2009年10月の記事
日之影こんからのススメ
それは某月、某デパートにおいて地域の特産品が一同に集まる某イベントでの出来事。
さとう某:「へぇ~!日之影のこんにゃくの唐揚げだって!○○ちゃん!ちょっと見て~」
日之影町の売り子さん:「とっても美味しいよ~味見してって~!」
さ:「本当に~じゃあ遠慮なく~!(もぐもぐ)あ、すっごく美味しい~!もういっこ食べよう(もぐもぐ)」
日之影町の売り子さん:「でしょ~?これね、味は付いてるから家で揚げるだけだよ!1ついかが?」
さ:「 あっ 今度にします。 残念だけど・・・」
このように、家の台所が甚だ調理に向かない構造のため(と台所のせいにしておく)、揚げるという調
理作業に恐れを為して購入を断念した経緯がある私が遂に辿り着いたこんから(※)パラダイス。
それが日之影町にある「里の駅 こんにゃく村」です。 (※)こんにゃくの唐揚げ
断言しよう。こんからのウマさを知らずして人生を終えるなんてありえない!!
行こう!こんからパラダイス「こんにゃく村」へ!!(こんにゃく以外もあります)
ここでは地元の方々の手作りこんにゃくをはじめとする地元特産品が手に入るほか、
地元の食材をつかった食事が楽しめます。
件のこんからは持ち帰りもできるし食事処でもいただけますよ!
(左)日之影バイパス沿い、目印はこれ!!絶対見逃しません。
(右)中はこんな感じです♪写真には写ってませんが、食事処もゆったりスペース♪
これが食べないと人生損するこんからだ! 別途「こんにゃく村定食」も食べましたよ・・・
ちなみにこんから、お味はといえば、ほんのりピリ辛、サクサクの衣にこんにゃくの歯ごたえが
何とも何ともたまりません。おつまみにも良さそうだ!ビール一杯!!(←これは断念)
衣はともかく、元はこんにゃくだから通常の唐揚げを食べるよりもヘルシーに違いなく、カロリーが
気になる皆さまにも最適ですよ。
かくいう私も一緒に行ったKさんの2倍くらい食べましたよ~!(低カロリー意味ない)
そんなら揚げ物できるようになりなよ!! と己につっこんで本日おしまい!
皆さん、ぜひ食べてみてくださいね♪
地元の逸品!
これは(↓)、諸塚の原木栽培椎茸をじっくり煮詰めた椎茸だしを使用した「椎茸」ドレッシング。
ご賞味されたことありますか?
この商品を製造しているのは、諸塚村の加工グループ「やかた婦人」。
全国商工会連合会会長賞や県の地域づくり顕彰奨励賞等も受賞されたことのあるこの「やかた婦人」を、
先日視察させていただきました。
↓「やかた婦人」の活動拠点施設。ここで色んな商品が研究・開発されています。
当日も地元産の○○を使った新商品の研究をされていました。(企業秘密です・・・)
↓ここで開発された商品のうち、ドレッシングの品揃えは豊富。
北九州市小倉で、なぜだかとても売れてるそうです!ギフトセットもありますよ。
ドレッシング以外にも
「椎茸入りクッキー」や「ゆず胡椒入りマヨネーズ」、椎茸が入った「焼き肉のたれ<もり森>」など、
地元産椎茸や柚子等をふんだんに使ったこだわりの商品が豊富です♪
(写真でお見せすることが出来なくてスミマセン・・・)
(ゆず胡椒入りマヨネーズを試食させて貰いましたが、柚子胡椒とマヨネーズの相性がとっても良く、
濃厚な中にも柚子胡椒のピリッと感が絶妙でした!!)
諸塚村内には6つの加工グループがあって、それぞれが地元食材をふんだんに使ったまごころたっぷりの商品を製造しています。
諸塚の特産品市場 もろっこはうす【Tel:0982-65-0264】で購入できますので、皆さん、是非、お立ち寄りくださいね!
詳しくは、こちらから↓
諸塚村特産品販売所「もろっこはうす」
かきかかきか
かきが好きです。
牡蛎も柿も好きです。
牡蛎と言えば、カキフライ、カキ焼き、酢ガキでしょうか。う~ん、カキご飯、カキの土手鍋、カキの味噌汁も捨てがたい・・・。 28歳の食べ盛りが騒ぎ出しそうです。
先日、よく行く八百屋で、早生の富有柿を購入しました。秋の味覚です。しっとりと甘く大変美味しゅうございました。
世の中に多く出回っているのは、この富有柿で、丸い形をしています。
果肉はネットリ系で柔らかく、ジューシーです。
もう一つは次郎柿。
富有柿と肩を並べる甘柿の代表格で、四角い形をしています。
甘さは富有柿より甘く、シャキッと系です。歯ざわり重視派にはこちらがおすすめです。
県内では、北方町(延岡市)が次郎柿の産地です。10月末から11月上旬にかけて収穫ピークを迎えます。
この特産次郎柿を使ったジャムも商品化されています。
一度お試しください。
ところで、かきのアクセントは、牡蛎は[か:高、き:低]、柿は[か:低、き:高]だそうです。
かきかかきか・・・
かき食えば~
うん~ん。
引き続き~「諸塚神社」~「中山間盛り上げ隊」
「中山間盛り上げ隊」として諸塚「諸塚神社」秋祭りの手伝いに行ってきました。
こちら(立岩地区)は、盛り上げ隊事務局を含めて4名(隊員2名+事務局2名)での参加です。
朝、宮崎をでるときは、雨が降っていて、天気が心配でしたが、
日向から美郷町を過ぎるころには雨もあがり、なんとか大丈夫のようです。
諸塚神社は、諸塚の中心部から柳原川沿いに県道を北へ、約30分ほどの立岩集落にあります。
到着すると、
地元の方は、祭りで奉納する神楽の準備や練習を行っていました。
「盛り上げ隊」は、早速、餅や焼酎の運搬など会場の準備を行いました。
