2011年7月の記事
☆≡ に願いを! ~この夏の流星群~
私が、かつて南の島、
奄美大島に赴任していた時、はまったものがいくつかあります。
その中の一つが、流星群観賞。
よく友達と夜のドライブをしていました!
というわけで、
もし、あなたが自然豊かな中山間地域にお住まいなら、
もし、お天気がよくて、お月さまがあんまり大きくなければ、
この夏の流星群に会えるかも!!
ちなみに、
私のお気に入りは、ペルセウス座流星群。(3大流星群のひとつです。)
今年は、あまり見えないらしいのですが、冬のふたご座流星群とともに、
町の明かりが遠い郊外などで手軽に見ることができて、おススメです。
【流星群情報】
☆7月28日頃 「みずがめ座デルタみなみ流星群」
☆7月半ば ~8月いっぱい 「山羊座アルファ流星群」
☆7月終わり~8月いっぱい 「みずがめ座イオタみなみ流星群」
☆8月12日~13日頃 「ペルセウス座流星群」
☆8月19日頃 「はくちょう座カッパ流星群」
いきいき輝く!みやざきの中山間地域
MRT宮崎放送の土曜日、午前9時半から放映している県政番組に
「おしえて!みやざき」があります。
7月12日の朝4時に起きて、5時に県庁集合、一路西臼杵地域へ。
五ヶ瀬町桑野内の庄屋の館、グリーンツーリズム、高千穂町岩戸五ヶ村、刈干切り、
日之影町大人集落、新富町で中山間盛り上げ隊短期派遣に参加された方のインタビュー。
県庁に着いたのは20時を過ぎていました。
宮崎市では高校野球が中止になるほど雨が降っていたのに、
西臼杵地域はいいお天気でした。(雨男返上です)
ずっと同行していた田代アナは、非常に活動的で、集落のみなさんも元気をもらっていました。
ここ一番の集中力はすごいものです。
え、放送はいつかって・・・実は23日に放送されました。(えーっという声)
私自身が、内容を確認してから皆さんにお伝えしようと思いまして。。。。。。
MRTのHPに動画が掲載されていますので、御確認ください。
http://mrt.jp/television/oshimiya/
あいくるしい
ジャンジャンジャガイモサツマイモ~♪ ホイホイっ!!
3週にわたりお送りしてきました夏の西米良村探訪編もいよいよ最終回。
ダムの水位回復を見届け、「作小屋カレー」で胃袋を満たした私の最終目的は、春の山菜まつり(小
川地区)の際に会えなかった精霊「カリコボーズ」のホイホイくんでした。
この日、村の中心部・村所(むらしょ)地区で民話の語りイベントがあると情報を入手していた私は、
冒頭の変なテンションを保ちながら会場となった「温泉ゆた~と」の森林浴デッキ(↓)へ。
「この会場にホイホイくんが登場するのでは!?」と直感が働き、挙動不審もなんのその!という気
持ちで会場で張り込み(?)を開始しました。
会場には「語り部の会」の皆さん(↑)が勢揃い。
私がホイホイくんウォッチングに集中力を高めている中、 「語り部の会」の黒木畩友(けさとも)さん
(↓)が私の心を振り向かせる魅惑の民話を語り始めます。
(↑ 黒木さん)
それは、 「むか~しむか~し、30代独身男性が結婚するに至った」という現実味溢れるお話・・・。
もはやホイホイくん探しをしている場合ではないと悟った私は制止状態に陥りました。
「耳だけで聞く」。
自称"テレビっ子"の私にとってはとても新鮮で、独特の語り口調に耳を傾けているうちにその世界に
入り込み、想像力や集中力が増していくような感じがしました。
(なんだか生きていく上でも大切な何かが隠れているような気もしませんか?)
さて!
