2011年10月の記事
もろつかなでしこ
「♪いつものよう~に幕~が開き・・・・・・・・真の"喝采"はこれからよっ!」
・・・・・と言わんばかりに、諸塚村・南川(みなみがわ)公民館の秋祭り会場を今年も席巻したの
は、盛り上げ請負人として最強(最恐!?)の呼び声高い南川婦人部!
今年の初めには県大会進出を果たした「南川女子十一楽坊」をはじめ、数々のレパートリーを有する
婦人部が今回用意したのは~
昭和を代表する歌謡番組「ザ・ベストテン」(↑)
平成生まれの方には馴染みが薄いかもしれませんが、私が小学生の頃(昭和60年代)には学校で
常に話題に上がる人気番組でしたので、気分が一気にパラダイス化(高揚)していきました。
今回も婦人の名誉とプライドを尊重し、ピンボケ写真を掲載させていただきますが、1人1人の動き、
司会者の髪型、さらには順位を発表する際の「パタパタする掲示板」(手作り)に至るまで、往年の
「ベストテン」ファンにはたまらない徹底した追求ぶりでした。
(♪Y~MCA) (♪ワン・ツー・ワン・ツー) (♪真っ逆さまに~)
(↑ 順位発表の瞬間・・・・手回し)
第10位が披露された時には、「現代っ子達がわかりやすい曲目構成かな?」と思いきや、第9位か
らはひたすら昭和・昭和・昭和!のヒットソング。
会場内では、中高年男性の黄色い歓声が次第に大きくなっていくのを感じました!?
でもやっぱり1位は最近話題のアノ方でした↓
サプライズの夫婦共演で会場を沸かせたと同時に、昨年紀州から嫁いできたお嫁さんには強い衝撃
を与えていたようです。。
↑ 結果発表
「今や婦人部余興が南川秋祭りのメインになりつつあるよね」
「これ(婦人部)が楽しみの一つになっているとよな~」
・・・・・・・そんな声が会場のあちこちから漏れ聞こえてきます。
↑ 最後もまたベストテン仕立てで上位出演者の記念撮影(一番右は○ツコ風な司会者)
地元だけではなく地域外から来ている私も楽しめるそのパフォーマンスは素晴らしいと思いますね。
『婦人部の活力は地域の元気の象徴』
くどいようですが、私ことTが南川公民館に限らず諸塚村全域で感じていたことです。
なかなか公の場で見る機会はありませんが、このようなフジンの力が潜んでいる地域がもっとたくさ
んあるのではないでしょうか。
地域の元気な婦人部が"なでしこジャパン"並みに活躍している場所。
きっとその場所こそが、大きな大きな地域の"パワースポット"になるのかもしれません。
ついでに・・・。
先週、五ヶ瀬駐在員を激励(?)に「GO!GO!GOKASE2011」を訪れた際、
ついでに(←強調)五ヶ瀬ワイナリーで購入した
新酒のメルロー(五ヶ瀬町産ブドウ100%使用)です。
メルローは、酸味が穏やかで、とってもまろやかなので、普段あまり赤ワインを飲まれない方にもおすすめです。
事前にHPで新酒の発売の情報を得ていたので、初の五ヶ瀬メルローを楽しみに出かけました。(あくまで、「ついでに」ですよ。)
甘口のワインがお好きな方は、デラウェア(白)の新酒がもうすぐ発売されるようなので、そちらをお楽しみに。
九州地区民俗芸能大会
九州・沖縄地区に伝承されている民俗芸能を披露する
九州地区民俗芸能大会が宮崎で開催されます。
日時 平成23年10月30日(日) 13:00~16:40(プレイベントは12:20~)
場所 小林市文化会館
佐賀県鹿島市の「母ヶ浦の面浮立」(シャグマのついた面をつけて踊る勇壮な芸能)や
沖縄県読谷村の「作たる米(チクタルメー)」(収穫を終えた農村の喜びをあらわす芸能)など
九州各県の芸能をまとめて鑑賞するまたとないチャンスです!
宮崎県からは、木花相撲踊り(宮崎市木花地区)と剣舞「一の谷」(小林市須木)が登場します。
詳しくは minzokugeinou.pdf (1.45MBあります。ちょっと重いです。ご注意ください)をご覧ください。
喝采 シーズン3
♪いつものよう~に幕~が・・・・・・・・・今年も開きました!
かねてより照準を合わせ、一切の予定を入れずに空白にしていた10月22日(土)。
諸塚村・南川(みなみがわ)公民館の秋祭りに行ってまいりました~!
