事務局ブログ

2014年12月の記事

「あるものさがし」☆★

 今月16日、高原町にて「集落対策推進事業研修会」を開催し、県内各地から約40名ほどの参加がありました。

  (対象:市町村職員、集落支援員、地域おこし協力隊

 

 私から「集落支援員」及び「地域おこし協力隊」両制度の目的と県内の状況等についての説明を行った後、講演とワークショップを行いました。

 

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 講演は「あるものさがし『もう一度、地元をみつめる』」をテーマとして、講師には熊本県水俣市在住の「地元学ネットワーク」主宰の吉本哲郎氏をお招きしました。

 

 

 吉本氏は水俣市役所職員を経て、現在は全国各地で御活躍されておられる方で、水俣病問題を解決していくために、水俣の再生を"環境"から始められたとのこと。
 その水俣再生にあたっては、住民協働による水、ごみ、食べ物に気をつけるなどして、水俣病の犠牲を無駄にしないような取組(地区環境協定の締結や環境マイスター、ISOなど)が行われた結果、国の表彰等を受けることができ、また今では関東からの修学旅行生も訪れるようになって、地域が元気になったとの事です。

 

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★ (地元学とは) 私なりに簡単にまとめますと・・


    地元学は、地域住民が主体となって、地域資源マップをつくるなどして、
   地域外の方々からの視点も活用しながら、地元を見直すための手法の一つです。
    この時に、「社会を見る力」「勇気をもって意見を発言する」「云ったことには
   責任を持つ」ことが大事とのこと。
    また、実際に地域を動かすのは男性ではなく、女性の力の方が大きいとも (=11月に

   お招きした、別のお方も同じような事をおっしゃていたような・・)。

 

 

 ★(あるものさがしとは) 私なりに簡単にまとめますと・・


   多くの地域では「うちの地区には何もない」というが、実際は地域で当たり前、
  ありふれたものであるが故に、価値に気付いていないだけである(川には魚が泳い
  でいたり、山には桜があったり・・)と。
   よって、「あるものさがし」とは、「ないものねだり」の愚痴をやめて、地域の持
  っている力と人の力を引き出しながら、あるモノを組み合わせるなどして磨いてい
  くこと。
  → 吉本氏は、現在、川南町が高鍋町らと競い合う地域おこしイベント「鍋合戦」
   の誕生にあたっての助言(「海」と「山」の幸を合わせた鍋をつくるべき!!)

   もされておられます。

 

 

 また、現代は価値観が多様化している時代であるため、皆が同じ考えを持つことは難しいとも。したがって、お互いの距離を近づけ、話し合って、"対立"のエネルギーを新たに"創造"するエネルギーへと転換することが大事。そのためには、お互いの違いを認め合うことが必要であると。

 

 御自身の経験を踏まられての御意見には、やはり重みがありますね。勉強させていただきました。ありがとうございました。

 

※【参考】※ 「あるものさがし」・「地元学」 詳しくは・・http://www.city.higashimatsuyama.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/19/jimoto_i.pdf#search='%E5%90%89%E6%9C%AC%E5%93%B2%E9%83%8E+%E3%81%82%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%95%E3%81%8C%E3%81%97'

 

 

 

 

 次のワークショップは「ワールドカフェ形式」で行いました。アイスブレイクの後、ちょっとした飲み物等を用意して、リラックスした環境の元、それぞれが「着任当初、やりたかったこと」と現在のギャップが生まれている原因とその解決策について、議論が行われました。


 時間の都合上、具体的な解決策までは難しかったようですが、地域とのコミュニケーション不足が大きな要因に挙げられており、それを埋めるために努力することが必要という意見が多かった気がします。

 ・ 地域の情報収集を進んで行っていくこと

 ・ 地域に顔を出すこと

 ・ 地域に入るにあたって一人で難しければ友人や知り合いを巻き込むなどして、

  時間をかけながらでも関係性を築いていくこと

 

 また、とある班からは、地域になかなか溶け込めないと当初の目的・目標を見失いがちになるので、「やりたいことをしっかりと周りの人に伝えていくこと」で自分と地域の"幸せ"を見つめ直すことが必要との意見も。 素晴らしい!!

 

 少なからずとも、この議論を通じて、意見交換、交流できる時間になったと思います。

 

 

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 研修会終了後も、市町村職員、地域おこし協力隊らを中心に、名刺交換等が盛んに行われ、交流の時間がしばし続いておりました。
 また、その中では「(市町村職員だけで、または隊員同士だけで独自に)今度、集まる場を設けませんか?」といった前向きな声かけも行われていたようで、それぞれのネットワークづくりの一役をも担えたようにも思えます。

 

 この研修会の内容を地域に持ち帰っていただくことはもちろんのことですが、新たにお知り合いになられた「ご縁」を大事にしていただいて、明日以降の業務等にそれぞれ活かしていただければ幸いです。

 

(原)

日時:2014年12月18日 08:00  投稿者:事務局

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