すっかり五感が冴えた(ような気がした)私は、ついにホイホイくんを発見・・・・・民話の本の中に(↓)
カリコボーズはこれらの民話の中で度々登場するそうですので、やっぱり「聞くことによって会える
存在」なのかもしれませんね。
西米良村は民話の宝庫。
150近くの民話が今も語り継がれているそうですが、この民話の本の中に登場するキャラクターの絵
はどれもあいくるしいんですよね。
カリコボーズも民話の中ではいたずらっ子のようですが、語り部の会の皆さんによる情感豊かな語り
口調と、 ゆったりとした時間の流れを感じる西米良村の自然が、聞き手の心の中にこのような山間
地域のあいくるしい"ゆるキャラ"を作り出させてくれているのかもしれませんね。
でもやっぱり・・・・・・・、
今度こそ実物のホイホイくん(着ぐるみ説あり!?)と一緒に写真を撮りたいTだったのでした~。
と、申すかっちん。
笛水夏祭り
海の日が入る3連休。これから夏休みとあって、県内のいろんな地区でお祭りが開催されます。
いきいき集落も地元の夏祭りが早速開催されました。
都城市高崎町の笛水地区。以前、7月16日に祭があるという情報を聞いていて、
しっかり行って行きました。
保育園生のマルマルモリモリ踊り、小学生の太鼓、エイサー、PTAのAKB、フラダンス・・・
ここの地元の人総動員で出演して、屋台も出して、みんなで盛り上げているというのがよくわかります。
地鶏にビール、うなぎ弁当、なんと100円の焼トウモロコシ。
うちの課のYさんも子供さんと来ていました。祭のあとはクワガタ探しだそうで・・・パワフル。
私は、ハンドルキーパーをしてくれるカミさんを連れてきていたので、しっかりビール飲みました。
スタッフはみないきいき集落のTシャツを着ています。最後の花火までしっかり堪能。
次はどこにいこうかな。
夏のあまのじゃく
夏の小川もそろそろ行くよ♪
・・ということで、ダムの大増量を見届けた後、自分の胃袋も増量させる(食事をする)べく"平成の
桃源郷"「おがわ作小屋村」へ行ってきました。
暑い夏になるとすぐ軒下などの「陰」に隠れたがる超暑がりのTですが、向かったのは涼しげな作小
屋の軒下(↑)・・・ではなく隣接のお食事処。
お目当ては、名物メニューの「おがわ四季御膳」でした(↓)
16の小皿に盛りつけられ、そして西米良村の爽やか青年Kさんが運ぶ料理は上品な雰囲気が漂っ
ており即決で決めそうな勢いでしたが、人と同じ事をするのが嫌いな私、もとい優柔不断な私は、他
のメンバーが全員四季御膳にすると知って迷いはじめ・・・・・・・・・、
結局「作小屋カレー」(↓)に決定!
「なんだカレーか。」と思うことなかれ!ですよ。
この作小屋カレーは、なんと珍しい鹿肉の竜田揚げと地元の山菜の天ぷらがオン・ザ・カレーなん
です。
臭みが全くない竜田揚げと、まったりと煮込まれたカレーとの絶妙なハーモニーは、「おがわ四季御
膳」への未練を一気に断ち切るおいしさです。
とは言え、他のメンバーが四季御膳をおいしそうに食べているのを見ると、「四季御膳もおいしそうだ
な~」・・・・と、ちょっこし後悔してしまった"あまのじゃく"なTだったのでした~。
(↑ おがわ作小屋村)
この後、あまのじゃくなTは再び「ホイホイくん」を探しに旅に出ます。
7月15日はベリーナイス!!
夏本番!
「ふるさと物産館海幸・山幸」(宮崎市)がベリー・アイス!、そしてベリーナイスです!!
明日7月15日(金)は、年に1度の「ブルーベリー祭り」(10:00~15:00)
諸塚村産のフレッシュなブルーベリーをはじめ、さっぱり・ひんやり・うっとりのブルーベリーアイス等
がいつもよりさらに倍率ドン!で販売されるんです。
七ツ山婦人加工グループの製品試食もあるようですよ。
諸塚村駐在時代にご紹介しそびれていたかもしれませんが、しいたけのイメージが強い諸塚村にお
いて夏場に生産されている果実が、知る人ぞ知るブルーベリー。
その名も「青い滴」として、生産者の方の愛情が詰まった多くの果実が諸塚村を巣立っています。
そして、このブルーベリーを使って作られた"別腹メニュー"が「森のアイスクリーム」(一番上の
写真右側)。
諸塚の生産者の方が丹精して作られたブルーベリーが入ったアイスを一口食べれば、夏のお嬢さん
もたちまち諸塚村のとりこになる~。
アイ・スクリーム~♪ ユー・スクリーム~♪
ちなみに、ふるさと物産館海幸・山幸(↑)では、7/22~8/12までの期間中、諸塚村産乾椎茸が
1割引で販売されるそうです。
これまたベリーナイス!ですね。
明日の昼休みは、青いブルーベリーを見つめすぎて顔が青色になるかもしれません・・・
・・・・・・・(あれ!?)
