西米良ブログ

2009年12月の記事

と、申すかっちん!

「むか~し、むかし、米良山の小川の奥の木浦というところに・・・・・・

 兄弟は、仲良く暮したということです。」(「木浦のうるし兄弟」より)

 

『 と、 申すかっちん !』

 

西米良村には、150とも言われる民話が残っています。

「カリコボーズ」もこの民話にたびたび現れ、村人にいたずらをします。

 

こんな、民話を次世代に継承するとともに、民話の楽しさを広めようと、村には

『語り部の会』 (現在会員約20名)があり、イベントや西米良温泉「ゆた~と」で民話語りを披露しています。

 

最近の「語り部の会」は、民話をより深く知ろうと、村の歴史の知恵袋と呼ばれる重鎮達を講師に招き、民話のルーツをたどる「村内めぐりツアー」を行ったり、歴史の勉強をしたりと、貪欲です。

 

語り手育成にも力を入れており、村所小学校では、児童が民話を覚えて、イベント等で披露します。

(たどたどしい米良弁と、甲高い声が実にかわいらしいです。)

※ 12月19日に行われた「民話語りと神楽の夕べ」では、こんなシーンもありました。

  (黒木村長です。)

sontyou.JPG 

米良弁での語りの最後は、おきまりの 『と、申すかっちん 』です。

この「かっちん」は、拍子木の音を表し、西米良では、 「かっちん」のところで、語り手と観客が一緒に手を叩きます

 

この「と、申すかっちん」を村内で知らない者はいません。

現在、Tシャツ(西米良村青年会作成)にもなっており、夏は、登校班で通学する児童の7人に5人が色違いで着用していたりもします。

※ モデルもいい!!!

kattin.JPG 

語り部の会では、現在「西米良村・語り部ファンクラブ会員」を募集しています。

詳しくはコチラ(2009年11月28日 かりこばん)→http://karikoban.seesaa.net/

皆さんも、一度、民話語りを聞いてみませんか?

  

今回が平成21年最後のブログです。

来年もよろしくお願いします。

よいお年をお迎えください。  『と、 申すかっちん!』

 

 

日時:2009年12月28日 08:00  投稿者:西米良駐在員

第54回児湯郡町村対抗駅伝

この大会に出場するため、9月に結成した西米良村駅伝部

 

12月20日(日) ついに決戦当日を迎えてしまいました。

 

遡ること3週間ほど前、調整等を行ってくれた担当の○葉君に、

「私、何区?」と尋ねたところ・・・・

 

○葉君  「実はですね。女性が出たことないという事で、今、陸連と協議中なんです。」

とのこと。(他の町村の方によると、記憶にない程遠い昔、女性が出場したことがあるそうですが・・・)

私     「そんなん、協議せんでいい。無理して出してくれんでいい。男性陣で出て。私、マネージャーするから。」

と、撤退を試みましたが、

○葉君  「人がいないんです。菊川さんが出なかったら、西米良村出場断念です」と・・・・。

数日後、「陸連の許可がおりました。出場できます!!!」という弾んだ声の電話があり、

『いたしかたない・・・』

 

7区 4.9㎞  毛作り登り口~自衛隊正門前

フラット→下り→上り→下り→残り1㎞ずーーっと上り

 

緊張しましたねえ。

大会慣れしすぎたのか、最近ほとんど緊張しないのですが、7区の中継地点で他の町村の方と待っている間に

『これって、村の代表なんだ!』ということをひしひしと感じさせられ、足がガクガクするほど緊張しました。

 

中継地点で1時間ほど待っていると、他の町が次々にタスキを渡して出て行きます。

6区は、いつもニコニコ穏やかな○○田君

スタッフA 「あれは、西米良ですかねえ」

見ると、精悍な顔つきで必死に走る見たことのない選手

私     「いいえ、違いますねえ」

スタッフB 「後は、西米良しか残っちょらんが」

私     「えええええええ」

いつも穏やかな○○田君からは想像もできない真剣な表情だったので、○○田君と認識できませんでした。すみません。

 

いよいよスタート

沿道から、「うわあ、西米良や」との声。

それもそのはず、西米良村の出場は、実に 『23年ぶり』 なのです。かつては、青年会を中心に毎年出場していたそうですが、人が減り、選手が集まらなくなったため、「町対抗」でありながら、この大会から遠ざかっていました。

 

いつものマラソン大会なら、沿道に「誰か知ってる人いないかな」とキョロキョロして手を振るのを楽しみにしているのですが、今回ばかりはそんなロスをしている余裕はありません。

 

