審議会の現場から
今日は、少し難しい話です。
現在、西米良村では、来年度からスタートする
「第5次長期総合計画」を策定中です。
この計画は、平成23年度から平成32年度の10年間における村行財政運営の指針となるもので、
今後10年間、村はこの計画に基づき、すべての事業を進めることになります。
8月下旬、この計画に係る1回目の審議会が行われました。
審議委員には、各分野から推薦及び公募で選ばれた方々です。
その中で、消防団の話になった時のこと・・・
西米良村消防団は、約80%という高加入率ですが、人口減少・高齢化により、団員数の増加はかなり厳しく、今後も減り続けることが予想されています。
※ 西米良村消防団は、原則18歳以上50歳未満の男子
このことに対し、一人の審議委員さんが、
「(50歳になって)消防やめるとなにもないんですよ。もし予備消防団のようなものがあればそういうのに所属していたいという意欲はあります。」
消防団の活動は、炎天下や寒風の中での訓練、突発的な出動、特に山に囲まれている本村は、山に登らないといけないこともしばしばです。原則50歳という規定も納得です。
そんな中、「年齢を超えてもやれるだけのことはやる」という意見に、会場で聞いたときは、単純に、「ありがたい」なあと思っただけでした。
数日経って、議事録を読み返していた時、 「なにもないんですよ」 「所属していたい」 という言葉が何かもっと深い意味を持っているような気がしてきました。
中山間地あるいは過疎地にお住いの皆さん。
自分の周りをよく観察すると、女性と男性で大きな違いがありませんか?
女性は、70代、80代でも婦人会やグループでバリバリ活躍しています。特に、皆で料理をする時などは、味付けを任されています。
一方、男性は、地区の役員など以外に、「グループ」がないような気がするのです。
部活動など、「同じ目標に向かって頑張る仲間・同じ時間を共有する仲間」は、強い絆が生まれますよね。
村の男性陣は、「消防」を通して目標と時間を共有し、絆を作っているのではないでしょうか。
かつては、西米良村も集落ごとに青年会があり、その青年会が中心となって集落対抗駅伝大会を行っていたと聞きます。
それが、人口減少により集落ごとの青年会が成り立たなくなったため、現在村に一つです。
おしゃべりとつまみ食いの好きな女性陣は、集まる口実を作るのが上手ですが、男性陣は、そうはいかないのかなあと・・・。
集落の人達と、青年会や消防団で感じるような「絆」をいつまでも持っていたい。
私の勝手な解釈かもしれませんが、深イイ話でした。
こづまろ夜むらしょ
が「西米良温泉ゆた~と」森林浴デッキで行われました。
『こづまろ』 とは米良弁で 「集まろう」 という意味
「皆で集まって、笑って踊ってワイワイやろうよ」という村内最大人口約580人の「村所地区」が開催する、100%地区民手作りのお祭りです。
17:00 お祭りスタート
いつものことながら、準備段階から出来上がり始めた地区民が、森林浴デッキに腰をおろします。
温泉玄関付近では、JA女性部や、みどりグループの方々が、
おつまみの「おにぎり、赤飯、串刺し、味噌だご、よもぎ団子、鮎の塩焼き」の販売です。
どの品も盛況で、本格的なステージイベントが始まる18時頃にはほぼ完売でした。
18:00 オープニングを飾る、「米良太鼓」演奏
日が暮れた、19:00すぎ。今年の目玉! 『光の祭典』点灯式
この日のために、「こづまろ夜むらしょ実行委員会」の皆さんが、夜な夜な集まり作りました。
実写版、カリコボーズもお仕事です。 ⇒
ブラスバンドの演奏のころには、完全に出来上がった
「T坊あんちゃん」 が、感極まって飛び入り参加。
よくあることです。
光の祭典のアイデアから、セッティングなどなど・・・
村のエジソンとも言われる
「こづまろ夜むらしょ実行委員長」のNよしさん
いつも控え目ですが、「ものづくり」となると、先頭に立ち、黙々と丁寧な仕事をされます。
大変お疲れ様でした。
米良フォトギャラリー21
どんな美人美男より、村で一番人気があるのは、
「赤ちゃん」
です。
◆夏の「おがわ作小屋村」◆
「おがわ作小屋村」お食事処で一番人気の
『おがわ四季御膳』
御膳のふたを開けると、そこには16皿。
「四季御膳」というだけあって、季節ごとにメニューが変わります。
