『あんど』の表情
諸塚村では次のような会話(というか感想)をよく耳にします。
【例1】 (草刈り作業が終わった後に)・・・・・「もうあんどした。」
【例2】 (タケノコ料理をたらふく食べた後に)・・・・・・・「もうあんどした。」
このような会話を聞くと、「そうか、伸びた草を刈ってしまって安心(安堵)したんだね」とか、「今年は
裏年にあたるので、数少ないタケノコ料理が食べれてほっとしたのかな~」・・・・とかつての私だった
らそう訳します。
しかし、諸塚村で聞く「あんどした」は、「安心した」の意ではなく、「飽きた」という意味で使わ
れている場合が多いんですよ。
つまり、文例を諸塚バージョンで通訳すると、
「草刈り作業はめちゃくちゃ疲れた~。もうしばらくいいわ!」であったり、
「タケノコ料理もこれだけ食べるともう飽きた!」といった感じになると思います。
もちろん、会話の流れによっては一般的な「安堵」を示す場合もあります。
聞き分けのポイントは、話す相手の『あんど』の表情ってところでしょうか(正反対になりますので)。
どちらの意味かわからない時は、ただひたすら「うん、うん、そうね~」です。
私も最近は、「Tさんのギャグを聞いてもうあんどした~!」という声に戦線恐々してます・・・・・・。
(元々あんどさせているという説が業界では最有力?)
それでも、何気なく好きなフレーズになりつつありますね。
以上、今週のもろ会話講座でした。
