2011年5月の記事
西臼杵いきいきツアー⑤
このツアー連載は今回で最後となりました。これだけの場所に行ったにもかかわらず、
日帰りで十分こなせることができました。ほんと宮崎市から近くなりました。
高千穂町秋元集落のあとは日之影町。深角地区の公民館は新しく、「深角団七踊り」用舞台絵を「いきいき集落」活性化推進事業で作成。もちろん周りには「いきいき集落」の旗。
そのあと、石垣の村「戸川」へ。近くには森林セラピーロードも整備され、入り込みも多くなっているのでしょうが、日本の原風景のような場所でした。
帰りがけに日之影川にこれでもかと鯉のぼりが泳いでいました。
そのあと八戸地区などを通って、宮崎市へ。帰りに日向の海沿いの食堂で、おいしい魚を食べて、宮崎の海幸も堪能できました。
さあ、みなさん出かけましょう!
チャングムに近い!?
いざ韓国へ!
・・・・など行くはずもなく、国外へ行く思いっきりが欲しいお久しぶりの元諸塚駐在員Tでございます。
「それじゃ写真の建物はどこにあるの!?」・・・・・ですよね。
なんと元諸塚村在住者も「灯台下暗し!」の同じ東臼杵郡内・美郷(みさと)町南郷区にあった
のです。
その名も「百済の館」。
時は七世紀、滅亡した百済の王族がこの美郷町南郷区に逃れてきたという伝説が残っており、百
済最後の都の王宮跡に建つ客舎をモデルにしたものだそうです。
外観だけではなく、館内には百済文化と当時の奈良を中心とした文化の華が咲き誇っており、本場
に行ったことがない私は「行った気分」を味わってまいりました。
ここで韓国の宮廷料理が食べられれば、知る人ぞ知るまさしく"あの世界"に近いですよね(笑)。
↑ 王様に「カムサハムニダ~!」って言っている"なりきりチャングム"の一幕!?
(お賽銭が落ちていないか探しているわけではありませんよっ・・・)
この「百済の館」の他にも百済王族にまつわる伝説が数多く残る南郷区。
その歴史と文化を肌で感じることができる魅力的な行事が今後も控えているようです。
そして、南郷区には何と言っても私のお気に入りの温泉「山霧」もありますので、いつでも何度で
も訪れたいと思います。
韓国料理とセットで楽しめますよ~。
ビビンババンバンバン~♪ ビビンババンバンバン~♪ いい湯だな。
めあたらしいもの⑥
5月6日から12日までみやざき物産館で、岩手・福島両県の応援フェアーが開催されました。
福島県二本松市の 「玉羊羹」 です。
小さなゴム風船に一口大の丸い羊羹が入っていて、
爪楊枝を刺すとプチッとゴムがはじけて羊羹が転がり出ます。
パッケージの裏側には
「ガスや灯油等を使わず、厳選された楢薪を燃料に練り上げました。」と書かれています。
「厳選された素材を使って」とか「添加物は使用していません。」とかいった宣伝文句はよく見かけますが、
燃料を厳選しているというアピールの仕方は初めて目にしたので新鮮でした。
ゴム風船の口を縛っているのも普通の輪ゴムですし、パッケージ全体として手作り感が良く出ていて、素朴ながらも丁寧に作っているという雰囲気を漂わせています。
中山間地域における食品加工品のパッケージにとっても参考になる感じがしました。
西臼杵いきいきツアー④
岩戸のハナミズキに感動したあとは、
さらに奥の日出・日向集落に行って、上岩戸大橋の両岸にいきいき集落旗を確認。
この林道橋の両側に集落があり、左岸わきには洋菓子を作ってカフェを営んでいるお店があり、
ちょっとのぞいてみました。ここで買ったケーキもとても美味。
そのあと、五ヶ村、上永の内、野方野を通って天翔大橋を渡り、五ヶ瀬川を挟んで対岸の秋元集落へ。
ちょうど先月号の地元タウン誌にこの集落のことが載っていました。
その奥深いむらでは、しいたけ乾燥小屋を改造し神楽の写真を展示したギャラリーや民宿などがあり、連休中で県外からも宿泊客があったようです。
そこの野菜や米を販売している無人販売所で、この地区で栽培しているラナンキュラスを見つけました。最近は、お墓などにも多く供えられているようです。
また、民宿の脇の道沿いには、春らしいたんぽぽが咲いていました。こういうたんぽぽもうちの近くでは、あまり見られなくなりました。
お茶の季節ですよ!