( ↑ 今年も祭りを盛り上げる"諸塚の踊り子"たち)
あれは2年前♪
私ことTも地元の南川青年団の一員として「演芸の部」にデビューさせていただいた思い出の秋祭り
ですが、ついこの前の出来事のような、ずいぶん昔の出来事のようなどちらとも言えない不思議な感
じです。
他を寄せ付けない圧倒的な「セリフの棒読み」を披露したことが電撃引退を早めた(?)という説もあり
ますが、私にとって秋祭りは諸塚在住時のよき思い出の一つで、引退(派遣期間満了)後も「今ごろ
青年達は祭りの練習しているのかな~」と考えることがありました。
今回は一人の「観客」という立場でこの南川公民館のビッグイベントに参加。
保育所・小中学生・青年・青年OB・婦人、そして、それを見守る南川館民の皆さんをはじめ来場され
た方々・・・・・と、変わらない地域の活気と温かさが公民館内に溢れていました。
( ↑ 久々に会った荒川保育所のチルドレンも大きくなっていました♪)
祭りの日、村を離れて暮らす高校生や大学生をはじめ地元の小学校で教えていた先生など、かつて
村で暮らした方達もたくさん諸塚に帰ってきます。
この時期には村内各地で行われている地域の秋祭り。
元々は、その年の収穫に感謝するための行事なのでしょうが、このような祭りや伝統芸能がもつ
「求心力」のようなものを、諸塚在住時から感じています。
そして、私もまたその「求心力」に導かれるかのように、秋祭りに諸塚に帰った一人でございまして、
「あら~T君、来てくれてありがとう!」という地区の皆さんの温かさに『喝采』でしたね。
すっかり気分がよくなってしまった私は、フィギュアスケートのシーズン開幕に呼応するかのように
久々のGP(ごっとりプリン体)シリーズを勝手に開幕。
前夜祭から本祭まで、宮崎の焼酎の消費量にまた一つ貢献させていただきました。 (ふぅ・・・)
さて、南川公民館の秋祭りと言えば~・・・・・・・・・・・やはりアレです。
今年も知る人ぞ知る南川の盛り上げ請負人達が、"笑いの表彰台"を独占していましたよ~。
つづく
日之影町大人歌舞伎
10月9日は、西臼杵地区で様々な行事が目白押しで、
先日紹介した日之影町「深角団七踊り」以外にも、五ヶ瀬町「夕日の里フェスティバル」、
そして、夜は日之影町「大人神社秋祭り奉納演芸」が行われました。
200年以上前から受け継がれている演芸で、歌舞伎は2演目行われました。
一つは本能寺の変を題材にしたもの、もう一つは白浪五人男の口上が有名な演目でした。
言葉の内容は、高校の古文の時に教わったような、よくわからないもの??でしたが、
雰囲気は十分伝わります。
特に口上の「しらざあいってきかせやしょう」等は聞いたことがあって、
出演する人のキャラクターも様々ですが、かっこいいもんです。
実は、いきいき集落担当の私は、中山間盛り上げ隊で参加し、
舞台裏でのお手伝いをさせてもらい、ちょっとした地元の方との交流もありました。
宮崎に着いたのは深夜1時でしたが、非常に充実感のある1日でした。
ラジオの時間
宮崎にも「スカイツリー」が開業!?
・・・と思うほどに空が近く感じる塔ですが、 こちらは日本中が今話題の南極観測に希望を抱いてい
た1950年代に開業の地元放送局・MRTラジオでございます。
この秋、MRTラジオ、NPO法人みんなのくらしターミナル、そして中山間・地域政策課(県)とが協働
し、中山間地域の魅力をラジオを使って発信するという、これまた希望あふれる事業を始めたの
です!
その名も、『ココロふれあいツーリズム~中山間地域からの「絆」発信!』
これは、ただ中山間地域の行事を紹介するのではなく、その地域に住む方々の強~い「絆」を幅広
くお伝えしていくことが目的で、時にはスタジオから飛び出して中山間地域からの生の声や、体験ツ
アー等の企画も交えながら様々な試みを予定していますよ。
その核として、このたび毎週月曜日の朝の「バリッと朝」というラジオ番組の中で「中山間地域」
をメインとした専用のコーナー(10:00~)が設けられたのです。
番組の開始に当たり、キーワードとなる「中山間地域」についてお話するため、先日、私ことTも"スタ
ジオイン朝"してきました。
ちゃっかり「中山間盛り上げ隊」と「中山間地域をみんなで支える県民運動」のPRも兼ねて。
MRTの門をくぐったのは、私が新規職員の頃の民間研修でお世話になって以来実に11年ぶり!