西米良から応援に駆けつけてくださった皆さんの姿が何となく目に入るのですが、愛想なく通過。

更に、最近応援を趣味とする母の、「あきちゃ~ん。頑張れ。お茶いる~。」とのん気な声援が聞こえるも 「いらん」と通過。

心臓によろしくないラスト1㎞の上りの頃には、「ヒーホーヒーホー」状態。

 

上りきると、すぐに8区 美○臣君の鮮やかなブルーの「と、申すかっちん」Tシャツが見え、無事タスキを渡すことができました。

 

23年ぶりの駅伝復活を実現させてくれた駅伝部の皆さん、サポートしてくれた皆さん、応援してくださった村の皆さん、沿道の皆さん。本当に感謝です。

 

西米良村の結果は、参加7チーム中7位。しかし、「躍進賞」を頂きました!

 

西米良村に、補欠とか控え選手とかいうものはありません。それは、駅伝に限らずどんな行事でもです。

村民1200人強全員がレギュラー、誰もが、エース・ヒーローになる可能性を秘めています

こんな自治体、他にないです。西米良村民の皆さんには、早くこの強みに気付きフルに活かして欲しいと思います。

 

一夜明けて、今日、 「来年はベスト3を目指そう」 と、

西米良村、夢がどんどん膨らんでおります。

 

※ 写真は、村所八幡神社大祭準備の様子です。

simetate.JPG

 

日時:2009年12月21日 12:00  投稿者:西米良駐在員

Give & Take

先日、盛り上げ隊として村外から20歳代の女性が来村してくれました。

なんと、金曜・土曜の2日連続です。

1日目は、児原稲荷神社で、夜神楽に使われる竹を拭いたり、注連の組み立ての手伝いです。

2日目は、狭上稲荷神社で、夜神楽のまかないを徹夜でやってくれました。

 

 本当にありがたいことで、住民の方々が大変喜び、彼女が帰って1週間ほどは、必ず盛り上げ隊の話しが出るほどでした。

 

2日目に、一緒に活動した時、彼女がこんなことを言ったのです。

 

「昨日、注連縄を手際よく作るのを見て、『これはスゴイ』と思い、写真に撮って家で母に見せたところ、母に『これやったら、お母さんは近所の神社で正月前に、毎年作ってるよ』と言われました。

 

 私は自分の住んでる地域のことを知らないなあと思って。もっと調べたら面白いことがたくさんあるかもしれません。

 

 自分の住んでる地域のことを、人に紹介できるようになれたらいいなあと思いました。」 

 

 

 盛り上げ隊の活動は、ボランティア(無報酬)です。しかし、 私は、

 『Give & Take』 であるべきだと思っています。

 

 

 西米良の村民性かもしれませんが、西米良の方は「おもてなし」を好みます。

私から見ると「そこまでしなくても」と思うこともありますが、

「遠いところを、来てくださった」・・・Give

「だから、おもてなしで返したい」・・・Take

 

 盛り上げ隊の活動も、

「盛り上げ隊から、 労働力 と 刺激 をもらう。」・・・Give

「そして、盛り上げ隊へ、 新しい経験・知識・感情・自分 を与える」・・・Take

 

 こんな関係であれたらいいなあと、彼女の言葉を聞きながら思いました。

 

※ 12月に入り、毎週土曜に各地で行われている神楽も、今週末(12月19日(土))の「村所八幡神社大祭」で今年は終了です。

  ちなみに、写真左側は村で唯一の信号機です。

  子どもの頃、自宅前の走る220号線の信号機が夜、どうなるのか知りたくて、午前1時まで夜更かしをし、点滅信号を眺めたことがあります。

  村所の信号機は、午後8時で点滅信号に変わります。

 

 

kagurahata.JPG 

 

日時:2009年12月17日 11:00  投稿者:西米良駐在員

自給自足の達人

「塩以外ならすべて自分で作れます。」

 

優しい声でこう語るのは、ひ孫さんに「カズちゃん」と呼ばれる一江さん今年で86歳。

老若男女、日本人外国人問わず、出会った人誰もに 「かわいい!」 感じさせる お雛様 みたいな人です。

 

カズちゃんは、作小屋の囲炉裏三穀米(ひえ・粟・あずき・米などを混ぜたご飯)を炊きます

「水加減は、こうやって指を入れれば分かります。難しいのは火加減ですね。」

「炊き上がりは、蒸気がおさまってくるから分かります。」

・・・・カズちゃんは、優しく簡単そうに言うのですが、私にはさっぱりわかならい・・・・

 

山間地の西米良村。昔は簡単に砂糖が手に入らなかったそうです。よって、甘いものが食べたい時は、水あめを作って砂糖替わりしていたとか。

カズちゃんは、「今でも水あめを作ります。」

 

