みちきり
先日の中尾地区作業では、男性陣8名が2班に分かれ、水源地まで6㎞の道沿いの草を鮮やかな
スピードで刈っていました。
諸塚では道路沿いの草を刈ることを「みちきり」といいます。
夏の間は、あちらこちらでこの「みちきり」をしている光景が見られるんです。
ちなみに、朝に草刈りすることを「朝山」、夕方の作業を「夕山」(ゆうやま)と言うそうです。
「夕山」とか聞くと涼しい感じがしますが、草刈りとなると夏は夕方でも大変ですよね。
地区によっては、競うように「みちきり」をする地区があるのを聞いたときはびっくりしました。
みちきりを競うという某地区の村政座談会の時のことですが、その地区に入ると、道路沿いの草が
きれいに刈られていたんです。
それを見て「なるほど~」と納得。
見たときにとてもいい感じがするし、本当にありがたいことだと思いました。
諸塚村では、ほとんどの人が草刈り機を1台持っていて、刃の手入れまで自分達でちゃんとやってい
るんですよね。
ちなみに、このあたりでは除草剤を使うところをあまり見ないんです。
その理由を聞いてみたところ、除草剤の使用によって根まで枯れてしまい、地盤が緩んでブロック積
等の構造物が崩れる恐れがあるからだそうです。
また、あまり心配はないのですが、水が命の山間部では土壌や水質を守るために敢えて使用しない
という方もいます。
こういうところでも山を守るための想いがあるのだなと感心しました。
しかし、このみちきり作業は、高齢化や人口減少が進むにつれ、ここ諸塚でも1人あたりの作業量は
以前に比べると結構増えているようで、年々大変になってはいるようです。
自分もある時は「手鎌隊」、そしてまたある時は「草収集隊」として、作業サポートのエキスパート
になれるよう頑張っていきたいと思います。
