この木なんの木
気になる気になる木なんです☆
でも、名前は知ってる木ですから!
この木は「椎(しい)の木」、またの名を「こうじの木」といい、南川神楽の世界では「神の木」と
されているんですよ。
諸塚村の南川神楽や戸下神楽では、既存建物の中で舞うのではなく、神楽の前日に豊臣秀吉の墨
俣一夜城よりも早いスピードで!?「御高屋(みこや)」という神楽の舞台(建物)を作り上げる
んです。
この「椎の木」は、その御高屋の柱等として使われます。
神楽の練習が始まって間もないとある休日。
今年の神楽開催地の松原地区(南川地区の中の一地区)の皆さんに誘われて御高屋の材料切り
出し作業に参加してきました。
山の中に入って、柱にふさわしい木を数本選ぶのです。
私も伐採の様子を間近で見てみようと思って入山を試みたその時!
足元付近に恐るべき装置が・・・・・・・↓
イノシシの罠!
うっかり踏んでしまったものならば、本家キャイ~ンも太鼓判の泣き声が山中にこだましそうな感じで
したね・・。
この罠を目にしてからというもの、他にも罠がないか心配で進行速度は失速してしまい、伐採現場に
追いついた時には最後の1本が切られるところでした↓(遅すぎ!)
切った木はそのまま自然乾燥させ、神楽の前日には御高屋の一部になります。
さればでございます。
そもそも、スピリチュアル的にも「神の木」と呼ばれる木を無断でばっさばっさと切っていいはずもな
く、当然神様はお怒りになるそうです。
私も、用地の仕事をしていた頃は、とかく「御神木」と呼ばれる木には敏感になったものです。
松原地区の皆さんも、「今頃、神様が怒っているから^^」という見事な確信犯っぷり!
おまけに、現場に立ち会った私も同罪になるようで・・・・・・・。
かつての私の決めゼリフ「まじんが~!?」(業界では有名)を久々に発しそうになりましたよ^^
このお怒りを鎮めるのは南川神楽当日となります。
神楽の中の一幕で「三荒神(さんこうじん)」が現れて、「勝手に木を切るとはどういうことか
ね!?」などと神主が詰問される場面があるそうです。
くわばらくわばら。
許してもらえんかったらどうしよう・・・・とまたもやいつもの心配性が発症しましたが、
最終的には心強い神主さんによってうまくなだめていただくと聞き安堵いたしました。
↑ 三荒神。 この形相を見ると、幼い頃、地元都農町の一の宮神社夏祭りで天狗に追いかけられた
トラウマが・・・・・。。
私も当日は誠心誠意神楽を舞うことによって・・・・・・・許してもらえるー気にーなるでしょう♪
厳しい冬の後は常に春ですから^^(着氷です。)
御高屋の完成が楽しみですね!
さて作業後は、松原地区において松村家獲得のご当地猪肉と中原家お買い上げの高鍋牡蠣を(運
よく)御馳走になりました。
海幸山幸の共宴に興奮していつもよりハイペースでプリン体を摂取。
3時頃から始めた宴は気がつくとシンデレラも慌てふためく午前12時だったのでした・・・・・(お泊まり
コース)。
贅沢な休日をごちそうさまでした!