カズちゃんは、お料理をする時、調味料を計りません。片手鍋もしくは一升瓶から直接入れていきます

 

昔の焼き畑のビデオを見ていた時のこと。米俵を編む様子が映し出されました。

「スゴイですねえ。今はもう、編める人はいないでしょうねえ。」という声に、

カズちゃんは、「私も若い頃よく編みましたねえ。多分、今でも編めます。」

 

そんなカズちゃんも塩だけは作れないそうです。

 

でも、カズちゃんは塩作りについても語れます。

「小学生の時、歩いて高鍋まで行き、1週間、海水を汲んで乾かし塩を作りましたねえ。懐かしい・・・。」

 

私は、自信を持って言えます。

 

もし、何らかの理由で日本の輸入がストップした時、

       生き残るのは『西米良村』です

 

 

※ 写真は、上米良地区にある薬師寺裏の竹林です。かぐや姫が出できそうですよね。

yakusijitikurin.JPG

 

 

 

 

日時:2009年12月11日 08:00  投稿者:西米良駐在員

狭上稲荷神社大祭

12月5日(土)、盛り上げ隊3名とともに行ってきました。狭上稲荷神社

村の方から、「あそこはすごいよ。まあ行って見ると分かるわ。」という前評判どおり、秘境中の秘境!

車でも10㎞進むのに30分。(ちなみに北京オリンピック男子10000m優勝者の記録が、27:01:17)かろうじて、舗装されていますが、がたごと道。

 

あったんですよね。そんなところに 『狭上稲荷神社』

この神社以外に何もないので、来るのは参拝者のみ。神社の歴史としては1200年、1300年とも言われる知る人ぞ知る歴史ある神社です。

 

18:00 社人食事

shokuji.JPGお吸い物、煮しめ、酢の物、味噌汁、ご飯、お神酒

 

盛り上げ隊も配膳を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19:00 神楽開始

 宮司さんのご自宅が社務所兼お客様席。昔ながらの釘を使わない作りで、柱はすすで黒光り。

 囲炉裏が4~5箇所ある広い家です。

 神楽は、自宅前に作られた注連の下で舞われます。

 食事の片付け後、まかないは、しばし休憩です。

 

23:00 夜食準備

kamado.JPG 夜食は、「稲荷寿司・おにぎり・酢の物」

 ここの神社のスゴイところは、まかないは全て屋外の釜戸で準備するところ

 

 おおきな釜で、6升のご飯を炊きます。

「水加減は、こうやってヒシャクが立てばいいとよ。」

 水加減・火加減・味加減・・・すべて熟練の技。(まかないをやっているのは、70歳代以上の方ばかりでした。)

 

 お釜についた「おごげ」(最後に神楽で使います)を取っていると 「ほら貝」 の音がし始めました。

 

11:45 「八幡様」登場

hatimansama.JPGのサムネール画像 

「ほら貝」の音がだんだん近くなり、八幡様が手を引かれて登場です。 

この後、

「お稲荷様」 

「奥方様(お稲荷様の奥さん)」

「けん属様(きつねの神様)」

が順番に登場します。

 

 

 

 

 

    oinarisama.JPGのサムネール画像

okugatasama.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像 

kennzokusama.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

02:00 社人夜食

 夜食の片付けが終わると、まかないは再び休憩です。

 S夜子さんが準備してくれたカップコーヒーを飲みながら、眠気をこらえます。

 

05:00 眠気ピーク

06:00 座付き(食事)準備開始

06:30 「部屋の神様」登場

 いよいよ神楽もクライマックス。

 「部屋の神様」は家庭円満の神様。登場前に、まかないの女性達とお神酒を酌み交わし、最近の明るい話題について話しをします。これが、後で観客と行う「問答」のネタとなるのです。

 

heyanokamisama.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

お化粧をしたお面を付け、女装した社人がこっけいな動きをしながら舞います。

観客は「ばあさん」と呼びかけ、質問をします

 

最後に、先ほど取った「おこげ」を観客に配ります。この「おこげ」を食べると健康でいられるそうです

 

 

 

07:00 しめ縄を切る(神楽終了)

 

 私は、神楽初鑑賞だったので、他と比較することができないのですが、同じ村内でも、お面や舞に違いがあるそうです。

 

 一つ一つの舞、儀式に意味があること、まかないの重要性を教えていただきました。ありがとうございました。

 社人の皆さん、まかないの皆さん、お疲れ様でした。

 

 西米良村の夜神楽、まだまだ続きます。

◆12月12日(土)◆

 「小川米良神楽大祭」・・・米良神社  19:00

 「横野産土神社大祭」・・・横野活性化センター 19:00

◆12月19日(土)◆

 「村所八幡神社大祭」・・・村所公民館 19:00

日時:2009年12月 8日 08:00  投稿者:西米良駐在員

米良神社

「ヨネヨシ、ヨネヨシ・・・・米良」とおっしゃった 「いわなが姫」

覚えていらっしゃいますか?

