レベルアップ
諸塚村中心部にある商店街方面を撮りました。 夏に。
ブログ納め2009で少しだけ触れましたが、
すっかり見慣れたのどかな川沿いの景色も、今年から大きく変わっていくんです。
きっかけは宮崎県の全体にわたり甚大な被害を出した平成17年の台風14号。
ここ諸塚村でも未曾有の大水害をもたらし、当時の商店街は今の風景からは想像もできない状況だ
ったようです。
↑ H17台風14号による被害(左写真:村中心部、右写真:諸塚村を流れる耳川)
水位は、一時ベスト電器さんの看板部分にまで達したそうです。
現在は、この台風14号で水害に遭った中心部の嵩上げ工事「水防災事業」が県により進めら
れているんです。
この事業は、道路と家屋の高さを現在のレベルから数メートル上げることによって、耳川の大増水か
ら守ることを目的としたもので、場所によっては4メートル近く上がります。
何だかピンときませんが・・・・。
水防災事業は今年から本格的に始まり、これから商店街をはじめ地域住民の方々は仮店舗・仮住
居での生活となるんです。
長い方では4年近く仮移転となるようです。
村民の暮らしを支える中心商店街が一時的にバラバラになることは、移転される方にとっても諸塚村
全体にとっても大きな問題なのですが、「二度とああいう災害に遭いたくない」との思いで、商店街の
方をはじめみんなでこの事業を乗り切ろうとしているんですよね。
それにしても、平坦地の少ない諸塚村では、仮移転先地を見つけることが本当に大変そうです・・。
そんな中、先日は東国原知事が諸塚村に来られ、これから仮移転をする商店街の方々を激励されま
した。
↑ 水防災事業予定地を視察
地元の商店主の方々との昼食会では、水防災事業の計画をはじめ新たなまちづくりに向けた取組の
話も聞かれていました。
↑ 商店街や地元の皆さんも元気をいただいたようです^^
ところで、
昼食会でも話題になりましたが、村中心部では、今回の事業を機に、嵩上げと併せて新たなまち
づくりに取り組もうとしているんですよ。
まちづくりの詳細はまた別の機会に御紹介させていただきますね。
都市部の商業地と違い、地域の商店街は「店舗兼住居」となっている場合がほとんどですので、数ヶ
月後に仮移転を控えた今の段階では、仮移転先=生活の拠点の確保が最優先となります。
何よりもそこに住んでいる方々の「生活」がかかっている・・・・そういうものを今肌で感じているんで
すよね。
これから仮移転先が決まり生活が落ち着いていく中で、将来の商店街のまちづくりに向けた取組を
精一杯応援していければ・・・・と個人的にはそう思っています。
今回の事業を通じて上がるのが土地・家屋の高さレベルだけでなく、この大きな局面に対する村全
体の団結や、数年後に再び戻ってくる商店街など、様々なものがいろんな形でレベルアップしてい
く機会になるといいですよね。