祭りの開始の10時前になると、地元のお年寄りや子供たちが集まってきました。
神事がはじまり、いよいよ祭りの開始です。
ケヤキ、スギ、カヤなどの巨木が神殿を囲み、神社の歴史が感じられます。
「盛り上げ隊」は、神幸行列に太鼓持ちと御輿の引き手で参加することになりました。
(御輿は担ぎ手がいなくて、台車に乗せて移動します。)
神幸行列のスタートです。
私の背中で、太鼓がドンドン鳴っています。
道路沿いの紅葉がとてもきれいです。
目的地の立岩神社です。
崩れ落ちた大きな岩の上に建っています。
集落内を通り、諸塚神社へ戻ります。
神社に戻ると昼食の準備。
神社の境内で地区のみなさんと食事をいただきました。
そこで、公民館長さんに「中山間盛り上げ隊」を紹介していただきました。
ありがとうございます。
名前が「中山間お助け隊」でしたので、今度は名前を間違えないでくださいね。
そして、臼太鼓やかぐら奉納され、盛り上げ隊の仕事も次は後片付けということで、
それまで、見学させていただきました。
臼太鼓は、お酒のせいか途中間違える場面もあって、会場の笑いをさそっていました。
かぐらを舞っている方の太い腕(写真では分かりにくいかもしれませんが)
大迫力でした。
最後に、境内で餅まきを行って祭りは終了しました。
諸塚村立岩地区に皆様には大変お世話になりました。
「中山間盛り上げ隊」に参加しながら、神幸行列に参加したり、
祭りを楽しむことができました。
また、紅葉も始まり周囲の山々もきれいでした。
是非、みなさんも活動に参加して、中山間地域に出かけてみてはいかがですか。
鳥獣害対策~その2
昨日のブログ(その1)からの続きですので、その1を読んでいないよい子は、まずそちらを読むように。
「狩猟免許を取得して猿、シカを撃ちまくろう作戦」を断念してから雌伏2年。
とどまるところを知らない鳥獣害被害の拡大を見るに見かねて、新たな作戦を考えました。
それは、「鳥獣害対策の本を読んで勉強する」という、またまたシブイ作戦。
(動物愛護の精神も大事だしね。)
で、これがハマりました。当事務局内のマイブームとなっています。
その本がこれ。(でかく載せました)
中央の「これならできる鳥獣対策」を書いた井上雅央さんというのは、おもろいおっさんで、
その世界では知る人ぞ知る有名な方のようで、先日、来県もされました。
行政に携わる者はまず、この本を買って、心して読むように!
内容をちょっとだけでも知りたい人はコチラを御覧あれ。
この先は時期的にちょっと言いづらい(賢明な公務員諸君はわかるよね)ので、また後日。
鳥獣害対策~その1
日之影町ブログや西米良村ブログにも出てきますが、中山間地域の大きな問題の一つが鳥獣害対策。
せっかく育てた農作物を根こそぎ持って行かれたり、植樹した樹木の皮を剥いで駄目にしたり。
宮崎県の年間被害額は2億円以上に上ります。
そんな現状の中、中山間地域対策に携わる者として、このままではイカン。何とかせねば、ということで考えたのが、
事務局職員が狩猟免許を取得し、有害鳥獣の駆除にあたるというシブイ作戦。
(狩猟を行うには免許の取得と都道府県の狩猟者登録が必要です)
「よし。免許を取って、猟銃を買って、撃ちまくってやろう。」と思って勉強を始めたところ、
すぐに難題が待ち受けていました。
学科試験の後に「実技試験」なるものがあり、そこでまず「鳥獣判別試験」なるものがあるとのこと。
鳥獣判別試験とは・・・鳥獣類の絵の描かれたパネルが出され、その鳥獣類が狩猟鳥獣(撃ってイイ鳥獣)か
非狩猟鳥獣(撃っちゃいけない鳥獣)かを答える問題。狩猟鳥獣ならその名前を答えなければならないらしい。
(狩猟法により狩猟が許されている鳥獣類は鳥類29種、獣類20種の計49種です)
で、その鳥類たるや、
ゴイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、エゾライチョウ、ウズラ(現在、狩猟禁止)、ヤマドリ(コシジロヤマドリを除く)、キジ、コジュケイ、バン、ヤマシギ、タシギ、キジバト、ヒヨドリ、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 、カワウ。
こんなの覚えられます? 名前はともかく、姿形まで。野鳥の会じゃあるまいし。
というわけで、猿とシカをやっつけようと誓った若者の志は、上記の鳥たちのために、叶わぬものとなってしまいました。
宮崎県は「シカを撃つだけだからこんなの覚えなくてイイよ特区」を申請します。(冗談です。念のため)
問題。この鳥は狩猟鳥獣でしょうか非狩猟鳥獣でしょうか。
狩猟鳥獣なら何という名前でしょうか。 こんなのわかります?
海幸・山幸!秋の大収穫祭
先日の諸塚村ブログで紹介された諸塚村のアンテナショップ「海幸・山幸」の秋の大収穫祭、早速行ってきました。
会場は食事が出来るコーナーも設けられ、大勢の客でにぎわっていました。
物産販売コーナーも
こんな感じ。諸塚特産といえば
椎茸。
しか~し。お目当ての伊勢えびは売り切れ。
で、次なるお目当てはこれ!
日之影町ブログですっかりおなじみとなったハチの子。本日は特別に汁にしてみました状態。(写真は大鍋の中の様子です)
伊勢えび目当てに来場したのに、諸塚村のAさんの毒牙にかかり、ハチの子デビューした職員が多数出現しました。
昼休みにハチの子を食した事務局職員は、午後からはハチのようにブンブンと仕事をこなしていました。
と申すカッチン(西米良かっ!)