 

あの時は、小川で幸せに暮したというハッピーエンドで終わりましたが、この話し、実は続きがあります。

 

 

長い年月が経ち、「いわなが姫」も年をとられ、体が不自由になりました。

そのことを嘆いた姫は、今の米良神社の後ろの小川川の淵に身を投げられます

ogawafuti.JPGのサムネール画像

 

姫の遺骸は、神社の対岸にある神山に葬られ、ここが米良神社の本殿とされています。

 

※ 容姿にコンプレックスのあった姫の魂がそうさせるのか、この神山は女人禁制となっており、本殿を見た女性は、未だかつていません

 

 

 

いわなが姫の米良入山を知った父親の「オオヤマズミノミコト」が、姫を探しに小川を訪ねられますが、時すでに遅し。姫はお亡くなりになった後だったのです。

 

そのことを悲しみ落胆された「オオヤマズミノミコト」は、狭上の山深くにたどり着かれ、そこでお亡くなりになりました。

狭上にある古墳は、「オオヤマズミノミコト」の墓と昔から言い伝えられ、 「狭上稲荷神社」には「オオヤマズミノミコト」が奉られています。

 

明日、12月5日(土)は狭上稲荷神社大祭 です。私、まかないのお手伝いをしながら、初の神楽鑑賞をしてきたいと思います。

その様子は、来週ご報告します。

 

<追伸>

12月5日(土)は、越野尾地区にある「児原稲荷神社」でも神楽が舞われます。本日、盛り上げ隊の皆さんが、注連設営のお手伝いをしてくださいました。

こちらも、是非、足をお運びください。

 

 

日時:2009年12月 4日 17:00  投稿者:西米良駐在員

キャンペーン効果

ここ数回、まじめな歴史・文化ネタでしたので、今日はやわらか生活ネタです。

 

春から、西米良村総務企画課企画交流グループで行っております

「ほめちぎりキャンペーン」

 

エンドレスなこのキャンペーン、まだまだ続いております。

今日は、当グループでの 「ほめちぎり語録」 をご紹介します。

皆様、ぜひ参考にされてください。

 

①白いプランターに何の花を植えるか考えていた時

K 「相当華やかな花じゃないと、プランターに負けるねえ。」

○ 「そうですねえ。Kさんが入る以外、全部負けるでしょうねえ。」

※ スゴイ発想ですねえ。

 

②紅葉情報のため、「もみじ」も持っての撮影時

K 「Mさん、きれいに撮ってくださいよ。」

M  「大丈夫。もとがいいから。(ククク)」

※ ここで照れ笑いをするところが、美少年Mさんらしいですね。

 

③古民家の飾りつけをしていた時のこと

女性陣「この辺に、花がほしいよねえ」

○   「もう、十分、花がいます」

※ 次々に言葉が出てきますねえ。

 

④菊池記念館でかわいらしい花を見つけた時のこと

K 「この花かわいいですね。」

○ 「Kさんが隣にいたら、大したことないですよ。」

※ ここまできたら「天才」だ。

 

◆番外編◆

 「ええっ。こんなの無理や。」というあなた。心配ありません。

 腕を上げてきた「ほめちぎり」集団も、時々失敗することがあります。

 

①何にもない普通の日の朝

○ 「Kさん、髪切りましたね」

K 「切ってませんよ。それ先週の話でしょう。」

M紀「ハハハハハ。○君失敗」

K 「朝から 減て~ん」

 

②美少年Mさんが、髪を切り、さわやかになってきた日

M紀「Mさん。髪切ってる。ますます美少年。かっこいい。」

○ 「僕も2~3日前に切ったのに、こんなに反応してもらえんかった・・・・・。」

M紀・T・K 「もう、いじけんでよ。」

 

 いかがでしたでしょうか。参考になりましたでしょうか。

 また、語録が貯まりましたら、ご報告します。

 

※ 写真は、先週の土曜日、上米良地区の高台から見た「市房山」です。

  市房山は九州山地の一つで、熊本県との県境になります。

  もう少し寒くなると、雪化粧した市房山頂を麓から見ることができます。

itifusa.JPG

 

 

日時:2009年12月 1日 08:00  投稿者:西米良駐在員

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