事務局ブログ

2017年10月の記事

秋だけに秋元集落(高千穂町)へ

中山間界の新人、Doん子です。


10月も終わりに近づいたある日、高千穂町秋元集落に出かけてきました。
高千穂町中心部から車で30~40分、途中離合が難しい道路をいくつもくぐり抜けてたどり着く山間部の集落です。平成29年6月現在で世帯数39を数えます。

(東日本ではあまり通じませんが、車のすれ違いのことを西日本では「離合」といいます。中山間界の新人にとっては、山道の離合の難しさは一大問題!)


 集落の入り口には水車があり、きれいな沢が流れていました。

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 中山間界にちょっと詳しい方ならご存じのとおり、秋元はただの集落ではありません。
この立地と規模ですが、年間数万人単位で外部から観光に来られます。
集落内に特段大きなレジャー施設があるわけではありません。ただ、この四季折々の自然と集落の方の元気と人柄、そして行動力が多くの人を秋元に引きつけています。

この日も、いかにも観光客らしき20~30代の女性が車でDoん子の前を通り過ぎて行きました。
パワースポットとして口コミで人気がある、秋元神社に向かったようです。

秋元神社は建盤龍命(たていわたつみのみこと)が創建し、1683年に現在の地に創立したと伝えられています。拝殿が鬼門(北東)を向いていることから大きなパワーがやどると言われているパワースポットなんです。もう少しすると御神木の銀杏も見事な黄色に染まるそう。

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 この食堂は地域のおばちゃん達が3年ほど前に始めた食堂。集落のメインストリート沿いにあるものの、以前は空き屋でした。そのままにしておくのはもったいないと、10人の女性が3年ほど前に一年発起。
 うどんランチ600円が売りです。梅干し、油みそなどおばちゃんたちが作った手作り品も買うことができます。
今年の神楽もここで奉納されるそうです。
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 集落内には、2人の飯干さんがそれぞれ作った民宿があります。
なんと、4分の1ほどが外国人観光客の宿泊なんだそうです。
この日の晩もフランス人の夫婦が泊まりに来ると話しておられました。
その内の1軒を実際に見せていただき、Doん子も納得。
こんなソファーに座って山々をのんびり眺められるなんてすてき!

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特に欧米の方は、複数泊滞在しながら集落を散策したり、秋元を起点に周辺観光をされる方が多いとのこと。山の中だからできる、贅沢な時間の使い方ですね。

また、株式会社高千穂ムラたびでは、この地域でとれるお米と湧き水を使った甘酒とどぶろくを生産。若者の雇用にもつながっています。
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 「あと2週間もすると、山一面が色づいてきれいになりますよ」と飯干さんの言葉。
秋のお出かけに山間の集落を訪れてみては?!


以上、たくさんのエネルギーをもらって、山道をトコトコ帰ってきたDoん子でした。








日時:2017年10月30日 11:02  投稿者:事務局

ジビエ女子が語る その②

中山間界の新人、Doん子です。
前回に引き続き、ジビエ女子会の模様をお届けします。

【西米良産の「1点モノ」づくり 小牟田 明歌音さん】
続いて登場したのは、小牟田 明歌音さん。
新富町出身で、一度都会に出て働いた後、宮崎に戻ってくることを決心、
現在は西米良村で地域おこし協力隊として活動されています。


西米良では「上米良地域資源活用活性化協議会」でジビエの活用を進めていますが、
食べるだけではなく、皮も活用できないかと取り組みを進めています。

女子会では、長時間流水で獣の皮を洗い流し、
国内の業者さんになめしてもらった後、
小銭入れや印鑑入れ、ピアスや髪飾りなどの小物に加工する様子を話されていました。

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彼女が手がける作品はとってもカラフル。
女性ならではのセンスが光ります。
しかも触ってみるととっても革がやわらかい!
「同じ赤色をつけようと思っても、捕れた個体の皮やなめしの状況で同じ色にはならないんです。
 まさにどれも1点モノなんですよ。」


