事務局ブログ

村の「つながり」仕掛け人―椎葉村

中山間界の新人、Doん子です。

最近、家の扇風機をつけると温風が出て、某小林市のポスターのように、思わず「ぬりがよ。」と言ってしまいます。

 

さてさて前回に引き続き、シリーズ「Doん子の『あの人に会いたい』vol.2」。

今回は椎葉村で地域おこし協力隊として活躍する 天野 朋美さんをご紹介します。

 

地域おこし協力隊は総務省の制度で、都市部の人が移り住んで自治体から委嘱を受け、1~3年の任期の中で地域おこしに取り組むという制度です。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、

椎葉村の地域おこし協力隊は、それぞれ明確なミッションを持っています。

天野さんが担当しているのは「空き施設利活用プロジェクト」。


なんでも、椎葉村では、この5月に移転して使わなくなった特別養護老人ホームを改修してテレワークセンターをオープンさせ、天野さんはセンター活用のリーダーを務めてらっしゃるとのこと。現場を突撃しました。


katerie1.jpeg


 















Q テレワークセンター katerie (カテリエ)について教えてください。

 

  インターネットを使いながら、場所や時間にあまりとらわれずに仕事ができる「テレワーク」に挑戦したい村内の方々の応援し、拠点として使ってもらうための施設です。

  「katerie」という名前は、村に伝わる助け合いの精神を表す言葉、「かてーり」にちなんでいます。


Q どんな施設があるんですか?

  パソコンを使った作業や、打ち合わせや会議の場として使えるスペースを備えています。施設内はWi-Fi完備。プロジェクターやコピー機といった必要な機器も揃っています。トートバッグに転写できる、特殊シートが出力できる機械もあるんですよ。


katerie2.jpeg











katerie3.jpeg


















Q へぇ、すごいですね。ここってもともと、老人ホームだったんですよね?

 

そうですよ。よく見ると端々にその名残があります。

例えば、ワーキングスペースの机は、老人ホームで使っていたタンス兼鏡台が使ってあるんです。部屋の扉も、全部スライド式でバリアフリーになっています。


katerie4.jpeg



















Q どんなふうに施設は活用されるんでしょうか?

 

  例えば、子育て真っ盛りの方や、フルタイムではないけれど家業がある方が、インターネットを使ってできるちょっとしたお仕事を、ライティング(記事の執筆)やテープ起こしといった作業をスキルをつけながら取り組んでいただくといったものです。1階にはキッズスペースも備えていて、小さいお子さんがそこで遊ぶこともできます。

 

Q 育児中の方にはうれしい施設ですね。

 

  そうですね、椎葉村の立地にとらわれず、また育児の合間を縫って自分のタイミングで仕事ができるテレワークには、新しい可能性があると思います。

  6月からはライティング講座も開いていて、村内の方に新しい働き方を見つけてもらう試みを行っています。


ライティングセミナー.jpg
























Q 地域おこし協力隊として椎葉に来ようと思った理由は何ですか?

 

 広島県出身なんですけど、初めて来た時に一目惚れしちゃったんですよ。「ここに住みたい!」って。 自然豊かだし、人が何よりあったかい。本当に「かてーり」の精神が強いと思います。

 

Q そして、今年は村民の新しい働く場の提供だけではなくて、何やら新しいプロジェクトを始めたそうですね。


katerie6.jpeg




















「ローカル・ライト(local write)」というプロジェクトに取り組んでいます。都市圏の方々に、椎葉に来てもらって記事を書いてもらうというものです。これまで東京、埼玉、愛知などから来られています。外の人の目で椎葉を見てもらって、村の人が気づかないイイところを文章で表現してもらおうという試みです。

  またこういった都市圏の人達に来てもらって「関係人口」を築いていくことで、テレワークだけじゃない椎葉村のソトとの人つながりが作って行きたいと思います。

 

 ※「関係人口」とは(Doん子的ミニ解説)

  昨年来、特に中山間界では話題沸騰中のキーワード。

  例えば自分のお気に入りの地域に頻繁に通ったり、定期的に特産品を買ったり、といった「観光以上移住未満」の行動で、地域に関わっていく人達のことです。



愛らしい風貌とキラキラした目の天野さん。最近は、村内で発行される地域おこし協力隊だよりを見た村の方から、通りすがりに「あら、天野さんやがねぇ」と声をかけられることもあるそうで。きっと、村の内外をつなぐキーパーソンとして、ますます椎葉村の人気者になっていくこと間違いないでしょう。

 以上、Doん子がお伝えしました。

 

 

■関連リンク■

 宮崎ひなた暮らしUIJセンター(県内の地域おこし協力隊募集情報もあります)

地域おこし協力隊の制度について(総務省)

 


日時:2018年8月16日 09:47  投稿者:事務局

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