事務局ブログ

2016年10月の記事

集落、まち、県までつなぐホイホイ君。

ネイマールです。

九州山地のど真ん中、"平成の桃源郷"こと、宮崎県西米良村。

宮崎県で最も人口の少ないこの村では、村営バス「やまびこ号」が走っています。

村内2路線のほか、県境を境に接しているお隣・熊本県湯前町とも結ばれています。

(湯前線は、平成2810月現在、平日4本、土日祝日2本運行。)

 

そこで、県をまたぐコミュニティバスとはどんなものか、自ら乗ってまいりました。

 

小雨の降る中、村の中心施設「村所驛」をこの日3便目、定刻どおり1435分に出発。

①やまびこ号.JPG

 

村のキャラクター「ホイホイ君」がボディにあしらわれた可愛いマイクロバスは、整備された国道219号を西へと向かいます。

 

てっきり国道219号沿いの停留所を結びながらただ走っていくものと思っていたネイマール。ところが、それは大きな勘違い。

 

村の西部に位置する板谷(いたや)地区、八重(はえ)地区にある集落に入り込んでいったのです。

②脇道.JPG



 

通学、買物、医療などがが困難になってきている山あいの住民にとって、このやまびこ号が、いかに貴重な存在であるかということを、本当に実感した日になりました。

③バス停.JPG

 

県境の峠を越え、所要1時間で終点の湯前駅に到着。

④湯前駅.JPG


駅で待っていた数人のお客さんを載せ、バスは西米良村へと折り返していきました。

 

そこに人の暮らしがあり、里人の声が山あいにこだまし続ける西米良村を、やまびこ号は今日も元気にホイホイと駆け巡っていることでしょう。

(湯前駅に併設された交流施設「湯~とぴあ」。特産品の販売、観光管内等の役割も果たしています。)

⑤湯~とぴあ店内.JPG

 

<おまけ>

湯前駅は第3セクター「くま川鉄道」の始発(終着)駅。

中も外もお洒落な観光列車、その名も「田園シンフォニー号」。普通列車として運行することもあり、この日も途中から、通学の高校生が多数乗車していました。何とも贅沢...。

⑩田園シンフォニー・外観.JPG


⑪車内内装.JPG


日時:2016年10月31日 17:19  投稿者:事務局

尾鈴山の表と裏?

ネイマールです。 

 

尾鈴山は、あたかも宮崎の県北と県南とを分ける目印であるかのように、宮崎県央部にそびえる標高1,405mの山。その一帯は県立公園に指定されています。

 

宮崎平野から北の方角に望む姿は、ネイマールにとっても好きな風景の一つです。

尾鈴山(旬ナビより).jpg

 

では、次の写真に写っている山はというと...?

②.JPG

 

そう、これも尾鈴山。日ごろ私が見ている側とは全く反対の方向、日向市東郷町坪谷から望んだ姿です。

 

この坪谷の地は、酒と旅を愛した歌人・若山牧水の生誕の地。記念文学館があるほか、生家が保存されています。

③.JPG

 

"ふるさとの 尾鈴の山の かなしさよ 秋もかすみの たなびきてをり"

故郷の尾鈴山はなんとも懐かしく愛しいことよ。秋には美しい霞が棚引いているのです。

...と、故郷の山を題材にした歌を残している牧水。

おそらく今とそう大きくは変わることのない山容を、牧水も眺めていたことでしょう。

 

牧水が見ていたもの、私が見ているもの、そのどちらも紛れもなく尾鈴山。

 

全く同じものであっても、見る方向によって全く異なる姿に映る場合もあるのです。

日頃、様々なモノを見る場合について、普段とは異なる尾鈴山を見て、チョットと考えさせられたような気がします。

 

尾鈴山は、これからもずっと、多くの宮崎県民からの眼差しを、東西南北、あらゆる方向から受け続けていくことでしょう。

④.jpg

 

清流・坪谷川とともに、その美しい姿が末永く受け継がれていくことを願い、東郷の地を後にしました。

(牧水の生家のわきを流れる坪谷川)

⑤.JPG

日時:2016年10月24日 08:30  投稿者:事務局

"こんにちは"を売っています!

ネイマールです。 

 

美郷町南郷の上渡川(かみどがわ)は、九州山地の山懐に抱かれた集落。

①.JPG

 


この上渡川に、毎日の暮らしを支える拠点が今年8月にお目見えしました。

その名も「こんにちや」。

 

経営者は、これまた住民の皆様にとって大事な生活機能である簡易郵便局の局長さん。

渡川の活性化に取り組む若者グループ渡川ONE(どがわん)のメンバーでもあります。

③.JPG

 

元々あった酒屋さんの閉店を機にオープンした「こんにちや」を、局長さんと奥様で切り盛りされています。

 

5坪(約15㎡)ほどのスペースには、色々な日用品が所狭しと、競うように並んでいます。

④.JPG


アルコール、ソフトドリンク、インスタントラーメン、菓子、調味料、パン(週に1回、日向市から配送。ちょうどこの日がパンの日。)、野菜の種、香典袋に子供用のノート、竹ぼうき、・・・ちょっと欲しい時、今すぐ欲しい時にあると本当に助かるようなものばかり。

 

⑤.JPG

 

でもこのお店は、単に日用品を売る場であるだけでなく、人が集い絆を深める場でもでもあります(店内にはソファーもありました。)

⑥.JPG


つまり「こんにちや」は、「こんにちは」も売り買いするお店。

たとえ小さなお店であっても、地域にとって、と~っても大きな存在なのです。


②.JPG

 

あなたも、この豊かな自然に囲まれた山里の集落のお店を訪ねてみてください。

その時は、こう言いながらドアを開けてみましょう。"こんにちや~"って!

(地名の由来でもある清流・渡川)

DSCF3319.JPG



日時:2016年10月14日 10:50  投稿者:事務局

目立たない仕事も頑張ってます。

ネイマールです。 

 

2014年7月のブログでも取り上げた、一ツ瀬川にかかる「一ツ瀬ダム」は、九州でも有数の発電量を誇るダムです。

一ツ瀬ダム.jpg

 

しかしこの一ツ瀬ダムの陰で大切な仕事をしているダムがあります。

それが一ツ瀬ダムの約12km下流にある「杉安ダム」です。

 

昭和38年に運転開始した杉安ダムの第一の仕事は、下流の杉安発電所で使用する発電用水を貯めることですが、

それ以外に果たしている大切な役割があります。

 

一ツ瀬ダムで貯められた大量の水が一気に川に戻ることによる影響を少なくするため、一旦、杉安ダムが受け止めた後、下流へと放流しているのです。

20161004_215624.jpg

 

ところで、皆さんの周りを見ていかがでしょう?

あまり表だって目立たなくても、実はとても大切な仕事を担っている...というような人がいたりしませんか?決して華々しいとは言えなくとも、それを淡々とこなしているような仕事とそれをしている人。

 

日頃、一ツ瀬川と並行する国道219号を車で走っていても、杉安ダムの存在に目もくれることなく、ただその脇をスッと通り過ぎ去っているネイマール、

 

ひょっとすると、人の世界も、ダムの世界も同じなのかもしれない...。

たまたま今回その存在を意識したことで、こんなことを考えてみたところでした。

 

さて、気が付けばもう10月。秋が一歩一歩深まっています。

20161004_215357.jpg


ダムのある杉安渓谷を通る機会があったら、その横を過ぎ去るほんの一瞬でも、杉安ダムのことを頭の中に思い浮かべてみてください。

20161004_215502.jpg

日時:2016年10月 5日 07:42  投稿者:事務局

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