西米良ブログ

西米良回顧録(最終回)

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 西米良最終日、私のブログも最終回です。

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西米良生活も1年を終え、折り返し地点にいたころです。

とある会で、ある80代の女性とお話する機会がありました。

彼女と直接お会いするのは初めてでしたが、 「ひょうきんで元気な方」と評判だったので、私は知っていました。

 

彼女に、簡単な自己紹介をし雑談を始めました。

 

話題は、子どもの頃、嫁に行った頃の話になり・・・・

 

兄妹が多く、生活が苦しかったため、彼女は兄妹の中で一人、作小屋で生活する祖父母のところで育てられた日々。

大事にしてくれた祖父母への感謝。今でもこみあげるあの頃の寂しさ。母親の温もりの大事さ。

 

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嫁に行き、陽のあるうちはひたすら農作業をしたこと。

朝3時に起き、釜戸に火を起こし、朝と昼用のおにぎりを作るのが日課だったこと。

夏、朝霧のなかで食べるおにぎりは格別に美味しかったこと。

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 話題は現在になり・・・様々な事情により、一人暮らしをしていること。

寂しいなんて言葉は、決して口にしてはならない。子どもが心配するから、周りが心配するから。決して口にしてはならない。」

「昔から、あの人は泣かない人だと言われてきた。でも泣かないわけではない。人の前で泣かないだけ。泣きたい時は、山に向かって泣いた。人の前では、いつも笑っていなさい。」

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これが、彼女の哲学なんだと思います。

「美しくも厳しい自然」と「菊池氏の歴史」に育まれた哲学なんだと思います。

 

 

西米良のおばちゃん達が、なぜ、いつも笑顔でいられるのか

その答えの半分は、ここにあると私は思います。

 

 

時は流れ、彼女が育ったころと今の西米良の生活は大きく変化しました。

道路はよくなり、情報は入り、機械化が進みました。

でも、西米良の風土が育んだ心だけは、どんなことがあっても失ってほしくないのです。 

 

 

西米良が誇りと安らぎにあふれた桃源郷となり輝く日を楽しみにしています。

 

 

私も頑張ります。

ここでの出会いを一つの糧にし、自分の未来を切り拓こうと思います。

 

最後に、私を温かく受け入れてくださった役場、村、地区のみなさん、JA女性部、みどりグループ、語り部の会、作小屋村、お向いの活子さん、企画交流グループ・・・調整役の中山間・地域政策課、このブログを読んでくださった皆さん、そして、私の2年間を支えてくれた母に心から感謝します。

 

ありがとうございました。

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PS 明日から、新しい派遣職員が、新しい土地で、新しい生活をスタートさせます。

   これまで以上の応援とご指導をよろしくお願いします。

日時:2011年3月31日 08:00  投稿者:西米良駐在員

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