旅立ちの春。
春らしい暖かな日が続いております。
次第に起床がつらくなる「春眠暁を覚えず」の季節がやってきました。
いつでも眠たいみたにです。
さて、私が五ヶ瀬に来てから丸二年になります。
実はこの春に五ヶ瀬を離れてしまうことになったのです。
すこしだけセンチメンタルな気持ちを引きずりながら、年度末の忙しさに目がまわりそうになっています・・・
この二年は本当に私の人生の中でも激動の二年だったように思います。
どちらかといえば休みの日はぐずぐずしているような人間だったのですが、五ヶ瀬のイベントを含め、
五ヶ瀬を拠点に近隣の地域(日之影、諸塚、阿蘇)などを訪れました。
2年前の4月は本当に転機の時期だったなと思います。
春まつりが行われているというイベント時期に多くの人に出会うことができました。
そのおかげで、私自身も神楽のほしゃどんとなることもできたし、地域の実情も垣間見ることができました。
そして、「5つの季節がある町」である五ヶ瀬を体感できたことも幸せなことでした。
春はしだれ桜をはじめ多くの花に彩られ、夏はまばゆいくらいの新緑と山を駆け抜ける爽やかな風が吹きます。
秋になれば、赤や黄色に山々は彩られますし、冬は白銀の世界が広がることも珍しくありませんでした。
そして、四季では表すことができず、ここで感じることしかできない季節があるなと強く感じました。
そんな素敵な季節を感じられる五ヶ瀬ですが、課題も抱えています。
五ヶ瀬に限らず中山間地域は、農林業を中心とした産業構造で、多くの課題を抱えています。
それを住んでいる地域の皆さんが様々なアイディアで解決していこうとしています。
地域に誇りがあるからこその動きもあるし、それだけ一生懸命なのだと肌で感じることができました。
私は、五ヶ瀬を離れますが、ここで感じたこと学んだことを活かしていかなければと強く感じました。
本当に多くの皆さんに支えていただき、感謝しても感謝しきれないくらいです。
この思いを忘れず、しっかり五ヶ瀬に貢献できるようにますます成長したいと思います!
「ただいま」といえる日を楽しみに、がんばっていきます!
2年間ありがとうございました!