メニューづくりから調理、もてなしまで「小川のおばちゃん」が行います。
『「小川」でとれるもので、普通に食べられている食材だけれど、それでいて「あっ」驚くような調理のしかた、見せ方がしたい。』
おばちゃん達の研究は続きます。
※一番手前右から2番目が、いつだったか「諸塚」のブログで話題にでた「サドガラ(イタドリ)」です。
小川地区が目指す 「桃源郷」
30年後はどんな姿になっているのでしょうか。
「イヌビワ(ムシブテ)」
イチジクの仲間
茎に傷をつけると、白い液がでます。
熟すると黒くなり、ウサギの大好物です。
祝めでた
「祝えめでたの 若松様よ
枝も栄える 葉も茂る」
上記は、米良地方に残る 『祝めでた』 という歌です。
実は、この歌3番まであるそうで、かつては「結婚式の三三九度」の際に必ず歌われていたそうです。
三三九度が終わると同時に、「祝めでた」も歌い終わるとその結婚はうまくいくと言われ、
遅くても早くてもいけないので、歌い手は花嫁花婿の様子を見ながら、
「いわ~~え~ め~~~~で~~た~~」と伸ばし具合を加減して歌っていたそうです。
歌の雰囲気は、かつて山仕事の際に歌われた「木おろし歌」に似ています。
木々の間をこだまする感じです。
「Yちゃんの時は、私が歌うたね。Kちゃん時は、誰が歌うた?」
今でも、この長~いフレーズを朗々と歌い上げる今年で90歳のNさん。
もともと口伝えで伝えられた米良地方の歌。
今は楽譜に残されていますが、微妙な揺らし具合や強弱は残すことができません。
「昔はね、結婚式ていうたら必ず夜じゃったとよ。そして朝まで飲み続けよ。
花嫁は自分の髪で日本髪を結って、裾だけに華やかな模様の入った黒の着物を着てねえ。
先導役が提灯もって、花嫁の足元を照らして花婿の家に行ったもんよ。」
西米良のおばちゃん達の雑談には、必ず私の心に留る話があります。
※ 西米良の夏の風物詩 「ほおずきイルミネーション」 実施中
米良フォトギャラリー⑳
梅雨明けしましたね。
雨で濁っていた清流 一ツ瀬川も今朝は、普段に戻りました。
村の 「アユ突き」 達が心躍らす季節です。
◆ほおずき(鬼灯)◆
お盆にご先祖が家にお戻りになる時に足元を照らす提灯として、また目印として飾る「ほおずき」
日之影町も有名ですが、西米良村も丹精こめて作ってます。
西米良ほおずきの特徴は、色が濃くてハート型なこと。
村の人は、葉に元気がなくなってきたら、逆さにつるしてドライフラワーにし、翌年のシーズンまで楽しみます。
時には、ドライフラワーにしたほおずきの中に、豆電球をいれ、こちらも西米良特産の竹やカズラとコーディネートして「ほおずきアート」にします。
この赤い部分、実は「ガク」らしいです。花が散ると六角形のガクが大きくなり、種を包み赤く色づくのだそうです。
また、旧カナ遣いでは「ホホヅキ」と書くそうで、子どもの紅顔にたとえたことが語源であるという説もあるとか。
◆メタボにご注意!◆
きれいな川に住む、米良在来魚のアブラメ
役場玄関の水槽でも泳いでいます。
皆がえさをくれるので、メタボ対策中です。
◆ゆた~とデッキ 『ビアガーデン』◆
ビアガーデン会場は屋上だけではありませんよ。
森林浴デッキで虫の声を聞きながら一杯、その後、温泉なんてコースはいかがでしょうか?
※ 西米良温泉「ゆた~と」ビアガーデンは8月末まで行っています。
米良フォトギャラリー⑲
村の○郎さん曰く、
「紫陽花が枯れたら梅雨が明ける」
村の恒○さん曰く、
「カラフルな色をしたハエでも蜂でもない虫が水たまりを飛び始めたら、梅雨が明ける」
どちらも、誰に教わったわけでなく、根拠もないそうで、 「だって昔からそうじゃったも~ん」だそうです。
皆さん、それぞれ自然時計をお持ちのようです。
◆菊池記念館◆
『菊池公盆祭』
毎年、7月14日は、故 菊池武夫公をしのぶ盆祭りの日
菊池武夫公とは、版籍奉還の際、領民にすべての領地を分け与え、自分は何も持たずに米良を去られた米良最後の領主「第17代 菊池則忠公」のお孫さんに当たる方。
米良の人々から「米良の殿様」と慕われ、酒を愛し、米良を愛し、菊池の精神を尊ばれました。
武夫公が村に寄贈された財産は、運用管理を行い、現在でも「菊池奨学資金」として村の子どもの教育に使われています。
『布絵展』
皆さん、これ覚えていますか?
