」↑をはじめ南川神楽が奉納され儀式は終わりました。
さて、諸塚村には16の公民館があり、さらに細かく「実行組合」単位で分けると約80の地区から成
りますが、これらのどの地区にも規模は違えど様々な神社が存在し、昔から神社を中心に集落の生
活圏が形成されていたことを物語っています。
この内ノ口地区内にも昔は神社があったそうです。
今回、地元の方の熱意によって神社が見事に復活したわけですが、単に神社を建てることが目的で
はなく、南川公民館の一部である内ノ口地区を「館民全員で元気に支えあっていこう」という南
川公民館の団結力が形になったものだと私は思います。
↑ 南川公民館の皆さんが集結してお祝い。
そして!
今回の神社建立は内ノ口地区で進められているある"プロジェクト"の1つであって、この地区がさ
らに元気を増すもう1つの取組も進行中なのです。
・・・・・・・・・・が、またまた長くなってしまいますので、そのお話はまた今度!
儀式の後、霧に包まれていた景色が少しクリアになってきました。
晴れた日にまたこそっと訪れて、しれっと己の幸せを祈願しておきたいですね・・・(たそがれそう。。)
無事に儀式が終わり荒神さまも"あんどの表情"!?
次にお会いできるのは2月でしょうかね・・・・・・。
さあ、行ってみよう!
立冬を過ぎて、ようやく秋?らしい気候となってきました。
今週末、本県中山間地域では、地域を代表するような祭りやイベントが
目白押しです。
いまさら申し上げることもない椎葉村「椎葉平家まつり」以外にも
延岡市島野浦「秋季大祭」や日之影町「見立渓谷紅葉まつり」、
綾町「綾・有機農業まつり」、延岡市「北川町産業祭」など、各地で催しが行われます。
変わり種は、都農町「旧車の祭典"CAR FESTA MIYAZAKI IN TSUNO"」でしょうか。
どこに行こうか迷うところですが、天気もまずまずのようですし、是非おでかけください。
椎葉平家まつり
先日すてきなお嬢さんが事務局にきてくれました。
今年の鶴富姫と観光しいば嬢です。
「椎葉平家まつり」のポスターの前でぱちっと一枚いただきました。
今年の平家まつりは今週末(11/11(金)夜~11月13日(日))に開催されます。
ぜひ皆様お出かけください。
詳しい情報はこちらから http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/cms/index.php?blogid=2&catid=75
源氏方・平氏方の豪華絢爛な行列が楽しみです!
みやざきの特産品大集合
11月5日、6日に県商工会連合会50周年のイベントが、宮崎市の文化の森で行われていました。
ほとんど全市町村の商工会特産品が集まっており、県内ほとんどの特産品(主に食品)がそろったのではないでしょうか?
さすがに商工会の方ばかりで、売り方もデパ地下のような感じで積極的でした。
そんななか、やはり目につくのは、「鹿ドック」です。
延岡市北川町が、ソーセージなどの加工を行っていることは聞いていたのですが、
「鹿はヨーロッパでは高級料理なんですよ!」との話と、350円というお手頃価格で、
しっかり買いました。癖はありますが、売り方によってはいけるのではないでしょうか?