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先日はクラウドファンディングに挑戦して、見事、工房を立ち上げの資金獲得に成功しました。
「村のおばちゃんたちが小遣い稼ぎができるような工房にしたいんです」そんな夢を語ってくださった小牟田さん。これからの展開が楽しみです。


【やっぱりジビエでやりたかったんです 藤木 浩美さん】
五ヶ瀬町鞍岡でトマト農家を営む藤木浩美さん。
キッチンスタジオまで持つ藤木さんは、
研究を重ねてイノシシ肉でトマトソースを開発・販売されています。
この日の女子会では、このジビエソースをのせたバケットがテーブルに並びました。

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最大の隠し味は五ヶ瀬・祇園山の4億3千万年前の地層から湧き出る水。
この古代からの贈り物をソースに加え、おしゃれな小瓶で売り出し中。

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「都会のデパートで対面販売をするんですが、お客さんにイノシシの肉ですって言ったとたんにハードルが数段上がるんですよ。そもそも食べるものじゃないって思っている人が意外と多くて。それでも、牛肉や鶏肉じゃなくて、自分が育った山々の恵み、ジビエでやりたかったんです。」と藤木さん。

トマトとともに、藤木さんのふるさとに対する真っ赤な情熱がつまっているんですね。


この日の宴は、お客さんからも質問が続出。いいコミュニケーションの場にもなったようです。
以上、熱気あふれるジビエ女子会の会場から、Doん子がお伝えしました。




日時:2017年10月23日 11:23  投稿者:事務局

ジビエ女子が語る その①


中山間界の新人、Doん子です。
先日、宮崎市内某所の飲食店で「ジビエ女子会」なるものが開かれると聞いて行ってきました。

「ジビエ」って・・・
そもそもジビエって何なの?ここ数年なんとなく聞いたことはある言葉ですが、
Doん子も事務局に来るまでは、ちゃんと調べたことはありませんでした。

農林水産省のホームページを見ると、
「ジビエとは、狩猟で得た自然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化」とあります。

日本ではいシカ、イノシシが挙げられますが、実は狩猟の対象となっている野ウサギやキジなどの野生鳥獣もジビエに入るらしいです。

この日のメニューは、シカのローストやシシ肉のパスタなどジビエづくし!
どれも臭みはなく、ヘルシーで独特の味わいがあって大満足^o^

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この日のメインはジビエ料理だけではありません。

狩猟とかシシ肉・シカ肉というと、
なんとな~く田舎の男性ばっかりの世界と思っていませんか?
そんなイメージを見事くつがえしてくれたのが
この県内のジビエ美女3人による、熱いジビエトーク。

この女子3人、ジビエを世に広めるべく、実にかっこよく活動されているのです。


【狩猟集団の裏方 松田 陽子さん】

オレンジの安全服に身を包んで登場したのは、
延岡市でジビエの加工・販売を行っている会社にお勤めの松田陽子さん。
猟犬の訓練や狩猟に使う通信機器の販売に携わっているそうです。

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彼女がまず観客に見せたのは、
イノシシの猟の模様をハンターの目線につけたカメラでとらえた映像。
超急峻な道なき山の中を、ハンターが息を切らせて走って行くと、
突然、2頭の猟犬がイノシシにかみついたまま斜面を滑り落ちてきました。
犬にかみつかれてヒーヒーとのたうちまわるイノシシ。

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初めて見る猟の風景はとても緊迫感がありました。
同時に、こうやって捕まえたおいしくジビエをいただけることがありがたく感じました。

松田さんに猟犬用のGPS付きの首輪とその受信機を見せていただきました。
なんとマイクもついており、無線を通じて、犬の位置どころか猟犬の息づかいや
獲物の声も拾って届けてくれるそうです。狩猟もハイテクなんですね~
これが持ってみると結構重い。これを首に巻いて走り回る犬さんも大変じゃぁ。

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16人のハンターが所属する狩猟集団のサポーター役として活躍する松田さん。
「狩猟とジビエについてもっと多くの人に知ってもらいたい」と語ってくれました。


その②につづく。










日時:2017年10月19日 09:18  投稿者:事務局

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