うさぎ雛
この作り方を教えてくださった先生の作品展を、現在、菊池記念館で行っています。(8月末まで)
「カルガモ親子」
カルガモだけでなく、蓮の花・葉
すべて手芸ですよ。
「寿司」と「山菜の冷製そば」
「お菓子の詰め合わせ」と「重箱」
そして私を最も興奮させたのが・・・
「おにぎりセット」
具といい粒の立ったお米といい、思わずほおばりたくなりました。
◆村の夏◆
虫の季節です。先日、大変お疲れ気味のカブトムシがアパートの玄関先を歩いていました。
「ゲジ」
初めて見ました。通称 : ゲジゲジ
ムカデの仲間だそうですが、長い触角がついていました。
米良フォトギャラリー⑰
梅雨ですね。
この梅雨が明けると、宮崎にはギラギラした強く明るくたくましい太陽が照りつけます。
子どもの頃は宮崎の夏が大嫌いでした。
貧血の常習犯だった私は、夏の朝礼・全校集会があると決まって保健室に連れて行かれ、その度に悔しくて、保健室の天井の穴の数を数えながら泣いていたからです。
しかし、トライアスロンを始めてから、夏が大好きになりました。
真夏の炎天下に、私が「泳いで・こいで・走って」倒れないことが、菊川家七不思議の一つです。
余談が長くなりましたが・・・
◆ 6月のふれあい弁当◆
今月は、「梅づくし」
・ 梅とちりめんじゃこの混ぜご飯
・ きゅうりとささ身の梅和え
・ ゴボウのヨーグルトサラダ
・ 煮しめ
・ 米良茶の蒸かしまんじゅう
・ 寒天
毎回、季節や世の中の話題に触れたお手紙を添えます。
お弁当とお手紙の仕訳をし、数班に分かれて配ります。
集合が午前7時と早いため、朝食をとっていないメンバーもいます。
でも大丈夫。
必ず誰かが皆の分の「おやつ」を持参しています。
◆役場の日常◆
村の「生き字引」M周先生(元西米良中校長)、 89歳
村の歴史・文化など何でも知っています。
この日は、「米良弁」についてミニ講演
めしげ=しゃもじ ちょく=おちょこ
ちょか=輪っかのついたきゅうす きびしょ=輪っかのついていないきゅうす
とまさご=イタチ もま=ムササビ てご=手かご
私のお気に入りは、「あんべらしゅう=良きにはからえ、適当に」
「いやいや、ここに来るとついついおしゃべりをしてしまって・・・。また、仕事の邪魔をしてしまいました。すんませんな。」
と言って帰って行かれました。
また、いつでも来てくださいね。おしゃべり大好きですから。
剣道の達人でもあるM周先生は、いつも背筋がシャンと伸びていらっしゃいます。
小さなお客様。
役場に巣を作る予定のようです。
「竹風鈴」
村内至るところにある竹
これを風鈴にしました。カランコロン カランコロン
西米良の音がします。
◆花シリーズ◆
『ネムノキ(合歓の木)』
花言葉 : 夢想、歓喜、創造力
歌の題材に使われることが多い、ネムノキの花
この時期、道路沿いにフワフワッと咲いています。
米良フォトギャラリー⑰
◆役場の日常◆
「宿直室」
役場の男性職員には、1ヶ月半に1回のサイクルで宿直当番が回ってきます。
これにより、西米良村役場には、24時間 ・ 365日(もちろん、盆正月もです。)役場職員が常駐しています。
◆すくすくスクール◆
村所小学校1~3年生
カラフルなエプロンと三角巾に身を包み、気分はヒートアップ!!!
放課後学習の一環として行われている 『すくすくスクール』
地域の大人が講師です。この日は、役場隣にある集落センターで「こどもの料理教室」と題し、おやつ作り。
「かぼちゃとごまの茶巾団子」
講師は、JA女性部長さんや村の調理師さん。
子ども達がするのは、ラップにのせてもらったペースト状のカボチャとゴマの形を整えること。
カボチャをふかしたり、味付けしたり、栄養価を考えたり・・・下準備をする大人あっての料理ですが、子ども達は十分料理をした気分が味わえ、大喜びです。
◆ランコース その1◆
4月下旬、私のランコースに突如現れた土砂崩れ
ショートカットコースの場合は、この青い橋「元米良橋」で曲がります。
「ゆっくり走ろう 米良の道」・・・でも私は速く走れるようになりたい!
ぬか床の話
西米良でどこそこ訪問して最初に出されるのは、 「 お茶とお漬物 」
今日は、お漬物つくりに欠かせない 「ぬか床」 の話です。
先日、みどりグループのおばちゃん達と話をしていた時のこと・・・・・
ぬか床に入れるものは、全家庭、全部違うよ。
Nさんとこのは、美味しいよね。たぶん「鶏」が入ってるね。
ここら辺では、 「ぬか床」に「鶏の頭」を入れるのよ。これが、いいダシになっておいしくなるのよ。
「鶏の頭」って言ってもきれいよ。きれいに毛をむしって、湯がいてツルツルしてるから。
でも若いころは、混ぜるときヒョコっと頭が出てくるのが怖かった~。
酢が出てきたら、何でかわからんけど昔から「卵の殻」を入れるね。
昔は嫁入りするとき、母親から 「 ぬか床 」 を持たされよったよ。
「Nさんとこの ぬか床」・・・・
現在Nさんが90歳。おそらくそのNさんが「嫁入りセット」として持たされた「ぬか床」に継ぎ足し継ぎ足ししてあるもの。
母から娘に引き継がれるのは、着物や指輪だけではないんですねえ。
そして、そこからできる「お漬物」。
これからは、心していただきます。
※ 写真は、 「『くさぎな』のいりこ炒め」
『くさぎな』とは、「クサギ(臭木)」を乾燥させた山菜。独特の苦みがあります。
このあと、白ご飯に混ぜていただきました。
高菜の油炒めとはまた違い、大人の味。ご飯がすすみます。
プチダイエット中ですが、あまりに美味しかったので特例として2杯いただきました。
きっと皆さん気に入ると思いますよ。