相も変わらずすこぶる緊張状態に達していた私は・・・・・・・、
「顔は見えてないから。うん、大丈夫・・・オーライ・・・ナイス・・・野良猫ガッツだ。」(リピート)と、TVシ
ョッピングの日本語吹替のように自分に言い聞かせること数十分。
ほとんど緊張を緩和する効果もないまま、いつしか体は本番席に。。
直前のCM中、諸塚駐在時から顔なじみの初鹿野さん(番組MC)から「原稿のまま読めば大丈夫
ですよ~」と一瞬だけ緊張をほぐしていただきました。 ところが冒頭から・・・・・・・・、
MC初鹿野さん:「実はこの元諸塚駐在員Tさん、虫が大の苦手なんですよ~(笑)」
T :「!!・・・・・・・・・・・(ちょっと!ちょっとちょっと!!)」
と、初鹿野さんの緊張を緩ませる(?)アドリブ暴露で始まり、心は"壊れかけのRadio"状態に突
入・・・(何も聞こえない~♪)
消防の規律訓練の時と同じように、気がつくと本番が終了していました。
しかし、心拍数が落ち着き始めた数分後。
古巣・諸塚村の方をはじめ作業中にラジオを聴いていた方から電話やメールをいただき、あらためて
ラジオが持つ強い発信力を感じることになります。
私の出演はほんの序章にすぎませんが、ラジオを使った中山間地域の魅力発信にはこれから耳が
離せませんよ~。
リスナーの皆さん、今後もラジオの時間をお楽しみに!
栗!
秋の味覚といえばいろいろありますが、皆さんが思い浮かべる食べ物は何でしょう?
たまたま見かけたネットのランキングでは、秋を感じる味覚として、5位が「梨」、4位が「柿」、3位が「松茸」、2位が「サンマ」、そして1位は「栗」とありました。
栗といえば、そう、日之影町の名産品 「きんとん栗九里(くりくり)」です。
中身がぜ~んぶ丸ごと栗!というほど栗を堪能できます。口の中では、栗らしい「もそもそ感?」も味わえます。
日之影町を訪れるたびに購入していましたが、
最近は人気が↑で、中々手に入りにくくなってしまいました。
みやざき物産館では、お一人様1つ限りの限定販売をしていましたよ。
栗好きの方、一度ご賞味あれ。
第六の幸福をもたらす民宿
ルーツの旅も後編にしていよいよ(やっと)本題!
前回、西都原古墳群と隣接している「寺原(てらばる)地区」をご紹介しましたが、単に名前が同じ
だから行ってくるほど私も暇ではないのです(ちょっとだけ強がり)。
今回のお目当ては、寺原地区に8軒ほどもあるという「農家民宿」。
西都市でも、都市部で暮らす人々などが農村に滞在し、人や自然、文化との交流を楽しみながら余
暇を過ごす「グリーン・ツーリズム」に取り組んでおり、田舎の暮らしが持つ魅力を発信してい
るんです。
西都原古墳群の周辺で、いろんな方に「『寺原地区』ってどのあたりにあるんですか?」と尋ね、「寺
原はあっち!」と聞いて複雑な思いで古墳群を周遊すること数十分・・・・・。
バス停は見つけたものの、肝心の目的地が見つからず、
すっかり『寺原取りが寺原になった』(探しているうちに挙動不審になったの意)状態に・・・・・。
諦めて帰ろうとした時、大きな古墳のすぐ近くにそれらしき看板を発見しました(↓)
そのお宿の名は「古代の風(いにしえのかぜ)」。
数軒ある寺原地区の農家民宿の一つで、ブルーベリー狩り(期間限定)やジャム・ジュース作り等が
体験できるそうですよ。
あいにくこの日は「ブルーベリージュース」が品切れでしたが、店主の水本さん御夫妻が寺原地区
の「農家民宿マップ」をくださり、お話を聞かせてくれました。
古墳群という古代の雰囲気が漂う緑の大地の中で、
「時間の事を忘れてゆっくりとくつろいでもらいたい」という思いから農家民宿をやっているのだそ
うです。
敷地内のブルーベリー園には、"古代の風"を感じるこんな建物も(↑)
近年、注目されつつある「農家民宿」ですが、早くからグリーン・ツーリズムに取り組んできた寺原地
区には、この「古代の風」の他にも西都の魅力を満喫できる農家民宿がありますし、Tの古巣・諸塚
村をはじめ五ヶ瀬町や椎葉村など県内各地に、その土地の特徴を生かしたユニークなお宿がたくさん
ありますよ。
ところで、タイトルにある「第六の幸福」。
私のもう1つのルーツでもある吹奏楽の名曲『第六の幸福をもたらす宿』(アーノルド作曲)から取った
ものですが、当時(学生時代)の部内でも「『第六の幸福』って何だろう!?」という話題になっていま
した。
(※最近のCMの中でも使用されている曲で、口笛のメロディが印象的ですよ♪)
"六番目"と言うくらいですので、普段は味わえないような「至福の時」を表現したものなのでしょうか。
その答えは今もわかりませんが、中山間地域にある農家民宿が、その地を訪れ宿泊した方々にまさ
しく「幸福をもたらす民宿」になることを願いつつ・・・・・・・・。
おわり
目白押しですよ!