元諸塚駐在員
いきいき諸塚村南川
諸塚村にある南川集落でお話を伺いました。
いきいき集落に「もっと」をつけて「もっといきいき集落」
青年団を中心に10人程度で、
学校・地域・PTA一緒に子どもを育てようという意識で活動。
今は村外に出ている地元の出身者の、「住むところがあれば帰ってきたい」という声から、
村営住宅はこれまで、村の中心部にしかなかったのですが、
個人が土地を提供して、このたび南川集落に住宅が建設されたとのこと。
県内外から2組くらい住みたいと申し入れがあったそうです。
伝統芸能の神楽を舞う神社も新築。
中山間地域は神楽を奉納するところが多いのですが、
子どもから年配者まで、みんなでつながることができて、
やはり地域の絆を深める大事な行事なのですね。
大増量!劇的ビフォーアフター
今年の定期健康診断で、2004年(平成16年)以来7年ぶりに体重70㎏越えを記録したTです。
「高得点が出た~!!!」 ・・(バンクーバーオリンピックの実況より)
・・・・と、フィギュアスケートの女子ショートプログラムで70点台が出れば歓喜の大台点なのですが、
キス&クライ(体重計の上)にいた私はやや焦り気味。
歴代最高得点をたたき出したあの78㎏時代に再び戻らないようにフリーでの巻き返しを誓っていま
した。
痩せている時にはもっと太りたいと言い、太ったら痩せたいと言っていますので勝手なものですが、
そんな大増量を嘆く私が「どんどん増量してほしい!」とずっと思っていたものがあるんです。
それは、ダムの水(↓)
県内で渇水が深刻化していた今年の5月初旬。
西米良村の越野尾(こしのお)付近(↑)でもかなり水位が下がっていて、1960年代にダム湖の
中となった旧越野尾小学校跡(写真の左部分に見える平らな所)が出現していました。
梅雨明け後。
久々に越野尾付近を通過・・・と言うよりは気になって見に行ってみると・・・・・・・、
大増量!!
そこには美しい湖が広がっていました~。
水源のかん養などの機能も有している中山間地域。
溢れてしまうような水量は困りますけど、やはり私達の生活を支える水が余裕たっぷりだと安心しま
すよね。
山間地域の水が潤っていると何だか私も気分がイキイキ。
その勢いで一気に西米良村の深部へ潜り込んできたわけですが、それはまたの機会に。
さてさて、話は冒頭に戻りましてダムと同じく大増量した私の体重。
こちらは反省から行動へと移すべく、毎晩夜な夜な大淀川のリバーサイドランニングを行っている最
中ですが、最新の業界情報によれば「ちょっとスリムになったよね!?」とのこと。 フフっ。
体重ではなくて心にダムを!
オレンジ色の
我らがいきいき集落の「白地ののぼり旗」とは
また、ひと味異なる
オレンジ色の鮮やかな「のぼり」がいっぱい。
JR宮崎駅の駅ビル構内にオープンした串間市のアンテナショップです。
「くしま」と書いてあるんですよ(念のため)。
串間市の特産品が新鮮な野菜から農水産加工品まで
ずらりと品数豊富に展示・販売されています。
もちろんこの時期の串間といえば、
これ、大束(おおつか)甘藷!
子どもから大人まで、みんな大好きですよね。
この度めでたく勤続20周年を迎えた事務局のUKコンビも勤務時間外になると、やおら机の引き出しから取り出して「お芋」を頬張ってます (やや不思議な光景)。
これからお芋の季節です。宮崎駅にお越しの際は、お立ち寄りください。
点検ぼくのまち
『やぁ!カッターマンだよ。』・・・・???
先日レポートした日之影町追川上(おいがわかみ)地区の草刈り作業の時のこと。
現役中山間盛り上げ隊Tが完全に「追川上地区の若手のホープ」・・・と思い込むほどに、鮮やかな草
刈りカッターさばきを披露していた1人の青年がいました(↑)
その青年が休憩中に私に接近してきます。
「やばい。地区の方に作業が遅いのが目についたかな!?『おしおきだべ~!』って言われるか
な・・・」と、一気に挙動不審モードになっていると、意外にも「お久しぶりです!」という梅雨の元気な
ご挨拶。
あれ?・・・あれあれあれ!?
じ~っと覗き込んで見てみると・・・・・・・元緑のふるさと協力隊の岡田さんではありませんか!
草刈りをする姿があまりにも自然だったので全く気付きませんでしたが、この日は岡田さんも追川上
地区の草刈り作業のお手伝いに駆けつけていたのでした。
草刈り機さばきも含め、すっかり日之影町民となっていた岡田さん。
私が諸塚村に住んでいた頃から"お噂はかねがね"の方で、1年間のふるさと協力隊活動が終わった
後も日之影町に住み地域活動を続けていらっしゃるんです。
これまでも何度かお会いする機会がありました。
現在は「集落支援員」として、地域の皆さんと一緒に集落の状況や課題を把握し、地域の将来
に向かって住民同士で話し合いを行っていく、いわゆる「集落点検」を実施されています。
先日の追川上地区も集落点検をモデル的に実施している地域の1つ。
公民館の中には、岡田さんと地域の皆さんが一緒に話し合いをしてきた足跡が残されていました(↑)
「点検」と聞くと、なんだか検査を受けているようにも聞こえるかもしれませんが、中身は未来に向か
った前向きなもの・・・そうあってほしいと思っています。
外から日之影町に来て、今では地区の人と見間違えるほどに地域にとけ込んだ岡田さんならではの
手法で、地域の方が安心し、信頼して話し合えるような場が作っていけるのではないでしょうか。
追川上地区の"未来予想図"の完成がちょっぴり楽しみですね。
(えっ、自分自身の"未来予想図"ですか!?・・・・・・・・「T型自分点検」でも開発しようかな~。)
(↑ 追川上地区にもどこか懐かしい光景がありました。)
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