ふるさと物産館「海幸・山幸」で諸塚村新茶まつりが開かれました。
製茶工場の工場長が、自ら茶葉を揉んで、フライパンで煎って、できたてのお茶を振る舞っておられました。
茶を煎っている間の香りは、やっぱり春の一番茶の醍醐味で、リラックス効果も抜群です。
諸塚村のお茶は、去年のように遅霜の被害はなかったようですが、水不足でやっぱり例年よりは収穫が遅れたそうです。
お茶請けのお団子を眺めつつも、目敏く見つけたのが、今回の新茶祭りに急遽間に合わせるように作ったという『諸塚茶のパウダー茶』。
某TV番組でも健康に良いとお墨付きの茶葉を挽いた粉状のお茶です。
これを飲んで来たるべき定期健康診断に備えます。(←何のため?)
電気はどこから・・・
最近、ニュース等でよく耳にする、『電源立地地域対策交付金』は、いったい何に使われている
かご存じですか?
私たちの県には、『水力』で発電する『水力発電施設』があります。
そして、『電源立地地域対策交付金』は、水力発電施設を持っている市町村も、国からもらうこ
とができます。
例えば、
① 道路がとてもデコボコしているので、きれいに舗装しなおしたい とか
② 診療所の医療機器が古くなってきたので買い替えたい とかいった
公共用施設の整備事業として使われます。
また、
① 地域の伝統的なお祭り とか
② コミュニティーバスの運行 といった
地域の活性化のための事業としても、使われます。
交付金は、電力供給施設として多大な貢献をしてきた水力発電所在市町村への助成策として
創設された経緯があります。
今年度も、各市町村から、県へ交付金の申請が行われました。
県は、今後、これらをもとに国への申請を行う予定です。
書類の審査や
聞取り調査の様子です →
●電源立地制度の概要については、こちらから
http://www.enecho.meti.go.jp/topics/pamphlet/dengen.pdf
諸塚山に辿りツイッター!
やっぱり今年も"春はアケボノ(ツツジ)"でした~。
先日、あまりに天気が良かったので、思いついたかのように諸塚山の登山口にあるアケボ ノツツジ
の 観賞スポット(↑)まで行っ てきたんです。
宮崎市から約3時間半かけて行くその熱血ぶりですが、ビートルズから「ヒマジン!」って言われそ
うですね・・・・・・・(お~い、久々の山田く~ん。。)
五ヶ瀬町をはじめ西臼杵地域や六峰(ろっぽう)街道沿いでも人気沸騰のきれいなピンクの花(↑)
(写真の使い回しは一切ナシです~。)
開花のピークは、場所やその年によって微妙に違いますが、諸塚山の場合は先週末(5月7日~8
日)頃が見頃だったのはないでしょうか。
「そんな情報を今頃出しても今はもう咲いてないんじゃないの~!?」
・・・・・・おっしゃるとおりかもしれません。
私自身も、いつ頃がアケボノツツジの見頃なのかわからなかったのですが、そんな旬の観光情報発
信に力を発揮していたのが、ツブヤイターならぬツイッター。
諸塚村観光協会をはじめ、関係者の皆さんのツイッターによるリアルタイムの開花情報が、私をまた
もやあの諸塚山に行かせるきっかけを作ってくれたのでした。
もっとも、ブログでさえついつい長くなってしまう私の場合は、ツイッターのようにわずかな言葉で思い
を伝えることはなかなか至難の業かもしれませんけど・・・・・。
アケボノツツジのピークは過ぎても、まだまだ"山が笑っている"各地の山々は見どころがいっぱい!