シリーズ宮崎の島①~延岡市島野浦島~
島 それは我々の心をときめかせる場所・・・
きらめく海!豊かな自然!おいしいお魚!おいしいお魚!(あっうっかり二回言ってしまいました)
5月、私も宮崎に来てさっそく島に渡り、新鮮なお魚と潮風を堪能しました。
なぜ突然島なのか?さとう(28歳食べ盛り)はまた食べることばかり考えているのか? いいえ!
実は、われらが中山間・地域対策室には「離島振興」というお仕事があるのであります!
ところで離島振興とは何か?? (珍しくマジメな話を)
離島には本土にはないような個性ある素晴らしい環境が沢山あります。
同時に、やっぱり船で本土と行き来する以上、交通や教育、医療、情報などの面でいろんな課
題もあるので、「離島振興法」という法律で、離島を振興する色々な手立てが講じられている
のです。(以上マジメな話終わり)
そんなこんなで、今回から宮崎の島の魅力をお伝えする「シリーズ宮崎の島」をお送りします!
ここで基礎知識をば。宮崎県には、人が住む島が3つあります。
① 延岡市の島野浦島 ② 日南市の大島 ③ 串間市の築島
記念すべき第1回目の今日は延岡市 島野浦島(しまのうらしま)
島野浦島は人口約1200人の水産業が盛んな島で、島の宝100景 にも選ばれています。
日豊海岸国定公園区域内にある島で、周囲の海底には、オオスリバチサンゴをはじめ、色とり
どりのサンゴが群生しています。
浦城港からカーフェリー(左)で20分、高速艇(右)で10分で島野浦島ですよ~。
さてさて、島野浦島に住む方々は、ほとんどが水産業関係のお仕事をしています。
島では水産物の加工も行われており、女性陣がバリバリ頑張っていらっしゃいます。
私も見学させてもらいましたが、動画で見ていただきたいくらいの手際の良さです。
島には、これらの加工製品などが手に入る特産品販売所,、ふれあい館 もあります♪
右上は観光案内図です。島の全体像はこんな感じ!
島の見所は遠見場山や霊場三十三ヶ所などなど。詳しくはこちらでチェックしてみてください♪
→右をクリック: 島野浦ホームページ
そんな島野浦は、当然ながらお魚が最高に美味しい!!
「あげみ」や「たたっこ」、「鯛茶漬け」などの郷土料理もおすすめです。
これが噂の鯛茶漬け!茶はかかっておらず甘い!おいしい~~~♪毎日食べたい!
そんな島野浦島で、10月31日(土)、11月1日(日)と 島野浦神社秋季大祭 が開催されます!!
漁船パレードやケンカ神輿も見られるとか~!ぜひぜひ、足をお運びくださいませ♪
~お知らせ~
本日10月23日(金)10時から、橘通にあるふるさと物産館「海幸・山幸」で秋の収穫祭が
行われます♪北浦「伊勢エビ量り売り」や「カンパチ刺身のふるまい」ほか、旬のおいしいものが
盛りだくさんですよ!こちらも大プッシュ♪
集落のカンフル剤!
先日の宮崎日日新聞の「声」欄にうれしい投書がありましたのでご紹介します!
この記事は、今月11日(日)に日之影町大人地区で開催された「大人歌舞伎」上演の
補助として派遣された「中山間盛り上げ隊」の活動に感謝するといった内容です。
エジソンの言うとおり。
突然ですが、今日は「あかりの日」だそうです。
1879年の今日(10月21日)、エジソンが、「フィラメントに日本(京都)の竹を使うことによって白熱電球を40時間点灯することに成功し、電球の実用化を・・・・。」と言うようなことがネットに書いてあります。
さすが日本の竹。
(電球もこうしてみると、なかなか良い形をしているものですね。)
そのエジソンが残した格言に以下のようなものを見つけました。
「ほとんど全ての人間は、もうこれ以上アイディアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというのに。」
今回は、中山間ネットにふさわしいブログがどうしても浮かびませんでした。
エジソンの言うとおりです。反省・・・。
里山散策(高岡町去川)
宮崎市内から国道10号線を都城方面に車で約30分のところ、
宮崎市と都城市の境界近くに去川地区(宮崎市高岡町)があります。
去川の大いちょうを写真に納めたく出かけたのでしたが、
国道から「去川大いちょう」の看板を案内に集落へ入ると、
二見家住宅の案内があったのでちょっと寄ってみました。
二見家住宅は、薩摩藩の関所であった「去川の関」の御定番役(ごじょうばんやく)としてこの地に住み続けてきた二見家の旧宅で、
宮崎市教育委員会の文化課が修復工事を行い、今年の5月から一般公開されています。
また、宮崎市指定有形文化財です。
駐車場に車を止めて、建物の回りをちょっと眺めていると、
「よかったら、案内しましょうか。」と声をかけられ、
私一人で、大変申し訳なかったのですが、二見家住宅の案内をしていただきました。
丁寧に施設を案内してもらって、いろいろと話が聞けてとても良かったです。
ガイドさんがいるといいですよね。
「二棟造り」の「座敷棟」でお客様用の部屋です。
お殿様が宿泊したそうです。
ふすまは当時の物で、ふすまには江戸時代からのいろいろな文書が幾重も貼られていたそうです。
壁はピンク色で、ちょっと派手です。
おまけに、お茶とおいしい漬け物、みかんまでご馳走にになりました。
(高菜漬けがおいしかったです。)
ありがとうございました。
この施設のガイドさんのお二人です。
去川地区では昨年で近くにある去川小学校が廃校となっていて、
宮崎市でも条件の厳しい地域ですが、頑張っていきたいとおっしゃっていました。
二見家住宅は、土曜、日曜、祭日(午前9時~午後4時30分まで)公開されています。
入場は無料です。
ぜひ、みなさんも訪ねてみてください。