ほか、 五ヶ瀬の特ホル・ぶどうサイダー、高千穂のトマト・ピーマン、えびのの馬鹿たれ、
じどっこちゃん丼などを食べたり、買ったりしました。
アオタイに向けて、午前中どか走りをした私は、近くで県内の特産品を賞味できるこのイベントに感謝しながら、足をひきずって帰宅したのでした。
↓鹿ドック(北川町商工会)
あしたへと続いた道
この道は~ いつか来た道~♪
ああ~ そうだよ 生コン舗装作業がしてある~♪・・・・・と1年前をしみじみと回顧していたTです。
諸塚村・南川公民館秋祭りの翌々日、
今度は同じく諸塚村・八重の平(はえのひら)公民館の生コン舗装作業のお手伝いをするべ
く、再び宮崎市から"大返し"を敢行してまいりました~。
八重の平公民館の生コン舗装と言えば、昨年の初挑戦以降、ボランティアへのオファーが殺到する
きっかけとなった記念すべき活動。
今回は、中山間盛り上げ隊の短期隊員Tとして駆けつけました。
「次回の作業も必ず駆けつけます!」・・・と公言していましたので、八重の平公民館からオファーをい
ただいた時には嬉しく、そして、懐かしかったですね。
生コン舗装作業のお手伝いは自身4回目。
すっかりベテランの気分で作業を始めたわけですが、久々の"ぺったんぺったん"作業は想像以上に
きつく、怠けていた体をゴムまりのように上下させながら必死に「どや顔」をする展開に・・・・。
そんな時、ぺったん作業の"相棒"が私の軟弱ペースに合わせてくれ救われます。
↑ 「緑のふるさと協力隊」として4月から諸塚村に派遣されている横山さんです。
昨年まで同じくふるさと協力隊として活動していた夏目さん(坊っちゃん)の後任になります。
「生コン舗装は初めてなの!?」・・・と先輩風を吹かせながら尋ねてみたところ、
「今日で4~5回目です。」というレスポンス・・・・・・・・ ベテランだ。
しかも!
横山さんは、今年の夏、諸塚村から宮崎県庁までの百数十キロを走破したほどのマラソン好きで、過
去 のレー スでも 2時 間40分前後の記録を持つ方なのだそうです ・・・・・・・・・・びっくりだ。
爽やかなふりしてこの子わりとやるもんだね(T心の声)と思いながら、これまで受け継がれてきた緑
のふ るさと協力隊のガッツを感じとることができました。
楽しく作業しているうちに、いつ の間にか今 年の作業ノルマ約 200メートルを打ち終えます。
公民館の皆さんの御厚意により、今回も筆跡を残させていただきました(↑)
どうか生コンが固まるまで猪や鹿に踏みつけられませんように(願)
作業後、またもや地区の皆さんの慰労会に交ぜていただきました(↑)
ここで注目していただくのは写真の奥!
八重の平婦人部の皆さんが、殿方や我々においしい食事を作ってくれています。
村内のどの地区に行っても頭が下がる光景ですね。
(↑ 木漏れ日の中で八重の平公民館の皆さんと)
舗装作業中、
地区の方が「今日は賑やかやね~」、「時間が経つのが早く感じるね~」、「高齢化率が(少しだけ)
下がったね~」などと言ってくださりました。
作業そのものは大してお役に立てないのですが、このように付き合っていただける地区とつながって
いきたい・・・・・・・
しっかり「あしたへ」と続いた道を見ながらそんな事を考えたTだったのでした。
またひとつ・・・。
ついでにと言いつつ、見つけてしまったワインのお供。
五ヶ瀬ワイナリーで見つけた 「ヨーグルトレーズン」 と
「ワインヨーグルトレーズン」。
どちらもヨーグルト風味で酸味のあるコーティングと
レーズンとの相性が抜群で迷わず購入。
まずは、ワインヨーグルトレーズンをお供にワインをいただくことに。
まさにブドウづくし(だらけ?)で、部屋じゅうがとっても幸せな気分にしてくれる香りで一杯になりました。
みなさんも、秋の夜長、一度ご賞味あれ。
やっくんが待ってまーす
明日(11/3)、都城市山之口町で「山之口弥五郎どん祭り」が開催されます。
やっくん=弥五郎どんです。
弥五郎どんは、身長4メートル、体重不明トン、
顔に朱面をかぶって、4輪の台車にまたがり、浜殿下り(御神行行列)の先導役を威風堂々と努めます。
弥五郎どんに触れると、一年間病気をせず元気に暮らせる、という言い伝えがあるそうです。
弥五郎どんは11時30分に的野正八幡宮を出発、正午には弥五郎どんの館に到着予定です。
弥五郎どん力餅や甘酒などの無料サービスコーナー、新鮮野菜など地場産品の特売広場もあります。
ぜひお出かけください。
yagoroh.pdf (詳しくはこちらへ)