当中山間ネットとツイッターを駆使して、中山間地域の自然を満喫してみませんか~?
事務局に不在中のT
みどりが一番!
今の時期、山のみどりと空の青さが心を癒してくれます。
思わず車を走らせドライブに日南市北郷町へ。
日南・高岡線の濃淡のある山のみどりが本当にまぶしかった。
日本一の杉林の緑もこれはこれで素晴らしい。
花粉に悩まされてきた事務局Uさんもにっこりの
美しさです。
でも、北郷町の「みどり」と言えば、やはり大戸野(おおとの)即売所の『よもぎ団子』。
普通の柔らかい団子もやわらかい食感がたまりませんが、
この『焼き団子』も香ばしさが増してとってもグッドです。
「団子に葉っぱは入れなくていいでしょう。」とのたまう事務局Kさんは放っておいて・・・。
春の小川は、そろそろ行くよ♪
元諸塚駐在員T、ついに西米良村デビュー!
西米良村小川地区で5月3日に行われた「カリコボーズの山菜まつり」に行ってまいりま
した~。
西米良村といえば、3月まで駐在員として派遣されていたK川さんブログ情報のおかげで予習はバッ
チリでしたが、またまたフィギュアスケートに例えると、ジュニアの舞台からシニアに移行するような感
じでしょうか・・・。
初めて訪れる地に少々ドキドキもしながら会場となった「おがわ作小屋村」を目指しました。
(↑ よい子がねんねしそうな「おがわ作小屋村」)
会場では、西米良村で採れた豊富な山菜が勢揃いし、「語り部」による民話や「てっぱんダンス」、
そして「米良神楽」も披露され、それはそれは大盛況でしたよ。
↑ にしめらっ子も一緒に「てっぱんダンス」
(↑ はじめて鑑賞した米良神楽)
そして!
今回は、私にとって中山間盛り上げ隊短期隊員としてのデビューでもあったんです(↓)
諸塚村以外の地域での活動状況がどんな感じなのかを見てみようと思い、こちらも「公園デビュー」
するかのような心境で臨んだのですが、隊員の皆さんによるネットワークが築かれていてすんなり入
ることができました。
祭り終了後には、中山間盛り上げ隊も「慰労会」に交ぜていただき、小川地区の皆さんと交流させて
いただいたんです。
時間が経つのも忘れて談笑。
是非また行きたい!・・・・そう思えるような温かい雰囲気をもった小川地区でしたね。
さて、この日会場で見かけたカリコボーズのホイホイくんと一緒に写真を撮りたいと思っていたので
すが、ホイホイくんは、春の彼岸から秋の彼岸まで川に住むらしく、その日はもう川へ帰ったのだろう
とのことで会えずじまい・・。
カリコボーズと一緒にランニングポーズを撮れるまではあきらめきれず、会場内をウロウロと探し回る
その姿が相も変わらず挙動不審のTだったのでした~。
地域の北極星☆
『GWは、諸塚村の春祭りなどをはしごしてGP(ごっとりプリン体)ウィーク!』
・・・・・・過去2年間はそんな感じで連休を過ごさせていただいた元諸塚駐在員Tです。
拠点をなくした今、諸塚村にずっと滞在するわけにもいかないので今春の"GPシリーズ"は欠場しよう
かな・・・・・・・・とはならず、連休期間中に都合がついて参加させていただくことができた唯一のお祭
があったんです。
それは~、
黒葛原(つづらのはる)公民館・栗の尾(くりのお)地区で行われた観音祭り(↑)
諸塚在任中は他の地区の春祭りと日が重なったりして参加できなかったので、初の参加となりまし
た。
会場は、観音様の前に咲き誇る藤の花の下。
藤の花が屋根の役割を果たしていて、素晴らしい天然の会場ができていました。
私にとってこのお祭の参加は、フィギュアスケートに例えるとGP(グランプリ)シリーズを欠場して世界
選手権一本に照準を合わせるような感じでしょうか。
久々に上がった山上の"リンク"に最初は緊張したものの、そこには変わることのない「地域の輪」が
広がっていましたので、すんなり入ることができました。
この屋根の下で、そこに集まった地域の方々を見ながら「あ~やっぱり諸塚村だなぁ・・」としみじみ感
じながら談笑すること数時間。
地域の皆さんからの「おかえり~」の一言にノックアウトさせられた私は、再びごっとり・・・・、そして、
お泊まりと相成ったのでした・・・・・・・(本当にお世話になりました!)