問い合わせ先:宮崎市教育委員会文化課 0985-21-1836
本題の大いちょうですが。
やはり、大きく貫禄があります。
まだ、黄色く色づいていませんでした。
これからが見頃です。
特にいちょうの葉が散り始めるころが、
すばらしいそうです。
(つづく)
スポレクみやざき2009
現在宮崎各地で「第22回全国スポーツ・レクリエーション祭(スポレクみやざき2009)」が開催されています。(20日まで)
県内外から総勢23,000人が参加し、県内15市町村でソフトテニスやゲートボールなど計24種目で熱戦が繰り広げられています。
メイン会場(って言うのかな?)の宮崎県総合運動公園には、「みやざきPRゾーン」や「おもてないゾーン」などが設けられ、ふるさと物産の販売や地元食材を活用したグルメ商品の販売が行われています。
全国からお越しのみなさん、宮崎をゆっくりお楽しみください。
ということで、早速出かけてみました。
会場にはいろんなお店が出ていました。
みなさん、中央のテントの中で宮崎の味をお楽しみ中。
市町村コーナーには日之影町や
諸塚村のコーナーも。
やっぱり立場上、諸塚村だろうってことで、
昼食に椎茸寿司を食しました。
「スポレクみやざき2009」は明日20日までの開催です。
平成22年度新規事業
新政権による来年度の国の概算要求も締め切られ、
国ではこれから来年度予算の編成作業が急ピッチで行われる様ですが、
宮崎県においても、来年度の新規事業の予算要求作業が行われています。
現在、各部局で、要求する事業の最終調整が行われており、
我が事務局でも課内の最終協議が行われました。
↓こんな感じ。
中山間地域が抱える課題は依然として多く、
集落活性化や鳥獣害対策など、取り組むべき難題が山積状態。
県の限られた財源を有効に活用すべく、侃々諤々の議論が続きます。 (疲れた。ふう。)
一方で、並行して今年度予算の補正作業も行われています。
昨日は、胃腸虚弱のさとう(28歳・女)が、ついに財政課協議デビュー。
県内の離島活性化のための事業を行うため、今年度予算を補正増額してほしいと、
事業の必要性や積算などを財政課の担当者(えらい人)に説明。
果たして、財政課の理解は得られたのでしょうか。
↓協議風景はこんな感じ。
でも、財政主幹ヒアの写真を撮った県職員って、今までいたのかなぁ。
快く撮影を許可してくれた主幹に感謝!です。
西米良!ゆた~と!解体新書(後編)
前編の記憶が忘却の彼方へ飛んでいった方は右をクリック!→解体新書(前編)
皆さま、ごきげんいかがですか?本日のブログ担当、胃腸虚弱のさとう(実話・28歳女)です。
さてさて、後編はお待ちかね(私が)【お食事編】です。
行楽の何よりの楽しみは(私の)何といっても、おいしいものを食べることですよね!
出発から帰宅まで食べもののことばかり考えてしまい(私は)ますよね~!!
(自己中心的で御免!)
そんな~あな~たに~♪♪ 「ゆた~と」の煮しめらコロッケ!!はいかが??
な、なんとこのコロッケ、中に「煮しめ」が入っているのです!なるほど卓抜なセンスです!
味もしっかりついていておいしいっ!!立ったままソースをかけてうっかりこぼす なんてことも
起こりえないです!
さて、コロッケを食べてもまだまだ腹0.5分くらいです(よね?)。そんな~あな~たに~♪
「ゆた~と」には食事処も併設されており、「西米良御膳」「麦とろ御膳」その他、季節のメニュー
がたくさん揃っています♪お店のお母さん達の細やかな心遣い&面白トークも魅力です。
今回は西米良御膳をチョイス!
煮しめ、サーモンのお刺身、季節野菜の天ぷらなどなど盛りだくさん!デザートはゆずアイスです。
この食事処、週末はお客さんでいっぱい!!席をとるのも苦労したほどです。お昼時はダッシュ
ですよ。 ちなみに、お刺身で出てくる西米良サーモンについては ココをクリック!
さらに、甘さ控えめさっぱりアイスに使われる柚子についてはココをクリック♪
これだけ食べてもまだ入るという鉄の胃袋を持つあなた!
川の駅「百菜屋」ではこんなメニューもあります よ♪ その名も、しいたけ南蛮定食!!
肉厚のしいたけを使ったしいたけ南蛮に、おなじみチキン南蛮もついています。
その他、湖の駅のそばコロなども気になりつつ、さすがの私も西米良御膳を完食した時点で
お腹いっぱいで次回に持ち越しとなりました。次回は必ず食べてみよっと!
西米良温泉&おいしいものツアー、秋の行楽にぜひいかがですか?
今なら上記施設などを巡る楽しいスタンプラリーもできちゃいます!(11月30日まで)
盛り上げ隊!日之影町大人歌舞伎編
「中山間盛り上げ隊」の活動に参加してきました!
今回の活動場所は、「いきいき集落」にも認定されている日之影町大人地区。
この地区に継承されている「大人歌舞伎」上演の補助役として、
舞台設営や歌舞伎衣装の着付けのお手伝いが、今回、隊員に課せられた任務です。
この「大人歌舞伎」は、400年の歴史を有する九州唯一の農村歌舞伎で、
平成7年には県無形民俗文化財にも指定されているのですよ。
また、平成17年には県の「地域づくり顕彰」奨励賞も受賞されています。
ここが会場となった「歌舞伎の館」。
入口には保存会ののぼりと合わせて、「いきいき集落」のぼり旗も燦然と輝いています。
まずは腹ごしらえ。
地元の方々が準備していただいた魚寿司等を美味しくいただきました。
午後7時30分開演。
地区内外から約200名が来館され、盛大に開催です。
幕間の舞台の転換です。(さぁ~仕事だ~!)
「幔幕を早く外して~」「暖簾はこっち、こっち~」などなど・・・
役者さん達の指示のもと、隊員はてきぱきと作業をこなしていきます!