本格的に秋らしい陽気になってきました。
天候もお出かけにはもってこい!というこの週末連休、皆さんのご予定はいかがでしょうか。
今週末も県内中山間地域では、イベント目白押しです。
まず、本日(8日)西米良村おがわ作小屋村で開催されるのが、月の神楽(女面の舞)。
人工の明かりを消して、美しく淡い月明かりの中で舞われる
幻想的な米良の神楽を堪能できます。
明日(9日)は、日之影町で深角(ふかすみ)地区の団七まつりと
どちらもいきいき集落で地区の皆さんが守り続けている地域の素晴らしい伝統行事です。
大人歌舞伎では、わが中山間盛り上げ隊が裏方としてお手伝いするほか、
MRT放送さん、NPOみんなのくらしターミナルさんとの協働事業
「ココロふれあいツーリズム~中山間・地域からの「絆」発信!」の中で実施する
体験ツーリズムも行われる予定です。
このほかにも美郷町南郷温泉の美人の湯「山霧」では、
あの化粧水「どんタロ」の誕生祭と称したイベント(8日~10日)、
五ヶ瀬町では夕日の里フェスタin五ヶ瀬(9日)もあります。
是非お出かけいただき、中山間地域の秋を満喫してください。
ルーツの旅
国内最大級の古墳群と云われる西都原(さいとばる)古墳群(西都市)
無数の古墳群が広がる台地の少し奥に車を進めると、わたくしTの心に青いイナズマが走った衝撃
のバス停を発見!
その停車場の名は「寺原」(↑)
西都原古墳群と隣接するその地区の名は、なんとまぁ私の名前と同じ「寺原(てらばる)地区」
だったのです・・・・・・(ナイス!ネーミング)
熊本市内にある同じ名前の自動車学校の存在を知った時以上の感動を覚えましたね。
(↑ 西都市寺原地区)
車を降り、この寺原地区を遠くから眺めていると、そののどかな風景のせいか、季節のせいか、はた
また同じ名前のせいなのかわかりませんが、どこか懐かしい雰囲気を感じました。
以前に父から聞いた話によりますと、
我がTばる家の先祖は、同じく西都市の都於郡(とのこおり)という地区からゲルマン人並みの移動
を始め、高鍋や日向市東郷等で一族が徐々に散っていきながら、現在の都農町に居住するに至った
歴史もあり、ルーツはこの「寺原集落」にあるのではないか・・・とのこと。
3月まで在住していた諸塚村にも「原(ばる)」という文字が入った地名があることは、以前のブログ
でも触れさせていただきましたが、出身地の都農町をはじめ児湯郡(こゆぐん)内、さらには九州各地
でこのような地名をちらほらと耳にします。
「原」は、集落を示す言葉だったという見解もありますので、大きな古墳が多く、「原(ばる)」と名の
つく地名も比較的多い西都・児湯地区には、太古の昔から人が住む集落が集まっていたのでしょう
か。
父方の先祖も西都、母方の先祖も西都ということを考えると、我が家のルーツはやはり西都にあるよ
うな気もしますが、自分のルーツを詳細に紐解いていくと、ひょっとしたら今まで出会った人や住んだ
り行ったりした場所は全て古からの「縁」でつながっているのかもしれませんね!?
スピリチュアルな感じで実におもしろい。
さて、「売名ブログ」になりかねませんのでそろそろ本題へ移ろうかと思ったのですが、
いつものように長い前置きにスペースを割いてしまったため~・・・・・・・・・・後編につづく!!
森を歩こう!
すこし秋らしい陽気になってきました。
皆さんにとっては、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、旅行の秋、惰眠の秋、どれでしょう?
先ずは、夏の暑さをいいわけに成長させたビール腹の解消のため「スポーツの秋」といきたいところ。
とはいっても、今から青太マラソンや綾照葉樹林マラソンを目指すにはいささか(かなり)出遅れという方、
先ずは森林浴を兼ねたウォーキングはいかがでしょう?
今年は国際森林年で、森林セラピー基地でもある 日之影町、日南市北郷町では、
【全国一斉森林セラピー基地Walking Day】 としてそれぞれ10/2、10/8にセラピーツアーを実施するようです。
「森を歩く!」 これがスローガンです。