「ぺろり」と「ホロロ」
南川神楽の練習は偶数日。
7回目にしてようやく舞いの流れや形みたいなものがわかってきたような気がします。
(業界では「あれだけマンツーマンしてもらった割には遅すぎ!」という声も!?)
いつも練習の始めには4人で必ず「地割(じわり)」と呼ばれる舞いをするんです。
だいたい自称若手が。
↑ 地割を舞ってます。 汗だく大盛り!
この「地割」は33番ある神楽の基本とされていて、この地割が舞えるようになれば他の舞いもでき
やすくなるそうですよ。
私が本番で舞わせていただくのは「牛頭天(上)」ですが、足の動きなどはほとんど地割と同じのよう
なので、まずは「地割」の体得が最優先事項なんですよね。
そんな地割も少しずつだけど様々な動きのパターンを覚えてきて、だんだん舞うのが楽しくなってきま
したよ~。
最初は全然わからなかった「ねじ足」、「わき寄せ」、「道中」、「舞い寄り」等の動作をクリアする
のは時間の問題かと勝手に思っちゃってます。
しかしながら・・・・・・。
自分にとって最大の関門は「ぺろり」と呼ばれる動き。
体の向きや足の返しをする際にかなり複雑な動作があるんです。
ペロリを前にすれば、かつて苦戦していた消防規律訓練の「まわれ右前へすすめ!」の動きが簡単
に思えるほどなんですよ。
フィギュアスケートに例えれば(またですが・・・)、イナバウアーの体勢から3回転-2回転-2回転
のコンビネーションジャンプを跳ぶくらい高難度ですね。
実際に跳んだことはないけど。。
そして、もう1つのハードルが「ホロロ」という合図。
神楽を舞う際の指令塔的存在である「先地(せんじ)」と呼ばれる人が、舞いの動きが大きく変
わる際に「さぁ、次の動きに行くぞ!」という感じで「ほろろ!」って合図するんです。
一つの動作を3回繰り返すと、この先地から「ヨイ!」とか「ホロロ!」といった合図が発せられます
が、練習開始当初はこの3回ずつのパターンがわからず、「ホロロ」の合図が出るといつもの5倍増し
で挙動不審になったものです^^;
近頃は舞っている最中に「(ホロロが)来る。きっと来る。」・・・と確信が持てるようになってきました
よ。
練習が進むにつれ、ベテラン陣が登場してきます(↑)
昨日(20日)は光GENJIも驚くほどの剣の舞(正式には「地割(下)」)を見せていただきましたよ。
ベテラン陣の舞いに「ぺろり」と「ホロロ」攻略のお手本が!見るのも勉強ですね。
本番まであと2週間ちょっと。
「ぺろり」も「ホロロ(後の動き)」もこの1週間で必ず自分のモノにしてみせます!
ただ、神楽はコンペティションではないので、本番は楽しみながら舞うことに専念したいですね。
(荒川静香さんのオリンピック選手へ向けたエールを引用)