(↑ 奥に見えるのが栗の尾地区の観音様)
「この時期には、あの地区のあのお祭りがあるから帰ろうかな。」
村の出身者やそこで暮らした人達にとって、各地区のお祭りがいつまでも変わらない『北極星(ポラ
リス)』のような存在であり続けてほしいですね。
さぁ~て、次回のブログは~・・・・・・・数時間後に更新です!
お疲れの方!
連休の一日、ぽかぽか陽気につられて小丸川渓谷をドライブしました。
残念ながら黄砂が舞っていて、青空に光り輝く新緑を堪能! とまではいきませんでしたが、
それでも今の時期の山の緑と香りは、とっても気持ちの良いものでした。
木城町石河内地区の中八重緑地公園(電源立地地域対策交付金事業)を初めて訪れました。
当事務局ブログでかなり広いとの情報を得ていたのですが、
本当に広い、そしてまさに『緑地』。
芝生の色がホントに濃くて、思わず撫でてしまいました。
で、やっぱり最後はご当地の食材を求めて、農産物販売所「菜っ葉屋」へ。
格安のズッキーニと中之又団子を購入しました。
ゴールデンウィークに何故か忙しくて疲れている貴方、中山間地域の緑に浸りにお出かけしてみてはいかが。
チャームポイントは、え・く・ぼ☆
最近、顔が丸くなってえくぼの見分けがつかない元諸塚駐在員Tです。
大型連休の前半、寂しさに耐えかねて(!?)古巣・諸塚村までひとっ飛び!
久々に家代(えしろ)地区・池の窪にある"天空の癒しスポット"「池の窪グリーンパーク」
まで行ってきました~(場所はココ!)。
(↑ 池の窪グリーンパーク)
この日、かつて私の心も癒してくれたこの池の窪グリーンパーク内に、オープンしたばかりのナウ~
いお店を発見!
その名も「えくぼ亭」(↓)
私がポテトサラダの次に好物と位置づける「うどん」の他、挽きたての「有機コーヒー」や、地元婦人部
の逸品「手作りだんご」が味わえるお食事&喫茶スペースとして生まれ変わっていたんです。
諸塚産の椎茸や山菜が入ったうどん(↑)は、見た目こそシンプルでしたが味はどこか懐かしく、諸塚
の旨味と人情がぎゅ~っと凝縮されているような感じでした☆☆☆
そして・・・・・、
隣に座っていた地元の"さくら"(?)から勧められるがままに「だんご」と「ケーキセット」を追加注文し
たわけですが、あまりのおいしさにぺろりと完食!
もはや体重の増量もやむなしといったところですね。
さて、この「えくぼ亭」という店の名前。
下界(滝の下地区)にある「どんこ亭」の系列色を色濃く出したネーミングだとは思いましたが、な
ぜ「えくぼ」なのか・・・・・・・・・・私は知っています。
運が良い方は、現地で諸塚村観光協会のカリスマガイドべ~やん氏(↑)に会えるかもしれませ
んので、その時がアンサーチェックのチャンスです。
えくぼ亭が諸塚村の新しいチャームポイントの一つになってほしいですね。
さぁ、大型連休もいよいよ後半に突入。
この季節は、国道327号沿いから見える耳川と新緑の景色がオススメですよ。
↑ 美郷町西郷区でも、無数の鯉のぼりが耳川上流の諸塚村を目指して遡上中!?
(これまたナイス!ビューが楽しめますよ。)
大型連休後半に奥日向ドライブはいかがですか~!
« 2011年4月 | ブログのトップページへ | 月別記事一覧へ | 2011年6月 »