こちらは、役者に化粧を施すメイクさん。
と、思ったら、「中山間盛り上げ隊」として日之影町に駐在している福留さんでした。
(なかなか、堂に入ってますね~。)
歌舞伎の合間には、地区住民等によるアトラクションも行われました。
(♪ハメハメハ大王の踊り?)
笑いあり感動ありの歌舞伎の上演が終了したのは午後11時すぎ。
その後、直会が開催され、打ち上げの宴は、草木も眠る時間まで続きました・・・。
1300人
西米良村の現住人口は 1297人(10月1日現在)だそうです。
数字だけ聞いてもあまりピンと来ませんが、
延岡市の島野浦島が 1181人
宮崎市に住む外国人が 1390人
私が通った宮崎西小学校が 1419人(当時)
県立芸術劇場コンサートホールが 1818人収容
こう比べると実感が湧きます。
西米良村は、全国に先駆けて取り組み始めた「西米良型ワーキングホリデー制度」や、生涯現役元気村の取り組みなど、全国的にも評価されている自治体です。
そんな西米良村のことを書いた小さな投稿議事が10月6日の宮崎日日新聞にありました。
自立・自走の道を歩む西米良村民、先頭に立って頑張る役場職員にとっては、とても勇気づけられる記事だったに違いありません。
頑張れ西米良村! と、申すかっちん。
電源交付金
聞きなれない言葉かもしれませんが、こちらも中山間・地域対策室で担当する事業の一つです。
正式には「電源立地地域対策交付金」ですが、長いので 「電源」 とか 「電源交付金」 と呼んでます。
中山間・地域対策室で「電源交付金」を?
て感じですが、
電源交付金は、発電施設の整備や運転の円滑化を図るため、国から交付される交付金で、県内では、水力発電所やダムのある17の市町村で実施しています。
交付を受けている市町村の多くが中山間地域の市町村で、この交付金は、道路や公共施設の整備、ソフト事業など市町村が必要とするさまざまな事業を実施することができ、中山間地域の市町村の貴重な財源となっています。
詳しい事業の説明は、別の機会にします。
先日、平成21年度小林市で実施した電源交付金事業が完了したので確認してきました。
今年度の事業では、小林総合運動公園内の野球場に隣接する多目的広場の周囲に防球ネットやフェンスを整備しました。
公園内の芝生がとてもきれいに管理されています。
整備した防球ネット
練習中にボールが左側の民地へ飛んでいかなくなりました。
利用者が民地へ侵入しないように、公園と民地の境界にフェンスを設置しました。
■事業概要
事 業 名:小林総合運動公園フェンス設置事業
事 業 費:8,815,000円 (うち交付金額5,400,000円)
事業内容:防球ネット(H=6m) L=60m
ユニフェンス(H1.2m) L=80m
PCフェンス(H=1.5m) L=15m
目隠フェンス(H=1.5m,H=1.0m) L=52m
調べてから
訂正です。
昨日のブログで「宮崎県はスギ生産13年連続日本一」と書きましたが、
平成3年以降、18年連続日本一でした。
「3」という数字が頭にあったもので・・・・・・。
ちゃんと調べてから書こうね。
こんな催しもあるようです。 → こちら
「海幸山幸」号
昨日から、JR日南線の宮崎駅~南郷駅間に観光特急列車「海幸山幸」号が運行を開始しました。
この「海幸山幸」号、平成17年の台風14号により、鉄橋が流されるなど、壊滅的な打撃を受け、
昨年廃止されたTR高千穂鉄道のトロッコ列車をJRが買い取り、改造したもの。
この列車、「木のおもちゃ箱」をコンセプトに、内装外装に本県産の飫肥杉をふんだんに使っており、
杉生産13年(だったかな)連続日本一の宮崎県を象徴するデザインとなっています。
土日祝日限定運行ですが、1カ月先まで指定席券は完売とか。
宮崎交通も連動して新たな観光バスを走らせる他、沿線自治体では駅舎の改造や清掃などを行い、
多くの観光客を受け入れる準備を進めています。
残念ながら廃止となった高千穂鉄道の思いを受け継いで、県南部で活躍を始めた「海幸山幸」号。
ぜひご乗車の上、日南海岸沿線の観光をお楽しみください。
「海幸山幸」号の運行スケジュール等は こちら
「海の見える見晴らしのいい場所に住みた~い」
「移住」のご案内ではありませんが・・・。
自分の持っている土地なら何にでも自由に使えるといいですよね。
山を買って、
見晴らしのいい場所に家を建てて、
海が見える白いおうちでリゾート気分に浸るのも素敵ですし、
森の真ん中に会社のビルを建てて、
森林浴しながら仕事するのも健康によさそうですね。
でも、みんなが自由に土地を使うと、
大事な森が無くなったり、
よい農地がなくなったりして困るので、
土地の使い方には、
いろんなルールが定められているのです。
例えば、
森については森林法とか、
まちづくりについては都市計画法とか、
いろんな法律(個別規制法)で決まっているのですが、
まちの中にある畑はどうすればいいのとか、
農地の横の森を切り開いて農地を広げられないかとか、
それぞれの法律の間を調整する必要がありますよね。
この調整を行うのも、実は「中山間・地域対策室」のお仕事なのです。
(問)え、どっちかというと町場の話で、中山間だけの問題じゃないじゃない?
(答)そのとお~り。
実は「中山間・地域対策室」の中山間と地域対策室の間の「・」(ポツ)には大きな意味が・・・。
中山間対策室(中山間地域)と地域総合対策室(地域全体)が合体して
「中山間・地域対策室」となったのでした。
「中山間地域」だけではないのです。
ということで、地域全体の土地利用について、
今、基本となる計画を作っていまして、県民の皆さんの意見を募集しています。
計画の詳しい内容は、県庁ホームページの次のページで御覧になれます。
皆さんの生活に直接関わりますので、是非、いろんな意見をください。
よろしくお願いします。
くわしくは、右をクリック→ 県庁ホームページ
お出かけ情報(小林編)
今年は台風が来なくて良かったと思っていましたら、10月になって台風がやってきました。
でも、宮崎では大きな被害もなくよかったです。
宮崎市内の小中学校は2学期制のため、今日から連休を挟んで秋休みにはいり、先月のシルバーウィークに続く連休で、うらやましいかぎりです。
お休みが続きますので、
今回は、100万本のコスモスの花が見頃となった小林市の生駒高原のご案内です。
↑ この辺りは、今度の連休が見頃ではないでしょうか。
↑ 満開です。
↑ 高原の秋空はきれいです。
↑ 黄色の花もきれいです。
↑ 県道沿いは満開です。
渋滞が予想されます。早めのお出かけをおすすめします。
生駒高原の観光情報→ 小林市HP
生駒高原ソフトクリームも濃厚なあじでおすすめです。
スポーツの秋
朝夕肌寒くなり、すっかり秋を感じる今日この頃ですね。
秋と言えば、スポーツの秋! 食欲の秋! 読書の秋! 芸術の秋!など、
様々な言い方がありますが、
皆さんはどのような「秋」を過ごされる予定でしょうか?
「えっ、秋と言えば、やっぱり食欲の秋でしょう~!」って、
食欲魔神(28歳、♀)の声が聞こえてきそうですが、
今年の宮崎はやはり「スポーツの秋」でしょう~!
宮崎では、10月17日(土)から20日(火)まで、
第22回全国スポーツ・レクリエーション祭「スポレクみやざき2009」
が開催されます。
この「スポレク祭」は、日ごろからスポーツ・レクリエーション活動に親しまれている方々が集う
生涯スポーツの祭典です。
第22回目となる宮崎大会では、県内15市町村の会場で、グランド・ゴルフやソフトボールなど
24種目が行われ、全国から約2万3千人が参加される予定です。
また、魅力溢れる県内の中山間地域でも、
など、様々なスポーツで多くの皆さんをお迎えする予定ですよ!
更に、特別行事として、
郷土芸能の披露やダンス、それいけ!アンパンマンショー、お笑いショー
など、イベントが盛りだくさんです。
参加される方や応援に行かれる方は、
是非、この機会に宮崎の美しい自然やロマン溢れる歴史・文化、
安全・安心な山の幸・海の幸をご堪能ください。
お待ちしています!
牧水のヒノヒカリ
稲刈のシーズンですが、天候がぐずついているせいであまり収穫が進まないようです。
今後の台風の進路が心配です。
ところで、この時期に収穫する「ヒノヒカリ」は、宮崎県総合農業試験場が育成した品種で、その食味の良さから、西日本を中心に作付けが広まり、全国で3番目に作付けられるまでに成長した品種です。
ちなみに、全国で作付けの多い水稲の品種は、やはり第1位が「コシヒカリ」で38%、第2位が「ひとめぼれ」で11%、3位が「ヒノヒカリ」で10%、4位「あきたこまち」で8%です。
米の味は、人それぞれですが、
食べ比べると「コシヒカリ」は"ふっくら"としていて上品な感じ、「ヒノヒカリ」は味が濃く、噛むと旨味を感じる気がします。
話は変わりますが、「ヒノヒカリ」と聞くと思い出す若山牧水の歌があります。
寒鮒のにがきはらわた噛みしめて 昼酌む酒の座は日のひかり
もう少し寒い季節でしょうか。
情景が浮かびます。
牧水は、後進の酒飲み達に、酒を飲む言い訳を沢山残してくれましたが、
今の季節はやはり、
白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり
でしょうか。
昼酒と言えば、
ものいはぬ我にすすむるうす色の 昼のひや酒妻もかたらず
も素敵です。
若山牧水は日向市東郷町(坪谷)生まれ。
牧水の生まれた家はいまでも昔の姿で残っていますし、
牧水記念文学館もあります。
東郷町牧水公園まで是非、おでかけください。
盛り上げたい!十五夜と竹灯篭まつり@五ヶ瀬
花より団子・・・絶対団子・・・あ~・・・でも団子より月かも・・・甲乙付け難し!!
食欲魔神と化した私にさえそのように思わせた中秋の名月!皆さまご覧になりましたか?
さてさて、そんな十五夜に、行ってきました「中山間盛り上げ隊」!
隊員さとう(28歳・女)、遅ればせながらの初参加です!(敬礼!)
派遣先は五ヶ瀬町三ヶ所赤谷。業務は「十五夜と竹灯篭まつり」であります!(敬礼!)
盛り上げ隊のぼり(逆) お祭りのちらし 「竹灯篭」「十六夜」の文字が!
地域の方々の手づくりで開催されるこのお祭り、「こんな規模では初めての取組み」とのこと。
赤谷の商店街や川べりを竹灯篭を飾って地域の方々に喜んでもらおうということで、実行委員長を
はじめとする皆さんが準備を進めてきました。
隊員総勢7名も、さっそく準備にとりかかります。
テントはり、提灯の取り付け、竹灯篭の設置や下絵を描く作業など・・・
運動会を明日に控えた下校途中のこどもたちに囲まれます。 →→さて、何でしょう??
「ねぇねぇ、何しよっと~??」(五ヶ瀬の方言って熊本弁に近いのです) 答えはのちほど!!
おいしいご飯が終わって一息つくと、もう辺りが暗くなってきました。さっそく灯篭へ点火!!
じゃじゃーん!小学生クイズ(?)の答えはこちら!!右の絵は月と山とお団子です♪
鏡割りに隊員も参加しました! 団子入れ大会にも出場!(結果は聞かないこと!)
天神さまへの登り口には無数の竹灯篭。 祭り終了!打ち上げに加えていただきました。
私自身も初めて参加しましたが、文句なしに楽しい!!!
ボランティアって「奉仕」と訳されること も多いけれど、住民や隊員の皆さんとふれあったり、地面にチ
ョークで絵を描いたり、お祭りで盛り あがったり、そんなことを通じて逆に元気をたくさんもらって帰って
きました。「週末くらいゴロゴロしていたい」っていう人間の心理は至極当然かもしれないけれど、
家でゴロゴロでは決して味わえない楽しさと充実感を実感。
「こんなふうに出かけてくることが活力の源なんです」
「これがクセになるんだ」
という隊員の言葉にふか~く納得したとともに、大変な準備をも厭わず地域を盛り上げるために
お祭りを開催した住民の皆さんの志に感動した1日でした。
幻の「中山間英夫」くん~いきいき集落裏話
平成20年4月21日、知事と市町村長との自治懇話会にて。
西米良村長
「『限界集落』という呼称はやめていただきたい。その地域の活気ややる気や独自性を失うような言葉をつけちゃいかん。その地域に住む人々の身になって考えてみてください。」
日之影町長
「『限界集落』という言葉を町民の皆さんが聞くと、『もう町長、夢も希望もなくなるが。私たちは川の上流に住んで山を守り、きれいな空気を作っとっとじゃが』ということで、いつも私は怒られています。」
これが「いきいき集落」構想の始まりでした。
さっそく企画案と募集要項を作成し、事務局内で協議。すぐに呼称募集の準備に取りかかりました。
当初の構想は・・・
①「限界集落」ではなく、「元気な集落づくり」に取り組む集落の新たな呼称を募集する。
(そもそもそれまでも、それ以後も、県では「限界集落」という言葉は使っていません)
②新たな呼称が決まったら、その呼称に相応しい集落をまたまた募集し、認定する。
③認定された集落は、シンボルキャラクターを使用した幟やシールを使用することが出来ることとする。
④宮崎の中山間地域には、さながら風林火山のごとく、黄色い幟旗が林立し、訪れてきた人々の度肝を抜く
(この段階では、幟旗=交通安全=黄色というイメージだった)。
⑤全体計画については、節目、節目に知事が記者会見で明らかにし(要するに小出しにして)、世の関心を煽り、
シンボルキャラクターの価値を高め、キャラクターグッズを作って販売し、大儲けする。(ムフフ)
という、壮大なものでした。
その中で作成されたキャラクターがこの、中山間英夫くん(原画)。
しかしながら、折からの知事イラストの使用についての論議の中、知事イラストは使用不可という沙汰が出され、
あえなく使用禁止となってしまいました。
以下、えらい人(以下「え」)と事務局(以下「事」)とのやりとり
え:今後、知事のイラストは使わないこととなった。
事:えっ・・・・・・。いや、これは知事じゃなくて、中山間地域にいるおじさんです。
え:どう見ても知事のイラストである。そもそも、将来、知事が宮崎太郎さんにかわったらどうするつもりだ!
事:大丈夫です。中山間英夫くんには太郎くんという弟がいます。
てなことで、私の要求に応え、徹夜で中山間英夫くんのイラストを描いてくれた、みやざき観光コンベンション協会の
O画伯(女性)の努力もむなしく、上記計画の⑤だけは実現できずに今に至るという哀しいお話しでした。
でも、中山間英夫くんのイラストの入った企画書を持って、何食わぬ顔で知事室に説明に行ったG室長(当時)の勇気には頭が下がりました。今後とも宮崎の観光振興のために頑張ってください。
おまけ。
何度説明しても『「限界集落」を「いきいき集落」と言い換えることにした』と書くマスコミに対し、言っても聞かないからと、文章にして配布した文書。それでも、「いきいき集落」は「限界集落」の言い換えだと報道され、残念ながら今でもそう誤解している人が多い様です。
よい子のみんなは、この文書をよく読んで、「限界集落」≠「いきいき集落」だということを覚えておこうね。
読めない地名回答編~その2
昨日に引き続き、宮崎県内中山間地域の読めない地名ベスト10+αの回答編その2。
上級編。
鹿野遊(椎葉村) かなすび
椎葉から五ヶ瀬へ向かうR265沿い。
十根川地区伝統的建造物群保存地区、八村杉、大久保のヒノキなどが有名です。
間柏原(椎葉村) まかやばる
ひむか神話街道最後の開通ポイント「中山トンネル」は林道間柏原中山線にあります。
鹿 遊(木城町) かなすみ
郷の駅「石河内」鹿遊茶屋の手打ちそばは知る人ぞ知る絶品です。そばうち体験もできます。
塊 所(木城町) こぶどころ
いきいき集落中之又地区内の地名です。
おまけ
新田原(新富町) にゅうたばる
航空自衛隊の基地で有名。内田康夫の「高千穂伝説殺人事件」にも登場します。
細 島(日向市) ほそしま
宮崎県外の人は必ず「ほそじま」って読むと聞いて、宮崎県人はびっくりします。
細島港は「東九州の扇の要」といわれる貿易港です。
2日にわたって回答編をお送りしました。
いかがでしたでしょうか。
宮崎県内の中山間地域にはいろんな地名があり、
それぞれに様々な歴史や風物が在ることをお解りいただけたでしょうか。
さあ、行楽の秋。あなたはどこへ行ってみますか?
読めない地名回答編~その1
先日のブログで紹介した宮崎県内中山間地域の読めない地名の回答編です。
まず、初級編。
都於郡(西都市) とのこおり
中世、日向を治めた戦国大名伊東氏が約200年間、居城したのが都於郡城。
天正遣欧少年使節の一人、伊東マンショの生誕地でもあります。
調 殿(西都市) つきどの
銀 鏡(西都市) しろみ
イワナガヒメが投げた鏡が落ちたところ。詳細はコチラ
昨日の西米良ブログにも登場しています。
天 下(延岡市) あもり
延岡ICがあるところ。近くの延岡植物園もおすすめです。
大 崩(延岡市) おおくえ
祝 子(延岡市) ほうり
祝子川渓谷と大崩山は紅葉の人気スポットです。
鬼神野(美郷町) きじの
神 門(美郷町) みかど
神門神社に伝わる24面の鏡から「百済の里づくり」が始まりました。
水清谷(美郷町) みずしだに
次、中級編。
行 縢(延岡市) むかばき
行縢の滝は「日本の滝100選」に選ばれています。
贄 波(日南市) にえなみ
榎 原(日南市) よわら
「よわら夢ひろば」は、地区住民が、撤退したJAの倉庫を改造して始めた農産物の直売所です。
夷 守(小林市) ひなもり
「ひなもり台県民ふれあいの森」では様々な森林体験ができます。
母智丘(都城市) もちお
大河平(えびの市)おこびら
地区内の「クルソン峡」は素晴らしいけど、その上流の「狗留孫神社」に行ってみてください。
まあ、行けるもんなら行ってみてください。
スゴいですよ。
では、続きは あした。
平成の桃源郷 おがわ作小屋村
思い起こせば約1年前・・・
「いきいき集落を募集しま~す!」と知事が意気揚々と発表。
が、しかし、集落からの反応は芳しくなく・・・・
おまけに某紙には、
「宮崎観光遺産、すでに数十件。いきいき集落、まだゼロ・・・」
なんて切ない記事を書かれる始末・・・・(悲)
そんな時、初めて「いきいき集落」に手を挙げられたのが、
人口僅か1300人、県内で最も人口の少ない西米良村の高齢化率No.1集落
その名は・・・小川地区!
その西米良村小川地区で、
が盛大に開催されました!
↓ おがわ作小屋村 ↓
黒木村長のあいさつ 作小屋をバックにテープカット
(写真が小さくてすみません) (こちらも小さくてスミマセン・・・)
↓ 地元の若者による餅つきが行われ、その後、黒木村長自らが参加者に餅を振る舞われました!
こちらは本家御食事処 こちらは作小屋。
↓ ゆず加工品等、地元の特産品も販売してます ↓ 都市住民との交流の場等になるそうです
この桃源郷とは、中国の詩人陶淵明が残した「桃花源記」という理想郷の話。
都会のように「何でも裕福にある場所」ではなく、
華美ではないが「住んでいる人が心豊かに暮らしている」
という桃源郷の世界観に照らし合わせ、
西米良・小川の姿として守り続けていきたいとの思いが、
「平成の桃源郷」には込められているとのことです。
※ 「作小屋」については、29日の「西米良駐在員ブログ」で紹介されていますので、
そちらをご覧ください。
「おがわ作小屋村」は、今後、住民主導で運営されていくそうです。
地元食材を使った料理の提供やソバ打ち体験等もできますよ!
また、作小屋村の向かいにある山には、今後、桜や桃の木を植栽し、
「おがわ花見山」として整備をしていく予定だそうです。
自立自走の地域づくりを目指す、ここ小川地区の取組みに今後も注目していきましょう!
おがわ花見山のイメージです。花いっぱいの名所が出来上がるのが待ち遠しいなぁ。
西米良!ゆた~と!解体新書(前編)
気付けば秋・・・ (の雨とネコの顔は長くないということで、まだ秋ではない説もアリ)
窓辺に柔らかな金色の陽光が差し込む午後に紅茶をすすりながら詩の一編でも綴ってみたくなる
アンニュイな秋・・・ なんて優雅な趣味があればいいのですが、残念ながら私さとう(28歳・女)に
とっては、美味しいものを食べることばかり頭に浮かぶ食欲の秋であります。とほほ。
さて、本日10月1日に小川作小屋がオープンして話題の西米良村(作小屋オープンのもようは明日
の事務局ブログで♪お楽しみに!)は、秋の休日を満喫したいあなたにぴったりなんですよ~♪♪
熊本からもアクセスが良いので、県外の皆さまにもオススメです!
今回は西米良温泉ゆた~とを中心に、その魅力を解体してみたい!と思います。杉田玄白には負
けんよ!!
ゆた~と前~ゆた~と前~ →ゆた~と到着!
かりこぼうず がここにも!
「ゆた~と」は温泉のみならず、柚子をつかった特産品やかりこぼうずグッズが手に入る販売所
や、 おいしいお食事が楽しめる食事処も入っているほか、毎月第1、第3日曜日には西米良の民
話を楽しめる「語り部の会」が催されるなど、村の方々との交流も楽しめる宝箱のような施設。
西米良の魅力がこの「ゆた~と」に沢山詰まっているのです。
近くには双子キャンプ場や一ツ瀬川の清流も。キャンプや川遊びとセットで楽しめちゃいますよ。
これから2週にわたりお伝えするゆた~と解体新書、今回は【温泉編】です。
【温泉編】
とろっとろの美人の湯に週替わりで岩風呂&檜風呂が楽しめる露天に入れば桃源郷に来たかの
ような心地!ちなみに、ネットで検索したら口コミ欄に「清潔感に溢れたお風呂」という評判が多数。
それもそのはず、ここのお風呂は地元住民の皆さんで結成した「朝風呂 会」 が早朝6時30
分(!)から清掃ボランティア活動をされているんです!!
平均年齢64歳、35名の会員の皆さんはその日1番の朝風呂に入るという特典があるそうですが、
果たして私にできるか!? と想像すると・・・う~む、すごい・・・ 皆さんの地域への愛に感服です。
ちなみに、営業時間終了後に清掃をする「夕風呂会」(こちらは若手の皆さんで結成)もあるのだと
か・・・。私が気持ちよく温泉に浸かり、美人になって帰ってこられたのも(ツッコミは受け付けませ
ん!)地元の皆さんの愛情と手仕事 があればこそ・・・ 感謝とともに、またぜひ行きたいと思わせ
てくれる、お湯の温度以上にあったか~い温泉なのです。 (後編に続く)